R18novel短編

理性ゼロ-3

 飲み会を途中で理由を付けて退席し、先に抜け出していた芳川とラブホテルで待ち合わせる。メールで部屋番号を聞いてから後から由理は入った。
 部屋に入ると、芳川はすでにバスローブで、由理は部屋に入ったとたんに全裸にされた。
 脱ぎ散らかした服をその場において、そのまま風呂へを向かった。
 芳川は由理を椅子に座らせると、ボディーソープを手に付けて、それで由理を洗う。
「あっ……ん」
 由理は抵抗する気は一切なかった。望んでここに来たわけで、今更何をされても驚きはしない。
 芳川が抱いてくれるだけで、由理は満足だった。
 芳川が手で泡を立てて由理の体を洗っていくのを由理は眺めた。そして体に付いた泡を芳川にも付けてそこを由理は撫でる。 芳川はそれを笑って受けていた。
 慣れたような手つきであるが、それで由理が思うことは、扱いが割と普通で良かったということだ。いきなり青姦で焦ったが、それでも丁寧ではあった。
 由理は最初こそ芳川の顔を見ていたが、最後はやはりペニスを見ていた。そしてそれに手を伸ばして撫でた。
 芳川のペニスは撫でられただけで、ぐぐっと首をもたげるように起き上がり、すっかり勃起してしまう。
「こら、まだ体洗っているだろう?」
 由理を立たせせ芳川は由理の尻をペシリと軽く叩いた。

「あん……だって」
 それでも芳川のペニスを擦ることは辞めない。
 あれを突っ込まれて、口に含んで舐めたのだ。そう考えると、少しだけ執着が沸く。あれは僕のものだという執着が酷くなっていく。
 触っていると芳川のペニスは由理の手の中でピクピクと震えているので、感じていないわけではない。
 それでも芳川は平然とした顔をして、由理の体を一回洗い終えると、側にあったローションを少し取り、それをアナルに少し垂らした。
 そしてアナルにペニスを付けて、ゆっくりと挿入を始める。
「あっあぁあ……ん……ああぁああぁ」
「これを待っていたんだろ?」
「うん……あぁっ、待ってたぁ……ああっお○んちん……大きい、好きぃ」
 グチュッとローションと空気でいやらしい音が鳴る。
 だが芳川はなかなか動こうとしない。それに焦れた由理は自分で腰を動かし始める。
「んっあっんんっんっあっあんっあっん」
 壁に手を付いて腰を前後に振り、ペニスを中で回すように腰をくねらせ、自分で内壁を擦りつけるように動かす。
「あっんっあぁっあっあぁっんあっ……やん……たりない……お願い、あっん」
「何をお願いするんだ?」
「お○んちんくださいっアナルに……いっぱいいやらしく突いて、いっぱいお○んちんくださいっ」
「お○んちんだけでいいの?」
「あっああぁ……ん……ちがう……精液、精液を中に出してください……ね」
「お○んちん入れて精液を出せばいいの?」
 そう言われて由理は頷いたが、やっぱりと首を横に振った。
「……ちがう……芳川さんも淫乱な僕で気持ちよくなってね?」
 由理はやっとでそう言った。
「合格」
 そう言うと芳川はペニスを一気に抜いてから一気に突き刺した。
「あ゛あ゛あ゛――――――っ!」
 ローションで滑りがよくなった状態で激しくペニスを挿入されてると、あり得ないほどの気持ちが良かった。ガクガクと体を揺らされながら、由理は遠慮なく嬌声を上げた。
「あぁんっ……あっあっあっあぁあっあっ……んぁあっ!」
 ヌプヌプと卑猥な音がバスルーム中に響き、パンパンパンと肌がぶつかり合う音が激しくなる。
「あっんっあんっあんっんっ……あっんっあっあっんっ!」
 激しく突かれて由理はすぐに射精をしてしまう。そしてその絶頂が終わらない。ガクガクと体が震えるのを、さらに芳川に追い詰められていく。
「あ゛っあ゛っあぁあ゛っ! ああぁあああぁっ!」
 また芳川は由理の乳首を指で何度も引っ掻き、摘まみ上げて放すことを繰り返す。
「乳首っ……あっああっお尻っ……あんあんあん……お○んちんぁあっ! いいっいいっきもち……いいっああぁん!」
 勃起した乳首が捏ねられるたびに、由理は何度も精液をペニスから吐き出している。絶頂は何度も襲いかかってきて、由理はとうとう立ってられずに崩れ落ちた。
 それを芳川が抱き、側にあったマットを取り出してそれに由理を寝かせると、由理の両足を開き、胸まで押し上げてから挿入を開始した。
「ああぁあああっっ!!」
 ズンと再度入ってくるペニスに、由理は嬌声を上げた。
 抉ってくる芳川のペニスは、由理をまた絶頂に向かわせる。奥を突かれて由理が達するのだが、今度は精液がでない。
「あぁああぁあっいってっ……る……のに……あぁあっ!」
 ビクビクと体を痙攣させているが、絶頂は収まってくれない。
 ドライオーガズムというものを経験したことがあるわけない由理は、その絶叫が少し怖かったが、それでも脳天を突き抜ける快楽がどうしようもなく好きだった。
 ガクガクと何度も体を震わせ、絶頂が続いているのに、容赦なく芳川は腰を打ち付けてくる。
 そして内壁を抉るようにして、芳川の熱い精液が由理の奥で弾けた。
「あぁあぁああああぁ――――――っ!」
 その精液が奥に届くことで、また絶頂をし、由理は体を跳ね上げた。
 その様子にやっと芳川が口を開く。
「ドライオーガズムか。しかも絶頂が長いな。ほら、こうやって触るとこれでも感じるだろ?」
 そう言って芳川が乳首をちょっとだけ指で撫でた。
「ああぁああああっっ!」
 ガクガクと震えて達しているような由理であるが、精液は吐き出していない。「大丈夫、そういう現象だから。でも初めてでここまでいくのは、やっぱり由理は淫乱で、どうしようもない体をしてるってことだ」
 芳川の言葉で、由理は体を震わせる。
 淫乱という言葉が、今までの自分に合わない言葉である。だが芳川の手でそこまで堕ちるなら、本当にその才能があったということなのだろう。
「いいね、この体、とてもいい」
 芳川がそう言った瞬間、由理の中に入ったままだった芳川のペニスがまた勃起をする。芳川は絶倫だったらしい。
 精液が中にまだ入ったままであるのに、芳川は腰を振り始めた。
「あ――――――っ あ――――――っああ――――――っ!」
 嬌声は悲鳴のように変わる。絶頂がなんとか去った由理の体を芳川が犯してくる。それが深々と味わうように何度も突いてはその速度は速まるばかりで、それに由理は翻弄される。
「いいっいいっお○んちん……ああっいいぃっ! だめっもうだめっああっ!」
 駄目なのかいいのか分からない言葉であるが、とにかく気持ちが良くて死にそうだということらしいと芳川は思い、好きなように挿入する。
 何度目か由理の中に出していたし、先走りどころかあまりの気持ちよさに、絶頂になる前に精液がビュービューッと出てしまうことになっていたが、由理の体でこんなに絶頂をするとは思いもしなかったことだった。
 相性というものがあるなら、絶対に由理との相性は抜群だ。
 こんな相手が身近にいて、同じ会社の人間だとは思いもしなかった誤算だ。
 この体を開いたのは自分で、後にも先にも他の誰にも渡したくないと思うほどだった。
 その後、絶頂を何度も迎え、とうとう由理の意識が朦朧とする頃に、やっと時間を見ると二時間もセックスに興じていたことに気付いた。
 由理の中からペニスを抜くと、何度抜いても中から芳川の精液がたっぷりと溢れ出てくる。
 さすがに粘り気がなくなっていて、勢いよくピューッとアナルから精液が出ている。その後は尻の割れ目に伝ってゴボゴボっと溢れて出る。
 由理はもう声が出ないのか、放心しているのか、ビクビクと体を痙攣すると、何度も深呼吸を繰り返している。
 この激しいセックスにも付いてくるほどの性欲があるのがまた芳川の気持ちをよくした。
 ぐったりとした由理のアナルの中を綺麗にした後、やっとベッドで由理は寝かせてもらった。時間は泊まりで取ってあるので、芳川もさすがにその後は同じベッドでぐっすりと寝た。

 翌週の月曜日には、由理と芳川がくっついたという噂が会社に流れており、二人ともそれを否定はしなかった。 
 その後は二人とも飲み会には参加せず、二人でセックスをするためにホテルへ直行する週末を送ることになっていった。