R18novel短編

保健室の眠り男-1

 夢を見ていると感じるのは、宇宙を飛んでいたり、空を飛んでいたり、不可思議なことが起こっているとすぐに理解できる。
 しかし、それが現実にあり得ることであっても、あるわけないと思うことが起こっていたら、人は夢か幻かと言うのだろうか? 
 佐東(さとう)は、具合が悪いということで、保健室でよく寝ている。
 いつもただの寝不足で、体育などが面倒だと思う時に保健室で寝ているのだが、その日は、養護教諭こと保健の教師が学会に出ていていなかった。
 保健室の鍵を佐東は預かり、その日は一人で寝ていた。
 保健室は、教室の棟とは離れた場所にあり、渡り廊下を通って教室がある棟とは別の場所になるため人はあまり来ない。
 特に授業中などは静かなもので、誰も通らなくて、佐東はいい寝場所だと思っていた。
 その異変に気付いたのは、保健室に通い出して十回目辺りだったか。
人の呻くような声がしたのだ。
 暫くして、薄らと目を覚ますと、保健室のドアがバタンと音を立てて閉まる音がした。
 今日は保健の教師がいない日で、用事がある人はよほどのことがないと来ないはずなのに、誰かが鍵を開けて入ってきたのか。
 勝手に寝ていた佐東は、ゆっくりと起き上がる。
 ベッドから出てふと見た鏡に自分の顔が映っているのだが、その頬に白いモノが付いていた。
「なにこれ……うわ、べとついてる」
 白く半透明なモノが頬にべたついていて、佐東は先に保健室の洗面台でそれを洗って落とした。それが何か分からないが、誰かに付けられたことは間違いない。
「なんだよ、ていうか、鍵」
 顔を洗ってからタオルで拭きながら、保健室のドアの鍵を確認すると、鍵は閉まっていた。
「あれ? 閉まってるってことは、鍵を持ってた誰かだったのかな?」
 寝ている間に誰が来たのかは分からないが、誰かがいたのは確かだ。
 その時、少し爽やかなライムの匂いがした。自分の物ではない匂い。
 やはり誰かいたのか。しかし誰かまでは分からない。
「……まあ、いっか」
 佐東はそう諦めて、保健室を出る。教室に戻ってその日はそのまま授業を受けた。

 次に佐東が保健室に来たのは、一週間後のことだ。
 体育の授業がサッカーだと聞いて、すぐに具合が悪いと言って保健室に逃げ出した。具合なんか悪くはないが、寝不足でと言えば無理にとは言われない。もちろん単位ギリギリを計算して休んでいるが、今年は十分単位は取れているから気にしない。
 保健室に来ると誰もおらず、鍵も閉まっていた。
 保健の教師は今日も保健教師の会議でいない。なんでも会議の役員になっているらしく、準備などで忙しいらしい。
 佐東はそれを知っていて、合い鍵で中に入って中を確認して、ベッドに潜り込む。いつものように睡魔が襲ってきて、そのまま寝始める。
 チャイムが鳴って更に静かになると、睡眠は深くなる。


 そんな佐東が寝ている保健室に、誰かが合い鍵を使って入ってくる。
「……」
 佐東が寝ているのを確認してから、保健室の鍵を閉める。
 そしてベッドに周り、佐東の顔を見る。
 可愛い顔をして寝ている。
 佐東は、大人しめで少し大人びた瞳をした青年だ。一般的な生徒とは距離を置いた一歩先を進んでいるような感じで、同世代の人間より大人びていた。
 友達といるところはあまりみないが、そこまで親しい人はいないようだった。けれど、それで彼が困っているところは見たことはなく、教室にいる時は本を読んで過ごしている。
 普段も図書館に通ったりしているが、最近はもっぱら保健室で寝ていることが多い。
 保健室で見かけた時に、寝ている姿をずっと見て一時間を過ごした。
 そのうち、佐東の寝付きの良さから、寝てしまうと一時間は絶対に起きないことが分かった。
 そのうち、頬を触ったり、唇を触ったりしていたが、それでも目を覚まさなかった。
 次第に見ているだけでは満足できなくなって、佐東の顔を見ながらオナニーをしてしまった。
 だんだんとそのスリルに填まり、見つかったらどうしようと思いながらも、止められなくなった。
 最近は、佐東の口に己のペニスをくっつけてみたり、肌にペニスを宛がったりして、ペニスを扱いている。開いている口にペニスの先を入れて浅く腰を振ってみたりしたが、それでも佐東は目を醒まさなかった。
 佐東は、制服のズボンも皴になるからなのか、脱いで寝ているので、布団を捲って、下着を下ろし、アナルを眺めてした。
 佐東の尻にペニスを宛がい、割れ目にペニスを軽く挟んでペニスを扱いたこともある。
 最近は、アナルを拡張する道具を持ち込んで、佐東のアナルに小さなモノから挿入を始めた。最初は、鉛筆くらいに細いもので、そのうち、アナル専用のビーズを入れたりもした。
 佐東はそれでも気付かずに、荒い息をしながらも寝ていた。
 だんだんと拡張を続け、週で多ければ三回、少なくても二回は続けた。
 佐東は違和感は抱いていないようで、鈍いようであるが、それでも開発は続けた。
 昨日は危なかった。
 尻でやった後に、顔を見て扱いていたら、うっかり顔に精液をかけてしまった。気付かれたかと思ったが、特に変化はなかった。
 だから今日は、口の中にペニスを半分入れて扱き、勃起したところで、佐東のアナルにアナルビーズを入れた。今回は長くて少し大きいが、佐東は問題なく、それらを飲み込めるようになっていた。
 そこで、我慢がきかなくなった。
 これをこのままにしておいたら、佐東はどうするだろう?
 保健室でそのまま抜くか、それでもトイレまで走るか。
 そのどちらでも見て見たいと思った。これを佐東が自分で捻り出しながら抜くという行為をどうしても見たかった。
可愛い顔をして寝ている佐東の口にペニスの先を入れ、そこでペニスを扱く。口の中に入れたまま射精をしたら、さすがに起きるだろうが、混乱からのアナルビーズは見て見たいと、興奮が抑えられない。
 そのまま携帯で、佐東の口にペニスを突っ込んでいるところを写真を何度も取り、動画も撮る。
「……うっ……はっ」
 軽く呻きながらペニスを扱き、とうとう佐東の口の中に精液を吐き出してしまう。
 ビューッとでた精液は佐東の舌に溜まったが、それが涎と共に交ざり、ペニスが口から出ると、ドロリとした液体になって口から垂れてきた。
 それがとてもよかったので、その様子も動画に撮った。
 写真を何枚も撮ってきたが、今日の出来は最高であり、最後かもしれない。
 写真を急いで撮ってから、保健室を後にした。
 もちろんアナルビーズはそのままであるし、口に射精した精液もそのままだ。
 これが最後だと思いながらも、最後なら佐東を脅してでも何かできるのではないかと思えてきて、わざと廊下に立ったまま佐東が保健室から出てくるのを待った。