R18novel短編

合宿所にて-4

 誰もいない屋上。授業はもう始まっている。
 そこにチュウチュウと何かを吸う音がする。
 屋上の教師に見つからない場所に隠れ、遊馬と辻はセックスをしていた。
ひたすら乳首を攻める遊馬は、ミルクが出てくるとそれを舌で綺麗に舐め取った。
「あっあッあんんっ、あんっあぁっ」
唾液をたくさん付けた舌が乳首を舐めて擦るのが気持ちいい。
 背筋がぞくぞくして、既に外に出されているペニスははち切れんばかりだ。先走りでズボンが濡れないようにと、下半身は裸だった。こんなところを誰かに見つかれば、もちろんその場で終わりだ。未来も何もなくなると分かっているのに、辻は遊馬に乳首を舐められると何もかもがどうでもよくなってしまうようになった。
「気持ちいいっ…乳首……あぁっ乳首いいっあっあんっ」
「いつにもまして辻もミルク出してるな。気持ちが良くなるとどんどん出てくる。甘いし、美味しいよ」
 吸われ甘噛みされて、辻のペニスは達する。ピューと精子を吐き出してしまうのだが、萎えることなく、ビンビンに立ち続ける。
 そのペニスを遊馬が指で先端の辺りを乱暴にいじる。ニュチュニュチュと音がなるほどの残滓(ざんし)をすりつけ、そして口では乳首を舌で押し転がし、片方の手はジェルを付けた指がジュルジュルと音を立てながら出入りをしている。そのどれにも抵抗はできず、辻は胸を突き出し、ペニスも突き出す形で孔に遊馬の指を入れ、さらには自分で腰を揺らしていいところに当てようとしていた。
「お前本当に、エロすぎる体になったよな……俺は嬉しいけど」
「ひっあ゛ああんっ!」 
「すごいいやらしい声を出して……あんまり大きいと見つかるぞ」
「ん……んんん……うんっ」
 口を急いで閉じた辻からは鼻から甘い声が漏れ出した。遊馬がハンカチを取り出して、それを口に入れると、辻はそれを噛んで声を殺した。
「んふっうふ……んんうふん……」
 辻は乳首とペニスを同時に攻められ、激しく腰を上下させながら達した。今度は潮も吹いた。ビシャビシャと二三回飛び出すように出たのを、遊馬が更に擦り続け、まるでおしっこでもしているかのように大量の潮吹きをした。同時に加えていたハンカチもとれてしまった。
「ああんっあッあッいいっきもちいっ…」
 辻がそう言って倒れ込んだのをいいことに、遊馬は辻に腰を高く上げさせると、尻を一回叩いてから、ぐっとペニスを突き入れた。
「あひっあ゛っあっあんあんあんっ!」
 突き入れたと同時にパンパンと音を立てて遊馬がペニスをヌプヌプと孔の中をすりつけてくると、辻はその衝撃にまたピュピュッと潮を吹いた。
 辻は射精をするよりも潮を吹く方が多くなったのだが、本人の意志に関係なく出てくるものは止めようがない。突かれるたびにぴゅっと出て、四つん這いになっている辻のペニスの下はお漏らしでもしたかのように濡れまくっていた。
「あんあんあんあんっ! あひっああぁっ……っ!」
「本当にお前はエロい、こんなエロい体、誰にも見せられないな」
 そう遊馬が言った時、強く腰を打ち付けられて辻の孔の中に遊馬の熱い液体が注ぎ込まれた。
「ああ……んぁ」
 遊馬が出ていく感触にも甘い声を上げた辻だが、今度は上手く射精ができた。
 吐き出した精が地面にしみていく。それを眺めながら辻は満足したように微笑んだ。
 その時、ガチャガチャと誰かが屋上のドアノブを回す音がした。
「……!」
 辻が驚いて遊馬を見ると、遊馬はすっと屋上の鍵を見せた。どうやら職員室からその鍵を取ってきていたらしい。
「あれ開かないぞ」
「くそ、教師が閉めたんだ」
「ちえっじゃあ、保健室いこうぜ。さっき職員室で何かやってたし」
「仕方ねえな」
 ダンとドアを叩く音がして、人が去っていった。
 辻はホッとしてから、急いで持ってきていた着替えをきた。
 遊馬が学校でも行為をしてくることから、辻は汚れないようにとタオルや着替えを持ってきていた。幸い、ズボンは無事だったが、下着は当然のように先走りで濡れていた。 そんな辻を見て遊馬が言った。
「俺、やっぱりお前のこと好きだ」
「え、え、ええ……え」
 急に告白されて辻はまともに答えが出ないほどドモリ、顔を真っ赤にして慌てたように右往左往していた。遊馬はそんな辻を抱きしめて言った。
「返事は?」
 そう言われて辻は。
「好きに決まってる、じゃなきゃこんなことさせない」
 そう返事をしたのだった。