禍根の悪魔 ACT1~9 (第一部終了でも続きは書かない)


この話自体、10年前の発掘品です。
当然続きは覚えてないわけです。
話の展開はずっと他の作品に引き継がれていったのですが、これ自体を終わらせるつもりがまったくない。
なのに何故載せるのか。第一部の展開で、他の作品に関係がある部分があり、それを読みたいと言ってくださる方がいらっしゃったので、終わってないが一応置いておきましょうか?という流れです。


登場人物

氷室 斗織(ひむろ とおる)
玖珂 大介(くが だいすけ)

鬼束 智子(おにつか ともこ)
玲泉門院 朱琉(れいせんもんいん あける)

蒼蒔 永時(そうま ながとき)
涼杞 瑞穂(すずき みずほ)


臥竜岡 瀏(ながおか しみず)

2008/07/28~08/31
Last up 2008/08/31

プロローグ
    もうここには何も残ってないのよ。
    Un ter plizeilicher Aufsiht
    (警察の監視の下に……)
ACT1
    鬼束智子SIDE
    首
    Diese Aufgabe fordert uns sehr
    (この課題は私たちに多大な労力を要求する。)
ACT2
    氷室斗織SIDE
    1 未来なんて、いらないと想ってた。
    Sie isteime ratselhafte Frau
    (彼女は不思議な女性だ。)
    2 だって、私は凍えているのよ。
    in der tiefe des Herzens
    (心の奥底で。)
ACT3
    鬼束智子SIDE
    目隠しで彷徨う。
    Weis der Kuckuck!
    (まったくわからない)
ACT4
    氷室斗織SIDE
    空は傷口を開けたまま。
    sich einem Madchen geschickt nahern
    (ある少女に巧みに言い寄る。)
ACT5
    鬼束智子SIDE
    胸をかき鳴らす砂埃。
    Das macht eine abenteuerlichen Eindruck
    (それは奇妙な印象を与える。)


act out1 深い闇へと葬られた
ACT6
    氷室斗織SIDE
    1 なだらかに巡り、こぼれ落ちる
    2 神様が、もしいるのなら
    3 私が呼んだ雨雲。
    eine finstere Ahnung
    (不吉な予感)
ACT7
    鬼束智子SIDE
    たぶん全ては絡って。
    ein gefahrlicher Verbrecher.
    (危険な犯人。)

act out2 深い闇へと葬られた
ACT8
    鬼束智子&氷室斗織SIDE
    1 小鳥が声を殺していれば
    2 なのに、何故私を殺さなかったの?
    3 そして儚いもの
    Er ist nur eine puppe.
    (彼はただの傀儡にすぎない。)


act out3 深い闇へと葬られた
ACT9
    鬼束智子SIDE
    過ちは消せない罪と罰。
    in zweifelhaften Fallen.
    (疑わしい場合には。)


一部了
このあと書く予定もないので題名だけ一覧です。
『自分がこう書くつもりだった様子も』

ACT10
    氷室斗織SIDE
    1 そっと真っ赤な息を吐いた。
    ein Gewbe Von Lugen.
    (網の目のように張り巡らされた嘘。)
『どんどん臥竜岡と親密になり――しかし臥竜岡はある計画を実行した』
    2 それはとても晴れた日で。
    ein trauriger Anblick
    (痛ましい光景。)
『母親が行方不明になり、届いた宅急便の中に――』
ACT11
    鬼束智子SIDE
    大きな空が泣いていた。
    Er wer Voller Trauer un dis Verstorbenen.
    (彼女は母親を亡くした悲しみに暮れていた。)
『お葬式、斗織は自分がその時自暴自棄になっていた……犯人はまだ見つからず、「首」事件と断定』
ACT12
    鬼束智子&氷室斗織SIDE
    1 その先にあるものを恐れてた。
    Der Verdacht traf inh.
    (彼に嫌疑がかかった。)
『斗織はあることをきっかけに、某人物疑いを持つそしてその情報を手に入れる』
    2 私の痛み全てを込めて。
    konnen sie meinen schmerz nachemp finden?
    (私の痛みがおわかりにりますか?)
『「貴方が犯人だったんですね」と突き詰めた時――』
ACT13
    鬼束智子SIDE
    音もなく、滲む星。
    Ich konnte seinen worten nicht trauen.
    (私は彼の言葉を信用できなかった。)
『斗織が行方不明になり、情報を渡した鬼束はある人物を訪ねるが信用できないでいた』
ACT14
    玖珂大介SIDE
    その足音に怯えているの。
    Ein Gefuhl der schuld hangt ihm noch an.
    (罪の意識が彼には今もなお付きまとっている。)
『関わらずに、感じずに逃げようとした。けれど――深い深い闇へと進むしかない大介』
ACT15
    臥竜岡瀏SIDE
    何を望むの? 何を祈るの?
    ein gotteslasterlicher Frevel.
    (神への冒涜。)
『自分は何を望んでこんなことをしているのか? 満足? 快楽? いやどれでもない』
ACT16
    氷室斗織SIDE
    もうすぐ小鳥は死んでいくのよ。
    Ich war dem wahnsim nahe. 
    ( 私は気が狂いそうだった。)
『閉じこめられた斗織は、臥竜岡にある要求をされるが拒否。逃げだそうとするも某人物にはめられたうえに、その人も殺された』

    
ACT17
    鬼束智子SIDE
    祈りは朝を招いて。
    wenn ich irgend kenn 
    (私に何とか出来るならば。)
『大介が動こうとしないのに痺れを切らし、集めた情報から個人的につきあってくれる警部と二人、ある場所を探し歩く。しかし、そこで見たものは――』    


ACT18
    氷室斗織&玖珂大介&臥竜岡瀏SIDE
    1 同じでいられると想う?
    Ich liebe sie, aber sie liebt mich nicht.
(僕は彼女を愛しているが、彼女はぼくを愛していない。)
『同じではいられないと言う斗織に、同じでいいじゃないかと言う臥竜岡。変えてしまったのは貴方なのが分らないのか?と斗織は言う。そこに昔因縁があった過去と決着をつける為に大介が来る』
    2 ただ吐き気がするの。
    Ich Geschrei schallt mir noch inden ohren.
    (彼女の叫びが私の耳にまだ残っている。)
『みんなズタボロ……。殴る蹴る、切る刺す。臥竜岡は、「今は仕方ない」と逮捕される。
 ちなみに斗織背中の傷で重傷、半年目覚めず。大介、腕、肋骨骨折。臥竜岡、脇腹刺されてかなり危なかった状態で逮捕されている。満身創痍』
ACT19
    鬼束智子SIDE
    あなたを知らなければ、引き摺る思い出もなかった。
    seine Antwort war sehr giftig.
    (彼の返答は、非常に悪意に満ちたものだった。)
『鬼束が事件を振り返る。自分がしてしまったこと。関わった人たちのこと』
エピローグ
    零れ射す、光の道標。
    ein geheimnisvulles Lacheln.
    (なぞめいた微笑。)
『そうして振り返ってみて、斗織が戦う姿勢を見せたのは果たして良かった結果だったのか? 彼女の道は、破滅への道で、それは闇の道標ではないか?』

副題のスペルは抜けてたり、いろいろで間違ってます。
ドイツ語です。読めません。
臥竜岡のイメージは当時から好きだった『羊たちの沈黙』の博士です。
歌詞の一部を題名として引用しております。
Coccoアルバム
「ブーゲンビリア」
-首
「クムイウタ」
-小さな雨の日のクワァームイ
-濡れた揺籃
-強く儚い者たち
-あなたへの月
-Rose letter(和訳)
-うたかた
−裸体
-夢路
-SATIE(和訳)
-Raining
「ラプンツェル」
-雲路の果て

ここまで読んでくださってありがとうございます。