novel

ROLLIN'2-7

「槙(まき)、九十九(つくも)の情報まとめはどこまで進んでいる?」
 破壊計画の一部がはっきりしてくると楸も落ち着いてきた。
 今急いで響を探そうとしても無駄だ。動けば動くだけ身動きが取れなくなる。

 九十九自体、本当に存在しているのかもはっきりしない今は、その正体を九十九と呼ぶだけだ。響を連れ去った人間が用意周到にこの爆破事件を絡めてきたからには、両方の問題を解かなければ意味はない。

 響のことは多分偶然だ。この爆破計画が動き出した時に偶然見つけたに違いない。宝生の周辺を洗っていたら嫌でも耳に入るだろうし、写真だって手に入る。
 準備だけは出来ていた。誰の計画で誰の為になったのかは疑問だが、結局のところ爆破スイッチを持っている相手に優先権があったというだけだ。
 響の姿を見つけたことで、両者の利害関係は崩れたに違いない。

 その最初がきっと大阪の事件だ。あれは冬賀が企んでいた計画の一部だったに違いない。しかし、冬賀の予定としていないところで計画が実行されたのは、九十九が勝手に計画を変更したからだ。むしろ急な用事で冬賀が海外に行っていて無事だったことが奇跡に近かったのかもしれない。

「それがお金の動きが面白いですよ。こっちを追った方が確実と言えます」

 九十九が見える存在である方を追えば追うだけ、公安と同じ罠に陥りやすい。九十九が公安で遊んでいたのは確実だからだ。何も彼は大人しくしてたわけではない。公安という見えるおもちゃで情報が合戦をしたりして長期間気に入ってやっていただけだ。案の定新しいおもちゃを手に入れたらあっさりと壊して消してみせた。それが証拠だ。

 九十九の目に見えるお金の動きも公安に怪しまれないようにしてはいる。だが、現実問題金がなければ、九十九も影武者を置いて隠れることは出来ない。それ故にはっきりと見えるものもある。

「現実的でいいな。で、面白い動きはどんな具合だ?」
「それですが、携帯電話の契約件数が異様に多いです」

「携帯? 三つか四つか?」
「いえ、毎月買ってはちゃんと支払いをしているんです。それも全部定額のパケット使いたい放題に加入するようです。個々は破棄する時期もまちまちですが、はっきりしていることがあります」

「なんだ?」
「一本だけずっと契約したままなんです。毎月何かあると絶対に買い換えしたり、破棄したりしているのにですよ」

「固定回線みたいなものか……それで?」
「その回線は、携帯が一般化して、携帯の電波の方式が変わって新たに買った時期まで遡れます。とりあえず全ての回線の情報を仕入れました。リストを見ると面白い結果が出てます」
 その資料を貰って眺めると一目瞭然だった。
 確かに面白い。電話を使う携帯とメールを使う携帯を明らかに分けている。しかも相手に寄って使い分けている徹底ぶりだ。ある意味フォルダ分けをしているようなもので、実に分かりやすすぎる。
 その中で頻繁にかけている回線電話に見覚えがある。

「見覚えあるものがありますよね? 検索可能なリストもパソコンで作ってみました」

「お前、本当に楽しかったんだな……」
 周りも十分疲れているのに、槙だけが元気だ。あんなややこしい作業を頼んだのにもかかわらず、槙は自分が楽しいと思えることは苦にならない性格だ。

「ええ、楽しかったですよ。あまりに有名なものがたくさんでてきましたので」
 そう言われて電話番号を打ち込んでみると、見事に出てくる出てくる。
 これだけでも十分、今回の事に役立つ。更に機密のメール情報さえもどこからか仕入れてきている始末だ。槙が本気を出すとどこからでも情報を出してくるので本当は困る。敵に回られたらこっちは丸裸にされるのが分かるだけに槙の情報筋は公安より怖いのだ。

「隠居じじい同士で遊ぶのが好きだったらしいな、さすが暇人」
「九十九の名前を使っていないところを見ると、隠居さんたちは本当は何と付き合っているのか全然分かっていなかったようですが」

「しかし、冗談で言ったことを本当にやられたわけだ。「そろそろ隠居してもいいんじゃないんですかね。後は若い者に任せて、何かあれば一発いれてやればいいんですよ」か。一発どころかあいつ何十発とデカイの落としたけどな」

「まあ、今頃地獄で本当のことを知って罪の擦り付け合いでもしてるんじゃないんですかね。まあ冗談はこれだけにして、うちの本家の老人にも困ったものです」
 そこにある文字を読んで、楸は頭を抱えたくなった。理由が理由だけに、本当に情けない。

「金が欲しければ自分で稼げ、小遣い貰っている分際でぬけぬけと」

 宝生楸の財布の紐が最近キツイ、正直ぱっと使いたいから騒動でも起きないだろうか。うっかり組長がいなくなっても後継者はいることだし、我々が後継人になれば問題もない。とまあ、小遣いが少なくなったので金払ってる相手殺して使いたい放題しちゃおうぜ計画なわけだ。

「やっぱり九十九には本家の方にこそ仕掛けて欲しかったな。後始末考えなくていいし、総員入れ替えで古いだけの家も建て替えすればいいし、火災保険入ってるから一部は保険でまかなえるのに」
 結構本気で言っている。

 結局九十九はずっと遊んでいたわけだ。表舞台に出てこないのは当たり前だ、あれだけ派手なことをすれば目を付けられるし、監視も厳しくなる。ただ派手なことをして、一歩引いてみると、動いているものが手に取るように分かる環境であることも理解していた。

 神宮領(しんぐり)事件後に全国で派手な行動に出ていた後、九十九自体の動きはほとんど無い。
 目に見える形で九十九は動いてはいなかったが、彼は方法を変えただけだ。
 神宮領にあれほど執着していただけで、他の人間に興味が沸かなかったのもあるだろう。

「ほとんど、隠居の方とばかり連絡を取っていたみたいですね。うちの隠居たちの言い分ははっきり言って恥ずかしいです。某有名な武闘派の方は、組同士を喧嘩させて活性化を図っているというのに」

「うちが集中的に狙われたのは、お小遣いが欲しい老人の暴動でいいんだろうな。小遣い値上げに火気持ち込むなんてさすが腐っても武闘派集団」

「すみませんがそろそろうちの老人の暴動から離れてください」
「馬鹿言ってないとやってらんねぇんだよ」
 集まってくる情報はとりあえず出尽くしたようだ。

 被害は膨大だ。それだけでも頭が痛い。大阪よりも東京で上げた花火の方がでかかったわけだ。
 ほとんどの事務所が被害を受けていて、損害のない事務所を数える方が数え終わるのが早い。
 そこへ本家からの電話だ。いい加減愚痴も言いたくなる。
 その愚痴を言いたかったところを槙に綺麗にもっていかれた。

「こちらの状況が思ったよりも伝わってないようですね。分かりますか? あなたたちの相手をしている暇はないんですよ。そんなに暇があるなら山奥から出てきてくださいよ。たっぷり働いてくれれば賃金上げますよ。あなたたちの不用意な爆弾魔への発言で、こうなった事実ちゃんと掴んでます。ああ、やっぱり貴方でしたか、いかにも言いそうな台詞でしたね。うっかり組長がいなくなってもですか? うっかり組長がいなくなったら、きっと耀様が今回の花火よりもっと大きなのをそこへお見舞いしてくださると思いますよ。今回のことでほとほとあきれ果ててしまいまして、いろいろ調べてましたら、沢山情報が入ってきたんですよ。ほんと暴動が起きても知らないですよ……って切れてるし」
 電話を叩き切る槙に周りがどんどん引いている。
 槙(まき)は普段温厚なだけに、笑顔で嫌みを言うのは得意だ。 

「うっかりしまくってくれたようですので、もうちょっと調べてみますね」
 槙はそう言うと、さっさと九十九と連絡を取り合っていた相手を調べはじめた。

「なんで槙さん、エンジン全開なんですか……」
「俺とは怒るポイントが違うんだ。槙の場合、自分の情報には絶対の自信がある。それを相手が明らかに嘘を吐いて逃れようなんてしようものならそりゃまあ怒るだろうよ」

「えーと」

「二連木(にれぎ)の場合は、相手と銃を向け合っていた最中に、相手がちょっと待て今からマニュアルを読むと言い出して超初心者用マニュアル読みながら安全装置外そうとし、さっきまで真剣に向き合っていたはずなのに肝心のマガジンが入ってないのを見たと思えばいい」

「戦闘力ゼロの素人ですか、面倒だから撃っていいですかね?」
「いいんじゃないか。槙はそうしてる。ただ槙の場合は、わざと急所を外してばかりだけどな。死なない程度にやるのが好きなんだ」

「……槙さん、意外に残酷ですね」
 さっきから組長がまるっきりやる気をなくしている。
 報告することを報告すればちゃんと指示は出してくれるが、どうも二連木との会話が暢気すぎる。

「く、組長、あの非通知の電話がさっきからかかってきてるんですが」
 実は二連木と会話をしている楸の前でさっきから非通知の電話が鳴っている。非通知は音が違うのですぐに誰でも分かる仕組みだ。
 その電話がさっきからけたたましくなっているのに、肝心の組長が出ようとしないのだ。

「知ってる。この忙しい時に非通知の分際で回線独占とは、厚かましい」
「えっといや、そのそれは、一応誘拐犯からの電話じゃないでしょうか?」

「誘拐犯のくせに、何度もかけてくるとは、捕まりたいのか?」
「いや、まだ逆探知も出来ませんし……捕まるわけないじゃないですか」

「めんどくせぇ。捕まえられない状態で電話出て何になる?」
 組長本当に面倒くさそうだった。

 確かに相手を捕まえられる準備はまだ出来ていない。それより現在も現場から被害状況があがってきていて、死者も出ている。あちこちから要請の電話が入り、指示を出す合間に休むしか組長の休み時間は一切無い。
 はっきり言って、誘拐犯の戯言を聞いている時間はまったくないのが現状だ。

「でも、せめて響さんが無事かどうか知ることは出来るかと」
「思わない。九十九が分析通りの性格をしているなら、それは絶対にあり得ない」
 組長はきっぱりとそう言った後、のんびりと答える。

「というかな。昼過ぎに何か薬で眠らされたヤツが、この時間に起きてると思うか?」
「えーともしかしたらおきてるのかも……」

「この非通知、一時間前から鳴ってるぞ。昼から数えて、たったの5時間くらいだ。素人が睡眠効果のそれも即効性のあるものを服用した時、慣れてなきゃ、大抵朝までぐっすりコースだ。賭けてもいいが、響は絶対朝までコースだ」
 そんなこと断言されても困る。全員がそう心で思う。

「さすがに眠ってる相手に何かしようというほど酔狂でもないだろう。九十九の好みがあの目だとしたら尚更だ。ヤツは絶対に思うぞ、面白くないとな」



 そう恋人である組長からはっきりと言い切られたことは実際にあった。
 急な睡眠をさせられた響は移動中も目が覚めることはなく男の目的地に無事到着し、部屋に運んでも目が覚めることはなかった。
 それなりに丁寧に運んだが、普通だったらもう目が覚めていてもおかしくはない時間だ。

 だが、その人物はぐっすり眠っているようで起きてはくれない。薬の量を間違えたのか考えたが、そういえば素人に使ったのは何度もないことを思い出した。
 暫く起きてくれるか様子を見ていたが、一向にその傾向は見えない。
 頬を触って、首筋まで撫でていてふっと気が逸れた。

 あの目がない。見てくれないと非常につまらないことに気付いてしまった。
 下手に眠らせたのは失敗だったか。せめて事前に実験をしておけばよかった。

「あれ、飽きたんですか?」
 ちょうど食事を用意してきた法月(のりつき)が部屋から出てくる男とすれ違った。

「寝てるからつまらない」
「たたき起こせばいいじゃないですか」

「それもつまらない」
「自分でそうしておいてすねないでくださいよ」
 部屋に食事を置こうとして法月が入ろうとすると、それを睨みながら男が言う。

「鍵かけておけ、俺が入るまで誰も入れるなよ。それから触るな」
「そんなに睨まなくても分かってますよ。食事をおいたらすぐ鍵かけておきます。大体開けておいたら何かの拍子に海にでも飛び込まれたら困りますしね。ああ、心配しなくてもこの部屋の窓は内側から開きません」
 法月は男にそう説明してから部屋に入った。

 ベッドには着替えをさせられて眠っている青年がいる。
 外の騒動などまったく知らない眠りに、少し悪態を吐きたくなる。

「東西のトップが争ってまで、そんなに欲しいですかね?」
 食事をベッドの傍に置いて、ついでに青年の顔も覗き込む。顔はそれなりに綺麗だが、正直人の趣味は分からない。それともトップにでもなるような男なら誰でもこういうのがタイプなのか。

「……さぎ……」
 夢でも見ているのか、言葉の断片だけで思い当たるのは宝生楸の名だ。
 調べるにあたって、宝生楸の存在は一度間近で見てみたいものだった。興味本位でホテルのロビーで客のふりをして見ていたら、写真よりも存在感のある男がそれだった。

 周りは武装したボディーガードだろう。その中心にいる宝生は厳しい顔をしている。
 その厳しい視線が一本の電話で表情が変わるのを見た。柔らかい笑みを浮かべているのは意外だった。きっと電話の先にいたのはこの青年だろう。そうして見ていたら視線がいきなり合ったと思う。瞬時にこっちは携帯が鳴ったふりをして誤魔化したのでそれ以上彼を見つめ返すことはしなかった。

 あの時の目は本気でマズイと思った。
 初めて九十九朱明(つくも しゅめい)を見た時と同じ感覚だった。
 幾人かヤクザのトップというのを見てきたが、本物と思わせたのは、九十九以外では宝生楸が二番目だ。そうして認めた相手たちが、まさかこんな青年を取り合う同士になろうとは想像もしなかった。

 ちょっと顔が綺麗な普通のサラリーマン。九十九が言うには、素手なら力業に持って行かないと、早さで負けると言うくらいに強いらしい。だがそんな強そうな外見はしていない。
 ふっと伸ばした手で青年の頬に触れようとして、気配に気付いた。

「……なんですか、取って食ったりしませんよ」
 視線を上げた先には、いつの間に入ってきたのか分からないが、九十九がドアにもたれて睨んでいた。

「触るなと言っておいたはずだが?」
「ああすみませんね。何か喋ったので起きてるのかと確認してました」

「法月、二度はない」
「はいはい、分かりました。それじゃ鍵はご自分で管理してくださいね」
 淡々と言う九十九に法月も淡々と返す。
 そういえば、最初はこんな関係だった。法月はそれを思い出す。ここ10年くらいの馴れ合いが当然と思っていたのは法月だけだったようだ。九十九は結局のところ法月さえ信用していない。

 些細なことでは携帯一つ、彼が全額払っているのは、彼がその金額を知ることで、法月が余計な電話をしていないかを監視する為のものだ。まあ、自分で契約してもう一台構えることは可能だが、それをした瞬間、わずかな信頼もなくすことになるのを今まで幾度も見てきて知っていたのでしていない。

 電話持ちに与えられた携帯は試験の一つだ。無限に使えるものを与えられると人は、信用されていると勘違いする。
 最初の条件は使いたいだけ使えばいい、ただしこっちから常に連絡が取れるように電話はなるたけ開けておけというものがある。大抵はここで素人が脱落する。

 使っていいと言われても、最初の一週間は誰でも緊張する。しかしなかなかかかってこない電話に、滅多なことではかかってこないと学習してしまう。ここが罠だ。この一週間で折り返しかけてくるもののいるが、「用が有ればこっちからかける、心配するな」と言われて安堵し失敗する。一週間は借りてきた猫でも大人しい、慣れると大胆になるのは人間も動物も同じだ。最初の一週間はその携帯の存在になれることだけだ。

 その後雇い主はわざと尾行をつけて、携帯を使って話している最中にだけ電話をかけるのだ。回数が多いだけ雇い主の携帯には、その履歴だけが綺麗に残る仕組みだ。一ヶ月様子を見て、大丈夫だと判断されると二ヶ月目の篩がまっている。最低でも半年かけて完璧なのを見つけ出すのだという。
 この篩にかける作業を専門にやっている業者だっている。
 法月もこの篩に運良くかかって、合格を貰った人間だ。

 そして紹介されたのが九十九だ。最初彼はまったく法月を信用していなかった。というのも、名前も偽名、住んでいるという家も偽物、彼の正体を知ることになったのはそれから三年経ってだ。

 偶然知った九十九という名前に、法月は反応しなかった。彼が何者で何をしているのか段々分かってきていたのもあったし、九十九という名前も本名かどうかも怪しかった。正直名前がどれでもすることは一緒で、何も変わらないかったからだ。深く追求して余計な裏を知って困るよりは、知らない方が楽だった。

 その一年後に、九十九は自分が何者なのかを自分から明かした。
 思えばこれも試験の一つだったのだろう。長年仲間だと思っていた人物が急に姿を見せなくなる。そんなことが日常だ。九十九の我が儘を聞いていれば、それなりにいい生活は出来たし、始終一緒にいるわけでもなかったから苦痛でもなかった。
 ただたわいない我が儘を言う彼が面白かった。それだけだ。

 今はそれさえも彼は見せない。まるで最初から存在しなかったように。
 彼は新しいおもちゃを手に入れたからだ。そう思うと妙に納得する。

 彼は人間さえもおもちゃとして扱う癖がある。人の人生を破滅に追いやっても何の感情もわかない人間だ。自分を探ってくるものをわざと内側に入れて、暫く様子を見、その人物の背景が見えてくると、必要な情報を渡して、最後には全部嘘でしたで終わらせる。

 信用を失って失踪した者の中には公安もいたらしい。とはいえその公安は嘘の情報まみれになり、結局九十九朱明が目の前にいる事実にさえ気づけないほどの未熟ものばかりだ。

 彼が表舞台から去って主にしていたことは、ただの情報操作で如何に人を駒にして動かすことが出来るかというゲームだ。九十九朱明という表舞台の影武者まで用意して、彼は公安というおもちゃを操って遊んでいた。

 ただそのゲームの中にもイレギュラーが存在する。
 ゲーム中に見つけた青年がそれだ。長年忘れていた想いが爆発するだけの威力はあった。

 彼が暴走したのは後にも先にもこれのみだ。
 常に楽しんでゲームをしていた余裕はどこにもない。

 このおもちゃを手に入れる為に、沢山のものを壊してきた。だって彼にはあたらしいおもちゃがいる。他はまったく必要はないからだ。いらなくなったものは全部消す。それが今までの彼のやり方でもあった。
 彼にとってそれまで一緒に楽しんできたパートナーさえ信用しないほどに盲目だ。

 それほどまでに、神宮領という血は、彼の何かを狂わせるものなのか?