R18novel短編

destiality-1


「ひぃあああぁぁっ!」
 悲鳴が聞こえた。あれは、葉室の声だ。
 吉成はさっきまで気を失っていたので、霞がかったような頭を振って声がしたほうを見た。
「あっいやぁあっんぁ!」
 声がした方では、葉室が駱駝に犯されていた。
 その光景が理解できずに、何度も頭を振って見たが光景は変わらなかった。

 駱駝は座り込み、その前には板に括り付けられた葉室が、駱駝に足を大きく開いて、腰を高く上げた状態で、細長い駱駝のペニスを受け入れ、全身を揺らされている。
 葉室の周りには木枠があり、駱駝に踏まれないようにされてはいるが、見るからに危険な行為であり、非現実的だった。
 周りには、銃を持った男たちが笑いながらそれを見ている。
 なんだこれはと吉成は目を見開いて考えた。

 会社の研修の締めくくりで石油工場へ向かう途中の砂漠だった。
 突如地元のゲリラに襲われたのだ。悲鳴や銃撃音が響き、黒い砂漠の民のようなターバンを巻いてカンドゥーラを着た男たちが、さらに布を被り、顔の判別もできないような姿で現れた。
 腕を掴まれ、仕分けされるように課長や他の日本人とは別に、葉室と吉成だけが別の車に乗せられたのだ。その間に吉成は気を失い、気付いたら、木の棒に体を縄で拘束されている。

 それを思い出して周りを見ると、自分以外の人間がいない。もちろんバスはなかったが、銃を持った男たちの所持品に見覚えのある品々が見えた。丈夫だと自慢していた課長が持っていたヴィトンのバッグ、有名な時計や貴金属が一所に集められている。
 あれが戦利品のようで、他の人間は解放されたのか分からなかった。
(無事だといいんだけど……)
 そうは一瞬思ったのだが、自分の状況も異常なことだった。
 目の前で起こっている出来事に頭がついていかない。
 獣姦という言葉は聞いたことはある。よく二次元でもあるし、リアルな世界で羊や牛なんかを襲って捕まる人間もいると海外のニュースでみたことがある。
 だが、それはあくまで知らない世界のことだった。
 目の前で駱駝に先輩である葉室が犯されているという状況が理解できなかった。
 葉室は板に腕を後ろ手に縛り付けられ、その大きく開いた体を男たちが腰を上向きに尽き上がらせている。そこに駱駝がゆるりと腰を少し落としたようにして、前後に振っている。時折、駱駝がうめき声をあげて体を震わせているのだが、そのたびに葉室と結合しているであろう尻のあたりから、白い大量の液体が吹き出している。
 バシャバシャと音を立てて零れている液体は、駱駝の精液だ。
 それが零れると男たちが手を叩いて喜んで笑っている。
 一つの駱駝が離れていくと、次の駱駝が連れてこられる。
 その間に見る葉室の尻からは、大量の精液が溢れて、まるで小便をしているかのように弧を描いて吐き出されていた。
 それが収まると、別の男が葉室のアナルに水筒のようなものを突き刺し、何度も洗浄するように水を入れ続ける。
 葉室は苦しそうにそれを受けていたが、その行為自体には慣れているような雰囲気だった。
「あ……は……ぁ……んん」
 真っ赤な顔をしている葉室に、男たちが何かを言っている。
 それに葉室は「違う……違う」と答えていた。
 大きく開かれた足から見える葉室のペニスはすっかり起ち上がり、先走りさえ垂れ流している。
 駱駝に尻を犯されながらも、葉室はちゃんと感じているのだ。
 男たちがおもむろに葉室の乳首を指でつまみ上げた。
「あぁぁぁぁああっ!」
 キュキュッと何度も乳首を捻られ、葉室の体が板から少し浮く。
 大きく開いた足の間には新たな駱駝の体が入り込み、男たちが駱駝の人間よりは細く長い灰色のペニスを掴んで、葉室のアナルに誘い込んでいる。
「いやあぁああっ! あぁぁぁああっ!」
 排泄物を出す場所を駱駝のペニスに犯されるなど、葉室にとっては悪夢な出来事だ。それも一回では済まなくて、何度も繰り返される。
 駱駝はペニスがアナルに収まってしまうと、興奮したように鼻息を荒く、呻きながら腰を乱暴に前後に動かすのだ。獣の動きに合わせて葉室の体が仰け反る。
「あぁぁぁあああっあっあっぁあっぁ! いやぁああっんぁあ……あんっあっ!」
 葉室の体はすっかり駱駝のペニスに夢中なような、荒々しい快感に犯されている。さっきの駱駝が出した残滓が泡となり、さらには滑りをよくしているのか、さっきの駱駝よりももっと激しい動きになっていた。
 駱駝の興奮ぶりから、何かクスリが仕込まれているのか、駱駝の動きは尋常ではない。
「いやっいやっんぁっいやぁあぁぁぁ!」
 駱駝のペニスに犯されて葉室が達した。葉室のペニスから精液が吹き出し、それが葉室の腹を汚している。その後は、駱駝が突けば突くほど、葉室のペニスは精子を吐き出し、葉室の抵抗もなくなった。
「んあぁあっあっぁ!……あっ!……あっ!……んぁ!」
 葉室の開いた口からは、もう嬌声しかもれない。
 駱駝のペニスですっかり満足したような声に、周りの男たちがゴクリと喉を鳴らすのがわかった。
「んぁああっんぁあああぁぁぁ――――――っ!」
 駱駝のうなり声と同時に葉室も嬌声を上げて達した。
 さっきまで喜んでいた男たちが、全員息を飲むのも緊張したように前のめりになっていた。明らかに葉室と駱駝の交わりを見て興奮してきたのだろう。
 だがそれでも葉室には三頭目の駱駝があてがわれた。
「んぁっああっ!ん……あぁっ!……あん……!」
 周りには砂漠しかないオアシスに、ただひたすら葉室と駱駝の交わりの音が響く。葉室の嬌声もだんだんと息づかいが荒くなり、もはや獣になっているかのようだった。
 吉成はそれが恐ろしく、だが、それでも自分のペニスが勃起していることに気づいた。獣と交わる葉室がどうしようもなく美しく、淫らでどうしようもなかったのだ。

 吉成が目が覚めてから三頭目の駱駝がペニスを引き抜くと、今度は別の男たちが葉室の体に水をかけ、水筒のような筒をアナルに入れ、洗浄をしている。 すっかり駱駝のペニスで開いたアナルなのか、水は残滓を吐き出していく。
 水は葉室を洗うように流され、それが終わると何かの香料のようなものを体中に塗っている。その香料で葉室の体は松明やランプの光に照らされて、艶めかしく光っている。
 三頭の駱駝に犯された葉室は、すでに抵抗する意思を捨てたのか、それとも心が壊されたのか、一切の抵抗しなかった。
 それが終わる頃には、男たちが葉室を集まりの中央に引いた絨毯を敷き始めた。
 そして駱駝の残滓から綺麗にされた葉室が、その絨毯の上に横たえられた。 まるで悪魔に捧げる生け贄のように、差し出された葉室が少しだけ身じろぐと、その葉室に男たちが十人ほどが群がった。
 男たちは無言で葉室を犯し、抵抗する意思を失った葉室は、まずは一人の男にアナルを犯され、口には別の男のペニスを咥え、両手にもペニスを握ってしごいていた。
 男たちは次々に葉室の向かって射精をし、一息吐いては葉室のアナルや口が開くと、我先にと犯すことに集中していた。
 そんな中で、犯し終わった男たちから、やっと言葉が聞こえてきた。
 聞き取れる単語が聞こえきたのはこんなことだ。
『あの方も、好きものだが……いかんせん、良すぎる』
『女じゃ国際問題になるとはいえ、彼もどうして納得しないのか』
 どうやら男が女のように犯されたとしても国際問題にはならないというのが彼らの考えだったらしい。この国では確か男同士は禁忌ではなかったと吉成は考えたが、それもある台詞で打ち消されたのを思い出した。
 昔、知り合いが言っていたのだ、禁忌だからこっそりやって楽しむのが正しいのだという。神様は多少のことは見て見ぬ振りしてくれるのだそうだ。
 まして彼らは強盗団である。戒律を守っているなら、まず強盗はしない。
 この辺りで潜伏しているテロリストの中でも、政府や戒律をねじ曲げて活動するやっかいな集団に拉致されたようだった。
 吉成はそう思っていた。

 葉室は男たちが飽きるまで、犯され続けた。
 屈強な男たちの黒々としたペニスが葉室のアナルをリズム良く出入りし、そのペニスを葉室はしっかりと銜え込むように収縮するアナルで受け止めている。駱駝の長いペニスのお陰なのか、男たちの大きな勃起したペニスであろうとも葉室は受け入れられていた。
「あっ……んぁっ!あぁあ゛っあ゛あ゛っ!」
 四つん這いにされた葉室は力強く男に突かれながらも、腰を高く上げられて、強引に男たちに犯されている。
 乳首は男たちが代わる代わるに吸い付き、もみし抱き、香料で滑る指で弾かれて、完全に起っていた。最後には男に跨がるようにされ、下から腰を突き上げられて、淫らに蠢いた。
 まるで踊っているかのようなリズムで挿入を繰り返され、残滓はペニスがアナルから抜けるたびに大量に吐き出されている。精液が固まらないようになのか、時折水が何度もかけられ、葉室のアナルも洗浄されていた。
 どうやら、彼らは葉室の体に無体なことをしているのだが、傷をつける気はないようなのだ。最初こそ縛ってはいたが、それは駱駝から葉室を守るために固定されていただけに過ぎない。
 今こそ葉室は何の拘束もされていない。
 葉室は逃げるのを忘れたように、男たちに様々な体位で犯され、精液を体中に受けた。
 まるでそれが仕方がないと思っているかのようにだ。