R18novel短編

罪の味-2

 迷いを捨てた古谷野は、自分から海パンを脱いでロッカールームにあるベンチの上に四つん這いになった。
 刈谷は自分も海パンを脱いで半起ちだったペニスを取り出す。そして古谷野の尻を掴んで、その割れ目にペニスを乗せた。
「っ!」
 それだけで古谷野はビクリと体を震わせ、息を飲んでいる。
 だが刈谷は急いで突っ込まなかった。
 古谷野の尻の割れ目を使って刈谷はペニスを扱き始める。半起ちだったペニスの堅さが、次第に勃起し始めて硬くなっていく。
 古谷野はそれを尻の割れ目で感じながら、早く早く突っ込んで欲しいと望んだ。
 刈谷の勃起したペニスが、先走りで古谷野の尻をニュルニュルとリズム良く擦りつける。それが二分ほど立つと、古谷野は我慢できずにアナルをヒクヒクと何度も収縮させて誘った。
 それでも刈谷がなかなか突っ込まないものだから、さすがの古谷野もキレたように怒鳴った。
「そこじゃない! ここに入れて! アナルに入れて! 刈谷のお○んちんをここに入れてっ!」
 古谷野は自分で刈谷のペニスを掴むと、自分のアナルにそれを誘い入れた。刈谷は先っぽが入ってしまうと、古谷野の望み通りに、奥の奥までペニスを突き立てた。
「あああぁあああああっ!」
 待ちに待った大きなペニスが、一気に古谷野を突き刺した。それが時国の時とは違う大きさと長さを持つペニス。その背徳感も何処へやら、古谷野は全身を使って、そのペニスを受け入れ嬌声を上げた。
「……ああぁあっ! ああっ! ああっ! あっ!」
 刈谷はペニスを古谷野のアナルに突っ込むと、少し抜いては奥まで何度も何度も繰り返し突き入れた。
「ふか……いっ! ううぁああっ! ああっ! んぁああっ!」
 古谷野はビクビクと体を震わせながら、刈谷のペニスを何度も飲み込む。待っていた望んでいたペニスは、古谷野の想像を超える気持ちよさで、古谷野のペニスははち切れんばかりに膨らんで、今にも射精をしそうなほどだった。
 刈谷が一気にカリまで抜いてから、また深々と一気にペニスを突き立てる。
「おおぁああっ! あああっ! んぁああっ! あぁああっ! ああっ!ああっ!」
 古谷野は遠慮なく嬌声を上げ、自ら腰を振り出した。
 パンパンという激しい音が狭い空間に響き渡る。プールがある場所は校舎から離れた場所に建っていて、部活動の運動場からも遠い。さっきの教師は鍵を置いていったし、用事があるように言っていたから、誰もこのプールには近づかない。もちろん、近くには建物はなく、ロッカーの裏は小さな山である。
 嬌声を上げても校門が閉まる二時間後までは警備員も見回りには来ない。
 おまけにここはプールの脱衣所だ。水を流すようにできているから、後始末も簡単にできる。
「おぁあっ! ああっ! んぁああっ! ああっ! んあ゛っ! あ゛っ! 刈谷の……ああっ! お○んちん……すきぃっ!」
 日頃、口を塞いで声を出さないようにしてセックスをしているせいか、その沈黙から解放された古谷野は嬌声をあげるどころか、普段頭で思っている卑猥な言葉まで口にし出した。
 相当抑制されていたのか、ただの淫乱なのか。時国が聞いたら目眩でも起こしそうなほど、古谷野は乱れている。
 だがさすがに古谷野はセックスには慣れているのか、最初こそ刈谷の腰使いに翻弄されていたが、次第に腰を上手く使うようになっていく。
 上手く腰を突いてやると、悶えながらもちゃんと快楽を追って付いてくる。内壁を混ぜるかのように腰を回してやると、古谷野は自分で腰を打ち付けてきて、ペニスをどん欲に欲しがった。
「もっと……あっ! ああっ! あっ! んぁ! あっ!」
 深く突いてから亀頭をぎりぎりまで抜き、一気に奥まで突き立てまた同じように抜く。それを繰り返してから、奥まで突っ込んだままで半分抜いて前立腺を擦るように突いていくと、とうとう古谷野は射精をした後に潮を吹いた。
「あああぁああああぁっっっ!」
 ビシャッと精液が飛び散り、その後尿のように透明な液体が吹き出す。
「ああ……あぁんぁあ……」
 古谷野は達してしまうと、放心したようにベンチの上に崩れ落ちた。完全に横になっているのだが、ペニスからはまだ尿のように透明な液体が勢いよく出ている。潮吹きであることは、この液体が尿のように匂いがしないことから分かる。
 古谷野は初めて潮を吹いたらしく、放心したままだ。
 だがと刈谷は古谷野を仰向けにすると、胸まで足を持ち上げ、痙攣している体を押さえつけて、また古谷野のアナルにペニスを挿入した。
「……あっ! んぁっ」
 放心していた古谷野がびっくりしたように意識を刈谷に向ける。
「自分だけ満足してんじゃないよ、俺はまだイッてないんだ」
 そう言って刈谷は古谷野を押さえつけて腰を動かし始める。
「あッ……いや……刈谷……あっいやっ」
 今更ながら正気にでも戻ったのか、古谷野が抵抗を始める。逃げそうな古谷野の体を刈谷を押しつけて、アナルの位置をあげると上からペニスを命一杯力を込めて突っ込んだ。
「ああああぁあ……ふか……ああぁあ……っ!」
 刈谷はも持てる力を使って、腰を振り、叩きつけるようにアナルに挿入を繰り返す。
「んぁっ! あっ! あっっ! いやあっ! うぁっ! あ゛っ! おあ゛っ!」
 やめてくれとでも言おうとしているのだろうが、それが台詞にならないようにペニスを打ち付けてやると、嬌声に似た声にしか聞こえない。
 古谷野の口が開きっぱなしになり、押しつけられた拍子に息が出てしまい、何も喋ることはできずに悶えた。
 あの時国は一回自分と古谷野が達すると、セックスを辞めてそそくさと後始末をして終わってしまう。だから古谷野はセックスに終わりがないことを知らない。まして自分が達した時に時国なら達しているはずなのに、刈谷が終わらないことを怖がっていた。
 それが拒否になりかかったのだろうが、絶頂を迎えた後にくる更なる快楽に古谷野はだんだんと陥っていく。
 やめてくれと刈谷を押しのけようとした手は、刈谷をしっかりと抱きかかえるようになり、押さえつけられながらも腰を振っている。
 とことん快楽に弱い性格らしく、刈谷の思うがままに乱れ始めた。
 淫乱はここからが本番だった。
「ひっぃいいっ! あぁああっ! ひあぁあっ! いいいぃっいいっ! お○んちんっお○んちんっああぁあっ!」
 押しつけるようにペニスを挿入し始めると、とうとう古谷野は狂ったように嬌声をあげ始めた。もう刈谷のペニスに翻弄される快楽しか頭になく、狂ったように腰を振っている。
 もう時国のことなど忘れたかのように、淫らになる古谷野に刈谷は煽られ、さらに強く突き入れた。
 時国のやり方は見ていたので知っている。だからそれ以上の苦痛を快楽と錯覚させれば、古谷野は確実にそれを快楽だと思い込む。
「こわれっ……るっ! お尻っこわれちゃっ! あぁあっ! んぁあ゛っ!」
 ビシャビシャと古谷野が二度目の絶頂を迎え、精液を吐き出しているのにも構わず、刈谷は挿入を繰り返す。
 達しているのにそれ以上追い詰められ、古谷野は混乱しながらも刈谷の腰使いに翻弄されても快楽を追ってきた。
 苦痛が快楽に変わったのか、腰をまた振り、刈谷の腹に自分のペニスを擦りつけるようにしている。ここまでの淫乱は刈谷も初めてだった。
 古谷野がここまで変わるなら、時国のやり方はさぞかし苦痛だったんだろうと思えた。古谷野はこういう変身をしたかったはずだ。
 萎えていた古谷野のペニスだったが、すぐに勃起して突くたびに精液を吐き出している。
「とまんないっ! 腰とまんないっ! ああぁぁあっ! お尻いぃぃぃ!」
 押さえつける刈谷の力をふりほどくほどの力で腰を振り、貪欲に刈谷のペニスを受け入れる古谷野。
「いくっ! 刈谷のお○んちんでっいくっいっちゃうっいくっいくっ!」
 そう叫んだ時に、古谷野の体が痙攣し、その衝撃で刈谷も射精した。
「あっ! あぁああぁ――――――っ」
 深く突き入れた先で精液を吐き出すと、古谷野の体が痙攣をし始める。ドライオーガズムを迎えているようで、ベンチの上で体が跳ねている。
 刈谷はペニスを抜く際に、種付けするように腰を振ってから抜いた。その間も古谷野の体は痙攣をしていて、ちょっとでも動かすとベンチが揺れて音を立てるほど体が跳ねた。
 古谷野のアナルからは刈谷の濃く粘りけのある大量の精液が溢れ出て、その感触ですら古谷野を絶頂にとどまらせ続けた。
「あふ……あっん……んん」
 その古谷野の姿があまりにも淫らで、刈谷のペニスがまた勃起をしてしまう。さっきよりもガチガチと硬く反り上がったペニスを見た古谷野は、顔を赤くして言った。
「……もっと、して」
 刈谷は理性を吹っ飛ばして、古谷野を床に引きずり落とし、俯せにして、尻だけを掴むと、無造作に古谷野のアナルにペニスを突っ込んだ。
「あぁあぁぁぁぁああっ! お○んちんっお○んちん、あああぁああっいいいぃ!」
 乱暴にただ獣のように刈谷は突くことだけを考えて突いた。それは古谷野を気持ちよくさせようとかそういうことを考えたものではなく、自分さえ気持ちよければそれでいいという感情で腰を振った。
「ひぃああぁぁぁああっ! ああぁぁああいいいぃっ!」
 古谷野も理性を飛ばして、ただ刈谷のペニスを感じた。
 その時は刈谷が相手だろうが、誰でもよかった。感じられればそれでよかった。大きなペニスを持つものなら、それが犬であろうがなんだろうか、突っ込んでくれる存在なら何でもよかった。
 刈谷は突き続け、精液を吐き出しながらも突き続けた。
 古谷野も感じるまま感じて、絶頂を何度も迎えた。
 やがて、外が暗くなってきたところで、体力の限界に達した。
 刈谷はやっと古谷野からペニスを抜き、ふらついた体を起こしてベンチに座った。
 勃起し続けたペニスは、すっかりと萎えてくれて、刈谷はホッとした。
 バイアグラでも飲まされたのかと思うほど、勃起状態が長く続き、さらには萎えてもすぐに復活した。
 自分で思っているよりも刈谷は絶倫だったらしい。
 そして時計を見ると、六時を回っていた。掃除が終わったのが四時くらいだったので、実質二時間ほどセックスに興じていたらしい。
 思ったよりも疲れていたが、それでも妙に満足した形だった。
 倒れている古谷野を見ると、古谷野は泣いていた。
「……ふっえっぐずっ」
 やっと性欲が消えてくれて、正常な判断ができるようになったのだろう。そしてその間の記憶は鮮明に残っている。時国という恋人がいながら、友人の刈谷と平然と寝たどころか、自分から強請り、腰を振って沢山の精液を内部で受けた。その記憶は絶対に消えない。
 さらには、まだ古谷野のアナルからドロドロと刈谷が吐き出した精液が溢れ出ている。
 刈谷は疲れた体を引きずって立ち、古谷野を立たせた。
「やだっ……やだ」
「静かにしろ。声が聞こえたら誰かが見に来るぞ」
 刈谷はそう言うと、外のシャワーに古谷野を連れ出した。水を出して体中についた埃や精液を洗い流す。古谷野の体に手を当てて、手のひらで体中を洗ってやり、ホースを持ってきてアナルの内部を洗い流した。
 最初は嫌がっていた古谷野も、生で受けた精液は危ないと聞いたことがあるために、大人しく刈谷の指示に従っていたが、アナルを洗っていた刈谷がいきなり座り込んで古谷野のアナルを舐め始めた。
「んあっ!」
 ピシャピシャと舌がアナルを舐める感触に、古谷野は悲鳴を上げそうなほど感じた。さっきまではもう何も感じられないくらいに疲れていたのに、アナルを舌で舐めあられただけで、ペニスが勃起するのだ。
「もう…だめ……んあっぁっ」
 だが刈谷は綺麗に舐め取ってしまうと、もう一度古谷野の体を洗った。
 その時、刈谷はいきなり古谷野にキスをした。
 侵入していくる刈谷の舌に驚いて逃げようとすると、刈谷の手が古谷野のペニスを握った。
 それで古谷野は意図を察知した。
 閉じていた口を開いて刈谷を受け入れ、刈谷が古谷野の勃起したペニスを扱き、亀頭の上部を撫でるようにしてきたりした。
「んふ……んんんんっんふっんふっっふふふふふ」
 キスをしながらだと声がそこまで大きく響かない。それが分かっていたのでキスを許したのだが、甘かった。キスをして、舌を絡めながらペニスを擦られると、快感の押し寄せる波がぞくぞくするほどいいことであった。
 それに古谷野は夢中になり、射精するまでキスをした。
「んふふううううっっ」
 それでもキスがやめられずにいると、キスをしたまま刈谷が古谷野の両足を広げて抱え上げた。古谷野は宙に浮いた状態にされる。そのまま壁に押しつけられ、なんだと思っていると、アナルに刈谷のペニスが入ってきた。
 だが今回もまた違った。
 古谷野の体重分、刈谷のペニスが根元まで突き刺さり、古谷野は悲鳴を上げたが、キスをしたままではその悲鳴も飲み込まれてしまった。
「――――――っ!」
 古谷野は壁に押しつけられたまま、自分の重さで刈谷のペニスを飲み込んでいった。
「んふっうっふ……んんんっんんん――――――っ!」
 絶頂は早かった。すでに刈谷のペニスの形になった内壁は、刈谷のペニスが入ってくるだけで、絶頂を迎えるようになっているかのようだった。
 達した瞬間に刈谷のペニスが抜け、シャワーの中に落とされた古谷野は、刈谷のペニスを口に咥えさせられて、精液を口の中で受けた。
「んっっ!」
 刈谷はありったけの精液を古谷野の口の中に吐き出した。古谷野はそれをゴクリと飲み込み、さらには刈谷のペニスを綺麗に舐めた。
 ここまでやってから、刈谷は言った。
「これからも俺とこういうセックスしたければ、時国と別れるんだ」
 そう言われて古谷野は現実に戻る。
 一瞬だけ何を言われたのか分からない顔をしたのだが、俯(うつむ)いた後にコクリと首を縦に振って頷いた。
 だが古谷野の頷いた顔は悲壮感はそれほどでもなく、目に入る刈谷のペニスがまた味わえることが嬉しく、顔は笑っていた。
 古谷野は、萎えた刈谷のペニスを掴んで、また口腔で扱き始めた。
 刈谷のあの激しい獣のようなセックスを忘れられるわけがない。時国とはこれからも付き合いたいと思ったが、セックスは断然刈谷の方が上手かった。
 きっと次に時国とセックスをしても満足はしないだろう。
 それが分かっていることだった。
 ただ次にこの刈谷のこのペニスが自分のアナルを抉ってくれるのが待ち遠しい。
 思考が鈍った今、古谷野が考えられるのはそれだけだった。
 そして古谷野は刈谷のペニスを勃起させることに成功し、また一回だけ追加でセックスをしてもらった。
 その後、本当に時国に電話を掛け、別れを切り出したのだった。