R18novel短編

25時-2

「んあっんふっあっあんっあっ……んんっ」
 芦原(あしはら)は北森(きたもり)の乳首の片方を口で吸って、片方を指でいじってやった。北森(きたもり)は腰を振り続け、そのまま達した。
 ビシャリと精液を吐き出し、北森(きたもり)の体が弛緩する。
 芦原(あしはら)はそこでやっと乳首から口を離し、北森(きたもり)が吐き出した精液を指に塗りつけてから、北森(きたもり)のアナルに手を伸ばした。
 閉じている足を開いて、指をアナルにゆっくりと入れていく。
「んん……はあぁ……」
 北森(きたもり)が息を吐いて、指が入ってくるのを迎え入れている。
 これは、もしかしなくても北森(きたもり)はアナルの経験があるのではないかと、芦原(あしはら)は思った。それで乳首も弱いし、自分で腰も振っていた。寝ぼけている、もしくは寝ていてこの反応はおかしいから、北森(きたもり)はセックスをしている夢を見ているのではないか。という予想がついた。
 それなら少しくらい乱暴にしても起きはしないだろう。
「んあっ……あっん……あっ……ああっ……んんっ……あっ」
 北森(きたもり)のアナルを広げる目的でアナルを弄り始めると、北森(きたもり)の息が荒くなる。どうやら気持ちがいいのか、何度も体を震わせている。
「ふっ……あっん……あっ……あっ……」
 そこまでやっていて、初めて北森(きたもり)が目を覚ましたように、うっすらと目を開けている。
「……あっん……なに……あっ」
 うっすらと目を開けているが、頭が回ってない。芦原(あしはら)は慌ててながらも、アナルを弄る手を止めはしなかった。ちょうどいい感じに柔らかくなってきていた。
 北森(きたもり)の頭が回る前に、乳首を同時に弄ってやると、北森(きたもり)が嬌声を上げて体を反らした。
「んぁっあっ……だめっ……あぁっ……ああぁっ」
 北森(きたもり)はシーツを握り、自分からゆっくりと俯せになり、腰を高く上げ始めた。もっとやって欲しいとばかりに、腰だけ芦原(あしはら)に突き出してアナルを見せてくる。
 芦原(あしはら)は北森(きたもり)の耳を舐めてやると、北森(きたもり)はビクンと体を震わせて乱れる。
「ああっ……ゆめ……なの……ああっ……きもち……いい……んぁっ」
 どうやら北森(きたもり)は夢の中でセックスをしていると認識し始めたようだった。夢なら好きなようにできるとでも思っているのか、それとも夢なら楽しもうと思っているのか、芦原(あしはら)の動きに合わせて、北森(きたもり)は従うようだった。
 眠剤はいい形で効いているようで、芦原(あしはら)はなるべく北森(きたもり)の顔を見ないようにした。下手に記憶が残っては後で困りそうだった。
 いい体勢になったので、芦原(あしはら)は北森(きたもり)のアナルにペニスを挿入し始めた。
「あ……んっ……おっきい……の……あぁん……すごい……ああぁあっ」
 あまりにも大きな芦原(あしはら)のペニスに動揺したかのように、北森(きたもり)の腰が逃げそうなのを芦原(あしはら)が腰を掴んで押さえつける。
「だめ……おっきいの、ああぁっ……お○んちん……おっきいの……ああ」
 夢の中だからなのか、北森(きたもり)の言葉がだんだんと幼い感じになってきている。普通ペニスをお○んちんなんて言わないだろうに、言わされたことがあるのか、それとも頭の中なので好きに言っているだけなのか、それは分からないが、どうにも卑猥に聞こえてしかたなかった。
「んあぁっ……はぁはぁはいっちゃった……お○んちんはいっちゃった……あぁあっ」
「……半分しか入ってないぞ……」
 ちょうど芦原(あしはら)のペニスの大きくなっているところが引っかかっていて、なかなか押し入るのも難しい。さすがに慣らしたとはいえ、慣らしたりなかったようだった。
「うそ……半分、お○んちんおきいぃ……あぁああっ……こわれちゃう……」
 北森(きたもり)はゾクゾクッとしたように体を震わせ、ペニスが入っているだけではないと知って、期待と妄想が酷くなっているようだった。
 早く全部入れて欲しいと思っているようで、それでいてそれは後の楽しみにしておきたいというように、腰を振っている。
 半分入ったペニスが北森(きたもり)の動きで少し出たり入ったりをしている。ニチュニチュと音が鳴り、内壁が汁を出しているらしい。
 それを芦原(あしはら)は黙って見ていた。
 物足りないと北森(きたもり)が体を揺らしているが、それでも芦原(あしはら)が動こうとしないので、北森(きたもり)はとうとう言ってしまう。
「……おっきぃお○んちんで……ここ突いて……」
 北森(きたもり)はそう言って自分でお尻を広げ、何度も芦原(あしはら)のペニスを銜え込むように内壁で締め付けた。
「ああぁあっ! ……んぁはっ! ああっ!んああっ!あああぁあっ!」
 期待に応えるように芦原(あしはら)が北森(きたもり)の言う通りに腰を使い出すと、北森(きたもり)は嬌声を上げた。
 気持ちよくて仕方ないと頭を振り、芦原(あしはら)の腰の動きに翻弄される。体をガクガクと揺らされ、アナルは命一杯開かれて芦原(あしはら)のペニスを受け入れる。挿入が速くなると、北森(きたもり)はただただ喘いだ。
「あっあっあっ……んぁあっ……ああっ! んあぁっ! ああっ! んぁっ!」
 パンパンと辺りに響いていたし、北森(きたもり)の声が漏れていたのだが、誰も来ないところを見ると、仮眠室で寝ようとしたのは、北森(きたもり)と芦原(あしはら)の二人だけだったようだ。
「んあぁっ……はぁあっ……いい……んはっいいっ……お○んちん……いいっ」
「そんなに好きならもっとくれてやるよ」
 そう芦原(あしはら)は言うと、まだ入っていない部分まで強引にペニスを押し込んだ。
「……ひぃい――――――っ」
 押し開かれ入ってきたペニスが奥の奥まで押し広げてくるのを感じて、北森(きたもり)は悲鳴を上げた。そこまで誰も入り込んだことはなかった場所をカリが広げている。

「んはあっ……あああっ!」
 一気に入り込んだペニスがズルリと抜ける。そしてまた押し入ってくるのを北森(きたもり)は体全体で受け入れた。
 あまりの感覚に北森(きたもり)の体が崩れそうになるのを芦原(あしはら)は腰を掴んで起こす。膝起ちした状態で下から突きながら芦原(あしはら)は北森(きたもり)の乳首に手を伸ばした。
「いやっん……あっああっ……ちくび……だめっあぁああっ! いくっいくぅう!」
 芦原(あしはら)が北森(きたもり)の乳首を指で摘まんで捏ねながら引っ張ると、北森(きたもり)の体がガクリとしてガクガクッと震えると、北森(きたもり)のペニスから精液が大量に吹き出した。
 ビシャリとシーツを派手に濡らしたが、それでも芦原(あしはら)が乳首を掴んだままで、腰を振り続ける。
「ひぅぅあああっ! ああっ!ひあっ! ああっ!あっ!あああっ!」
 北森(きたもり)はそのまま前に倒れてしまうが、芦原(あしはら)は腰を掴んで強引に腰を動かし続ける。
「ひぁあっ! ……いってるっいってるのっ……ああぁっ! ひあぁあっ!」
 どうやら射精をした後まで突かれるのは初めてらしく、北森(きたもり)が動揺していた。だが、すぐにペニスが勃起してしまい、また射精をしてしまう。
「あぁ――――――っ! ひぁ――――――っ!」
 完全に達しているのに、それでも芦原(あしはら)が突くものだから、北森(きたもり)はとうとう音を上げる。
「もうや……あっああっ! お○んちんこわい……ひっく……うあぁあっ!」
 絶頂に無理矢理二回も達して、それでもまだ感じてしまうことに北森(きたもり)は怖くなったらしい。泣きが入り、芦原(あしはら)は仕方がないとばかりに我慢していた射精を奥の奥まで突っ込んでからした。
「……ああぁああ――――――っ!」
 奥まで入り込んでいく精液の感触で、北森(きたもり)がとうとうドライオーガズムを迎える。精液が出ない絶頂は全身を痙攣させ、それが脳天まで突き抜ける快楽という、今まで感じたことさえない感覚が続く。
 芦原(あしはら)は射精をしてしまうと、ゆっくりと北森(きたもり)のアナルからペニスを抜いた。ガクリと北森(きたもり)の腰が崩れ、開かれた足の間から、アナルから溢れ出た芦原(あしはら)の精液が溢れ出ている。
「……あ……う……」
 その出て行く精液の感覚さえ、北森(きたもり)には快楽の絶頂になり、ガクンガクンと体を振るわせた。
 絶頂に達した後、北森(きたもり)は満足したかのように気絶するように眠ってしまう。ただでさえ二日徹夜の上、クスリを使われた状態で無理に起こされていたようなものだから、気を抜いたら寝るに決まっている。
 芦原(あしはら)は、そこでやっと。
「しまった……」
 と思った。


 翌日の朝に北森(きたもり)が目を覚ますと、体がいつもより疲れている気がして、ため息を漏らして起きた。
 なんとなく、座った時にアナルの様子がおかしいような気がして首をかしげる。夢の中で散々セックスをしている気がしたのだが、自分で触ったのかと疑うほどである。
 ベッドを見ると汚してはいないようで、ほっとする。
 とにかく、服を着たまま寝てしまい、服がよれてしまっていた。
「……くそ」
 そう思って服を触ると、ワイシャツのボタンが一個ずつずれていることに気付いた。
「あ、マジかよ……」
 一日中これでいたのかと、慌ててワイシャツのボタンを元に戻し、ベッドから立ち上がった。ベッドのシーツを剥がし、布団のシーツも剥がしてそれを持って部屋を出た。そして廊下のワゴンの中にシーツを入れる。
 すると隣の部屋から芦原(あしはら)が出てきた。
「……芦原(あしはら)……」
「おはよう、お前も泊まったのか」
 芦原(あしはら)はそう言ってシーツをワゴンに入れている。
「まあ、昨日デスマーチだったし」
「じゃあ、これから飯か? ちょうどそこの店の朝食ランチの食券をもらったんだが、一枚どうだ?」
 芦原(あしはら)がそう言って食券を一枚出すと、北森(きたもり)はそれに飛びついた。
「いる! すっげー腹減ってるから」
「よし、じゃいくぞ」
 芦原(あしはら)は先を歩き出し、それに北森(きたもり)が続いた。
 そこで、北森(きたもり)は少しだけ夢の内容を思い出す。
 大きなペニスをした芦原(あしはら)が、夢の中のセックスの相手だったことを。
 その瞬間、アナルがキュッとし、内壁がそのペニスを欲しがっていることに気付いた。
「どうした?」
 北森(きたもり)の足が止まったのを気にした芦原(あしはら)が振り返った。それに北森(きたもり)は真っ赤な顔をしてから言った。
「なんでもない! 飯に行くぞ!」
 北森(きたもり)は芦原(あしはら)を追い越して、先に夜勤室を出た。
 とてもじゃないが、夢の内容なんて言えない。けれど、もし芦原(あしはら)がいいと言うなら、一度くらいセックスをしたい相手として、北森(きたもり)は芦原(あしはら)を意識するようになった。