R18novel短編

媚薬の魔法-1 

 雪村は、町で偶然に寄ったフリーマーケットで怪しげな物を手に入れた。
 店の店主は、にこりとして言った。
「これ、媚薬なんですよ」
 そう言う。媚薬なんてよほどのことがない限り作れるとは思えなかった。
 実際媚薬があるなら、そこらのアダルトショップで売ってると思う。それに似た商品はいくらでもあるが、さすがに媚薬としての商品はない。
 だから事実上無理な話だが、どういうわけか気付いたら買っていた。
「馬鹿馬鹿しい。媚薬とか、なんの漫画だよ」
 雪村はそれを捨てようとしたのだが、どうしても出来なかった。
 もし媚薬でもないジュースだったとしても、値段は百円だ。そこらの販売機よりも安い買い物だった。だからなのか、捨てようと言う前に試してみたいと思ってしまったのだ。
 もちろん、相手にはちゃんと告げる。それでも飲むヤツがいたら、面白いと思ったのだ。実際媚薬なるものがどういうものか知りたかったのもある。

 翌日の飲み会で、こういうネタがあると雪村は仲間に告げた。
「実はさ、媚薬だっていって売ってたんで、面白いから買ってみた」
 こういう風に言うと、その場にいた全員がこのネタに食いついた。
「媚薬とか、あるわけないじゃん!」
「お前、騙されたんだよっ! あははは」
 みんな、あるわけないだろうと受けている。
 だから実際に飲んでみるなんてことにはならなかった。
 だが途中参加した、月島という男が面白半分でそれを飲んでみると言うのだ。
「月島、お前、いいのかよ」
 とたんにその場にいた全員が、ぐっと身を乗り出す。
「なんだよ、ただのジュースだよ」
 月島はそう言って飲んでしまった。暫く月島の様子をみんなで観察していたが、月島の様子はまるで変わらなかった。
 それから一時間ほどで飲み会は解散になった。
「やっぱ媚薬ってないんだな」
 それが最後まで笑いのネタになったのである意味、あれを買ってきたのは成功だったし、案の定ただのジュースだったのか、月島は平気だった。
 だが同じ駅に行く仲間と、二次会に行く仲間と別れたところで、月島の様子がおかしくなってきたのだ。
「……おい、まさかあれ、別の意味でやばかったんじゃ?」
 月島の息が上がり、ふらふらとしている。それを慌てて雪村と高橋が支えた。
「あっ……ん」
 支えるために体に触ると、月島が甘い声をあげた。
 思わず雪村は高橋と顔を見合わせた。
(なんだ今の)
(まさか)
 そんな会話が目だけで行われ、確認をしたくて高橋が月島の乳首を服の上から撫でた。
「あぁぁああっ!」
 月島の口から嬌声が漏れた。
 それを聞いた先を歩いていた元木が戻ってきた。190センチのラグビーをしているガタイのいい男が、真剣な顔をして月島に聞いた。
「まさか、媚薬なのか、本当にそうなのか?」
 そう聞くと、月島は真っ赤な顔をして頷く。
「さっき、トイレいってから、ずっと体が熱くて……」
 月島がそう言うと、元木が月島を抱え上げた。
「雪村、お前の家が違いよな?」
「え?」
「お前のせいでこうなってるんだから、お前の家を提供するべきだ」
 元木が訳の分からないことを言って、雪村を圧倒する。それに興奮したような高橋が頷いた。
 とにかくここではどうにも出来ないと思い、雪村は家を提供した。
 
 部屋に入ると、部屋の真ん中にあるテーブルがまず片付けられ、そこに月島は寝転がらされた。
「おい……元木」
 元木は月島の服をはぎ取りだした。
「あ……だめっ……んっ」
 月島が抵抗にすらならない抵抗で元木を止めようとするが、元木は完全に我を忘れていてどうしようもない。そんな元木を止めもしない高橋は、部屋の冷蔵庫から残りの媚薬の瓶を見つけて持ってきた。
「なんだ、結構大きい瓶だったんだな」
「なんで……それ」
 雪村は、確かに持っていた瓶を持って行って、月島が飲んでしまったから、もうそんなものが冷蔵庫に入っているわけがないのだ。それなのに、同じ瓶を高橋は持ってきてそれを少しだけ飲んだ。
「どうなるかわかんねぇけど、元木にはいらないだろうが、ほら雪村も少し飲んでおけよ」
そう言って高橋が無理矢理、雪村にキスをして媚薬の液体を流し込んだ。
「……んっ……お前!」
 高橋は元々酔っていたのもあり、キスくらい気にしないようだった。
高橋はにやにやしながら言う。
「残りは、月島でいいよな。さぁ月島ちゃん、お口貸してね」
 高橋はそう言うと、服を脱がせてしまっている月島の顔を押さえ、キスをして液体を何度も流し込んでいる。抵抗しようにも元木に押さえられている月島は、その液体を飲み込むしか息をする方法がなかった。
 そんな月島を余所に、元木は月島の乳首を吸っていた。ちゅちゅうっと音が大きくなって、月島の胸が大きく突き出されるようになる。
 月島は感じているのだ。
「あぅっ、んっ、んぁっ、ちくびぃ、だめぇっ」
 真っ赤な顔をして高揚している声がした。とてもじゃないが駄目という本気の抗議には聞こえない。甘く快感を得ている時の柔い否定の声だ。こういうときはもっとしてやるのがセックスの時の礼儀だ。
 舌で転がし舐め、片方の手は腰に回って尻を撫でている。高橋は月島のキスが気に入ったのか、媚薬を与えた後もキスをしては耳を舐めている。
「雪村、ローション出せ」
 元木が真剣にそう言う。それに雪村は逆らえずに、ローションを手渡した。もうこの行為を止めることは出来そうにない。媚薬でどうにかなっている月島も嫌がってなく、さらには高橋は楽しんでいて、元木は真剣だ。
 この中で唯一の冷静な雪村であるが、それでもさっき飲んだ謎の媚薬の追加のせいか、すでに勃起している。パンパンになったズボンがきつくて、それを脱ぐと、月島と目が合った。
「……すごい……大きい」
 月島が興奮したように溜め息を漏らしながらそう言った。
「ぺろぺろしたい?」
 高橋がそう聞くと、月島は頷く。
「……うん」
「可愛いね月島」
 高橋がそう言って月島を撫でた。そして雪村にそこに座るように言う。
 月島の顔の前にペニスを突き出す形になると、月島は躊躇なくそれを手にして亀頭を舐め始めた。
「んふっ……んん」
 その間も、元木がローションを使って月島のアナルを開発している。指を一本入れて掻き回し、二本にして広げたり、両方の指を入れて左右に広げて拡張をしている。それくらいしないと元木や雪村のサイズのペニスは入らない。
その指の出入りが気に入っているのか、月島は腰を揺らしている。
「ふぅっ、んぅんっ、んっ」
すっぽりと雪村のペニスを咥え、美味しい飴でもなめているかのように先走りまでも舐め取る月島は、本当に可愛い顔をしていた。媚薬のせいで淫乱になり、歯止めがきかなくなっているのだ。しかも高橋が追加をしたせいなのか、行動が段々と大胆になってきていた。
「月島ちゃん、ほらこっちもあるよ」
高橋もペニスを出して月島に見せると、月島はそれにも吸い付いて舐め始める。最後には両方のペニスを交互に舐め、手で扱いている。AVで見る3P ものと変わらないような卑猥さに、さっき飲まされた媚薬が効いているのか、雪村も興奮してきていた。
「あ゛っ……ひ、あ、あ゛あぁっ」
 急に月島が体を反らして嬌声を上げた。何事かと思えば、元木が十分に広げた月島のアナルにペニスを挿入しているところだった。
 長くそこまで太くはないが、それでも高橋よりは大きいペニスがズルズルとアナルに飲み込まれていく。さすがに快楽に酔っているとはいえ、初めてであろう行為には苦痛が出てくる。
 その月島に思わず雪村はキスをしていた。
「んんっ……! んんっんっんっ!」
 完全に口を塞ぎ、開いた口の中に舌を侵入させ、その舌を絡めるキスだ。月島は鼻で息をしながらキスをもっとと強請り、それに答えるように雪村はキスを続けた。
「んっんっんぅっ……!」
 挿入をゆっくりとし始める元木、乳首を舐めていじり始める高橋、キスを繰り返す雪村の三人に犯される雪村は、内心ではどうしてと思いながら快楽に身をゆだねるしかなかった。