R18novel短編

願望と妄想-3

 公園に行くと、暗闇から急に藤堂が出てきて、椿を連れて藪の中に入った。公園の奥は山になっていて、公園に入らないと物音もそれほど聞こえない。
 藤堂が、椿の学ランを脱がせた。中は藤堂に破かれたままのワイシャツだ。学ランを着ていたので服が破れていることに椿も気付いてなかった。
 だがこれで確信は得られた。
 あの出来事は間違いじゃない。
「あの……藤堂……」
 あれはやっぱりお前だよなと確認しようとした瞬間だった。藤堂が自らのスマートフォンを差し出して見せた。そこにはぐったりとした椿が移っていて、その尻からはたっぷりと残滓(ざんし)を溢れさせていた。ドロドロと流れる残滓はコンクリートの上にだらしくなく垂れていく。
「……とう、どう?」
 訳が分からなくて藤堂を見ると、藤堂はあの体育倉庫の時と同じように目を爛々と光らせて言った。
「誰にも知られたくないなら、ズボンを脱いでケツだしな」
 はぁはぁと大きな息をしながらの言葉だったが、椿は目を見開いた。
 恐る恐る、ズボンに手をかけボタンを外す。そして下着まで脱ぐと尻を藤堂に向けた。
「……あ、藤堂……」
 真っ赤な顔をした椿は、木に手をかけてから尻を藤堂に向けて振り返った。
 藤堂は開いた口から涎を垂れ流し、椿の孔にペニスを当てた。
「これが欲しくて、妄想していたんだろ!」
 そうして尻を叩かれた。
「あああっ、やらぁっあっ、ひぁんっ!」
叩かれている最中に藤堂のペニスが孔をこじ開けて入ってきた。
「あっ、ああああぁーっ!」
「やっぱり締め付けてきて、たまらねぇ……はっ……淫乱。やらしいケツマ○コ」
「あああぁーっ! ひぁっ、あんっあぁっ、ああぁんっ」
 ニチニチと音が鳴って体を激しく揺さぶられる。淫らに喘ぐ椿に藤堂は己をひたすら叩きつけた。パンパンと音が鳴っているが、その音を風が木々を通り抜ける音で消し去っていく。時折それが止まると、ビシャビシャと音が響く。そして椿の喘ぎ声が響き渡る。
「ああぁんっ、あんっ、んっ、はっ、いいっ、いいのぉっ、もうだめっ、あああっ」
 それに合わせて藤堂がペニスを深く突き入れると、びくびくっと体を震わせて椿のペニスから精液が飛び出した。
「あっ、ひぁっ、んぁっはぁんっ!!」
 達したばかりの椿を無視して藤堂はそれでもなお突き続けた。
「ひぃっああああぁー!」
パンパンと何度も叩きつけられた後、藤堂が精を吐き出した。
「あああぁっ、ひぃぁっ、いくっ、またいっちゃうっ」
藤堂の腰つきに合わせて椿は潮を吹いた。ジャーッと草を鳴らして漏れたように辺りの草に薄い精液が飛び散った。
 藤堂は椿の中から出ていくと、孔に指を突っ込み、吐き出したものを掻き出していた。
「んぁああっ、んっ、んっふぅ、んんっ……!」
ぬるりと残る残滓はなかなか掻き出せずに、ただ悪戯に椿の中をかき回す結果になった。椿は木にすがりついてそれに耐えたが、指が抜けてしまうとまた藤堂のペニスが入ってきた。
「んぁはぁ……っ、あぁんっ」
「お前は本当にどこまでもエロいんだ……なんでこんな体を今まで隠し通せたんだ」
「あっ、あっ、はぁんっ……わかん……ない」
「俺のペニスにまとわりついて……こんなふうに指でいじってたのか」
「はぁっ……、あっ……あぁん……、ゆび…してた……んん。藤堂がしてくれるの……たのしみに、アナル……いじってた……」
「この淫乱、俺のペニスを待ちわびてたってか」
「んぁは……待ってた……まってたのぉ……ぁあっ」
「ペニスをアナルに入れて気持ちいいなんて、変態が!」
「へんたいっぁああっ……んぁっ」
その間もピューピューっと精子が出ておもらしのようになっていた。突くだけで潮が吹いている状態だ。
「あぁんッ! あひっ、ぁあッ、あッあッあッ」
 内壁を高速で摩(す)るように出入りする藤堂のペニスに、すっかり椿は夢中になった。
「こわれちゃ……うぁ……おしりっあぁあっんぁっ」
 藤堂は何度も何度も椿を達かしては、自分はほぼ出さずに貯めるに貯めた。
 後ろから乳首を摘んで、指を擦り合わせるようにして刺激されて椿は嬌声(きょうせい)を上げた。
あまりに大きな声だったので、すぐさま藤堂に口を塞がれた。
「でかい声出すな……やべぇだろっんぁ……この淫乱アナル、見られると思ってしめつけやがって」
「んふ……んふっ……んんぅっ」
 体が弓反りになるような形で完全に椿の口を押さえたため、椿は息ができなくなって体がびくびくと震えた。それに一瞬だけ気持ちよさを感じたが、パッと藤堂が息ができるように鼻を塞ぐのをやめた。
「ん――――――っ」
 ゴリッと前立腺を突かれて、快感が押し寄せてきて何が何だか分からないまま、椿はもう一度射精した。パタパタと音が鳴った時だった。
「誰かいる?」
 と声が聞こえた。公園内にいると声が聞こえたらしい。こんな時間に人はいないのだが、今日に限って通りがかりの人が何かの用事で立ち寄ったらしい。
「ねぇ……誰かいる?」
 その声にびくりとしたのは二人だ。
 一人は下半身丸出しでアナルにペニスを突っ込まれた状態であるし、もう一人は確実に男の口を塞いでいる。明らかにレイプに見える体勢だったため、二人とも動くことができなかった。
(見られたら終わりだ……こんなに気持ちいいこともできなくなる)
 椿はそう思って、ギュッと目をつむって顔を下げて隠れようとした。
しかし、月の光がさっと差した瞬間、二人の姿がスッと照らし出された。
(見られたっ!)
 風がザーッと吹き抜け、それが過ぎると山鳥がギャーギャーと鳴き、声をかけた人間がきゃあっと悲鳴を上げて去っていった。
 まさにそういう体勢でいるところを女性に見られたのだ。
「ははっ見られたなっ」
 そう言った時には、ビュビュビュっと藤堂が椿の中に精子を吐き出した。
 どうやら見られる感覚に興奮したのは椿だけではなかった。
「あんっ!ぁあっ、あっ、あひぃっ」
中に沢山出されて、その快感に酔いながらまた潮を吹いた。ジャーッと一気に出て止まった椿のペニスが藤堂の手で擦られた。
「いくっいくいくいくっ! あぁぁぁああっ!」
 今度は潮ではなく失禁だった。
 ジョロジョロと漏れるそれを絞り出すように藤堂が何度も擦った。

 それが終わると、急いで服を着て、二人は公園の前で別れた。言葉なかったし、顔も見なかったけれど、阿吽の呼吸で違う道に向かって走って逃げた。


 その日の深夜に椿のメールに動画が送られてきた。送り主は藤堂だ。
 それは椿たちが、あの女性に青姦をしているところを見られた後のものだった。椿がペニスを擦られて失禁したところだ。

 そしてそのメールには一言添えられていた。
「妄想だけでいいのか?」と。
 椿は自分が犯されている動画を見ながらオナニーをして、明日が楽しみだと思い眠った。
 もう妄想ではない。現実なのだ。