novel

Distance 5round 松本くんと吉田くん 外野パート

「吉田の先制攻撃か?」

「松本の動揺が伝わってくるぜ」

「おーおー。友達とか、ほんとに吉田は天然だよな」

「まあ、純度は同じくらいだが、松本はこれに免疫がないのが敗因だと予想」

「すげー動揺だなあ。ほんとにあいつはこの学校の生徒かよ」

「自分に関係ないなら別にのあれじゃねーの。だから性癖に気付かないでいた可能性もあるな」

「お、松本陥落。すげー単純すぎ」

「吉田の笑顔は必殺技でいいんじゃねーの」

「見えないから必殺技かどうかわかんねーよ」

「お前、知らないのかよ。吉田サトルって天然笑顔で周りを混乱させながら、カオスを起こしてるのに自分は被害をなんも受けてないという噂」

「カオスとか……。まあ、可愛いとかいう噂は聞いているけどよ。有名な奴らよりはどーかなって程度じゃん」

「ま、吉田に関わった人間からすれば、まさに松本状態になるのは普通だ。松本は更に免疫がないから落ちやすいってことだしな。それに、お前の今年のクラスウォッチ対象は奴らでいいんじゃね?」

「お、それそれ。今年は奴らで決定だな。教室戻ったらさっそくお友達になっておこう」

「相変わらず、お前の変な趣味には呆れるぜ」

「俺の些細な趣味のことよりも、お前のその観察力と情報力の方がこえーよ」

「……俺もそう思う」

 

PS
オチは外野オチ。