R18novel短編

きっかけ-2

 それから一時間ほど経ったくらいに、順也はすっと寝てしまっていた。
 それを確認した小町は、すっと立ち上がって部屋の隅にある戸棚を開けて、そこから箱を取り出した。
「さて、順也くんが寝てくれたので準備するか」
 寝ている順也の頬を一度叩いて、起きるかどうか調べる。
「……っ」
 ぐったりとしたままの順也はそれで起きる様子はなく、小町は満足する。
「たった一杯で朦朧とするクスリを五杯目も立て続けに飲んだら、寝て起きないのか。
クスリを入れすぎたのか。まあいっか。この方が面倒もないし」
 小町はそう言うと、順也を転がして順也の服を脱がしていく。
 全裸にしてから、躰中を調べて、満足したように笑う。
「案外掘り出し物かな」
 小町はそう言うと、まず順也の乳首を軽く擦り、そこにニップルポンプを使って、乳首を勃起させてから乳首にゴムを巻いた。
 それによりピンと立った乳首を小町が軽く擦る。
「ん……ふっ……」
 少し擦ってやっただけで順也の息が上がってくる。
「セックスは好きなんだな」
 媚薬が入っているわけでもない、ただ朦朧とするだけのクスリで眠ったようになっていたとしても感じることはできるのは、この行為を相当好きなのだと察することができる。
 それから別の道具を取り出す。
 順也のペニスに電動オナホールを取り付けた。透明な筒にペニスを入れて、その中で回転で亀頭を攻める道具なのだが、これが手などが疲れなくて便利だった。
 さっそくスイッチを入れて、亀頭を刺激してやる。
「ふ、ぅ……ん、ん、んっんっ」
 急にペニスを刺激され、順也が身もだえを始めたが、それはすぐに良いように変わったようだった。
「ん゛っんんっ……んっふ、ん」
 順也は自分で股を大きく広げて、少し腰を動かしながら、亀頭の刺激を受け入れていた。
「あん……も、やぁ……っふ、ぁんっ」
 すぐに嬌声が上がる。それに小町はニヤリと笑った。
「好き者だったか。男の経験があると楽だと思ったけど、こりゃ拾いモノだな」
「やっ、あっ、あぁんっ……」
順也の乳首を指でぴんぴんと何度も跳ねてやると、順也は自ら胸を突き出し始めた。
「あーっ……あっあぁっ……んっやぁっあぁんっ……」
 絞った乳首を小町が舐めてやる。先端を舌で押しつぶすようにして、勃起したままの乳首を口の中で転がしてやった。
「あ゛あっあんっやっちくびっっ……あっあっひあああっおち○ぽっいいっ」
 朦朧としたままで順也が、卑猥な言葉を口にしたとたん目を覚ました。
「あぁっ、あん、あっあっ、な、なにっ、あぁん……ああっっ!」
 ガクガクッと躰が跳ねて、ビクビクと何度も震えて、順也は状況を理解しようとしたのだが、そんなことよりも快楽がまず襲ってきた。
「あ゛あっあんっやっいくっいくっ……! あっあっひあああっ」
 順也はそのまま達した。
 暫くしていなかったのもあり、あっという間に射精をさせられたのだが、亀頭に填められている機械は止まることを知らない。
「あひっい゛いっあっあっあっあんっ!」
 射精をしながらも刺激をされて、順也は何がどうなっているのかという些細なことも考えられなくなった。
「やぁっもっやめっ……あぁっあっんっ」
 小さな機械音が、亀頭の良いところを攻めてきて、順也は嬌声を上げた。
「あぁああんっ! ひあっらめっあっあんっああんっ!」
 小町は無言で順也を機械で追い詰める。その間も乳首を吸って転がしてと続けていて、順也は乳首と亀頭を攻める機械で二度目の絶頂を味あわされることになった。
「やぁっいくっいっちゃっうっあぁっひっああっ」
 外してほしいと思っても、快楽が襲ってきてそれどころではない。
「あぁあっいくっなんかきちゃうっ……あっああああぁんっ!」
 順也はそれでまた達した。
 小町が達した瞬間に機械を外してくれたお陰で、順也は派手に失禁までした。
 躰を痙攣させながら、尿が弧を描いて散るのを眺めている人間が他にいた。
「すげ、さすが小町さん。機械だけで失禁させるとか」
「マジ、今回はいいの拾ってきましたね」
 ゾロゾロと六人ほどの男がいつの間にか部屋にいて、順也が絶頂を迎える瞬間を眺めていた。
「あ……え……やっ……なんで……」
 朦朧としながらも逃げようとしたとたん、順也のアナルに何かが挿入された。
「ひっ! ああっ!」
 それはローションの入った注射器で、一気にローションがアナルの中に入れられた。 それが奥まで届き、順也は奇妙な感覚に襲われる。まるで射精をされた時のような感覚で感じたのだ。
「あぁっんっ、変っ……あぁっおかしくなるっあっああっ」
「おかしくなってもらって結構。これ、欲しかっただろ?」
 小町がそう言うと、アナルにアナルビーズを埋め込んでいく。
「あぁっんっはあっあんあぁっ……」
 チュポチュポと入っていくビーズが、内壁を押し開き、ごろごろと転がって内壁を抉ってくる。
「ああぁーっ……はぁっ、ふぅっ、あっ、はぁっ、はぁっ……」
 道具を試したことはある。元恋人がこういうものを使うのが好きだった。そんな玩具に蹂躙される順也を見るのが好きだったのだ。
「ひああっ、あっあんっ、だめっだめ……っ、あっああ〜……っ」
 感じてはいけないのに、朦朧とした頭が快楽以外を考えてはくれない。
大きめのビーズが幾つも入り込み、それがいつも以上の数であることに順也は驚いた。
「ああっ、んっ、あっ、あっ、ふあっ、あんっ……はぁっ、んっああぁっ」
いつも届かないところに、ビーズが張り込んでいる。
「ほら、ラスト。全部入るもんだな。淫乱順也くん」
 躰を揺すられて、順也が嬌声を上げる。
「あ゛っひっあっあんあんあんっ」
 それに見ていた男達が喉を鳴らして群がった。
「ひああっ、もっ、そこだめぇっ……あっああっ……」
アナルビーズの圧迫感に翻弄されているのに、群がった男達が順也の躰中を撫で回し、更には舐めてくる。押さえつけられて、ゴムが填められている乳首を双方から違う人間に舐め回され、ペニスまで咥えられた。
「あぁんっ、あっひあっあっらめっ……あうっんっふっ」
 そうしているうちに、膝にペニスを挟んで男が扱き始めると、順也の手にペニスを握らせて扱かせる者まで出てきた。
「あっあっ……んっはぁっ、だめ、んっ、あっあんっ……」
 砂糖に群がるアリのように、男達は順也の躰に吸い付いた。
「やっああっ、そこっ……だめ、あっあっあっああーっ」
 こんなに躰中を縦横無尽に舐め回されたことはなかった。順也はその気持ちよさに翻弄され、嬌声を上げるだけになった。
「ああっちくび……乳首くりくりして、ん、なめて……っあっああんっ!」
「舐めてやってるだろ。気持ちいいだろ?」
「あひっああっいいっ、あぁんっきもちいっ、あっあんっあんっ」
 どんどんと追い詰められていく順也は考えることを止めた。
 乳首を舐められていることも、ペニスをフェラチオされていることも、知らない男達のペニスで躰を蹂躙されていることも気持ちが良い。元彼氏の酷さよりもこっちの方が酷いはずなのに、ずっと元彼氏に振られてから我慢してきた性欲が、一気に解放されてしまった。
「んっあっい゛いっ、よすぎてっだめになっちゃうっ……あっひっおっああっだめっ……あっひっぱったら……おおぁあああ――――――っ!」
 小町が入っていたアナルビーズを一気に引き抜いた。
「あうっあっあっあんっふっ……あっあああっ!」
アナルビーズが出ていく感覚で、順也は達した。十個は入っていたビーズが一気に引き抜かれるなんて初めてで、あり得ないほどの快楽を得た。
「はああっ……あっあっ、ん、はぁっ……」
 まず一人ではできないこと。元彼氏だけでもできない、両方の乳首を噛まれて、ペニスをフェラチオされながら、アナルビーズの刺激で達する。それが異常なほどの快楽であり、順也はもう抵抗する気も失せた。
小町が何者でもいい。
 慰めてくれるなら、怖くないなら、これでもいいと思えてきたのだ。
 小町が大きなグロテスクなペニスを扱いて、それを順也のアナルに宛がった。
「あっあっあっおち○ぽ、だめっあんっあんっ……やっあひっうっああーっ……おち○ぽ入ってくるぅあっぁあっ」
アナルビーズで広がったアナルに、小町のペニスが入ってくる。凶悪に反り返ったペニスが内壁を押し開き、奥までグングンと入り込んでいる。
「なんで駄目なんだ? これが欲しくてアナルが締め付けてきて、凄いんだけど? 待ってたんだよな?」
「んっ、あ゛ぅっ……だめっおち〇ぽ…っ、中、突かれるとおかしくなっちゃうからぁっ…ふあっ……お゛っ、うあぁっ」
 そう抵抗して見せたが、それは男達を喜ばせる言葉になっていた。
 順也の嫌じゃない抵抗に、小町は強く腰を打ち付けた。
「あ゛ああっ……ひっ、お゛っ、らめっ……あ゛っうぁあっ、おおきすぎっ…あっああっ……」
 元彼氏のペニスよりも反り返り、更に太さがある小町のペニスに、順也は翻弄された。
「ああぁー……っ、それっらめぇっ、あっひあっ、おかしくなるっ……あっあんっあんあんあんあんっ!」
 悲鳴を上げる順也に、周りが笑っている。
「仕方ないよ、小町さんのペニスじゃ、誰でもこうなるって」
「そうそう、これで堕ちないヤツ、いなかったし」
 そう言うのだ。このペニスには真珠のような瘤があった。それが前立腺を上手く擦り上げる位置を行ったり来たりとして、順也の腰が跳ね上がる。
「ひああっいくっいくっ、あぁっいっちゃうっ! あんあんあんはあんっ!」
 六人に押さえつけられているのに、順也はその男達を振り飛ばしかねないほど躰を痙攣させて絶頂を迎えた。
「あっあっあぁっ……あひっあっあぁんっ」
 ぐったりとしている順也に、小町が中で射精をしてペニスを抜いた。
「じゃ、あとは好きにどうぞ」
 小町がそう言って、ペニスをしまって下がっていくと、男達が順也に群がって、我先にとアナルにペニスを入れた。 
「あひっ……あへっ、あっ、もうっ、らめぇっ……ああっ……」
 小町にイかされてへばっている順也に、次から次へとペニスが挿入され、イかされては中で射精された。
 白い精液がペニスが抜けるたびに、アナルから溢れてくるが、その吐き出されて精液を掻き出すように、次のペニスが挿入されて、ピストンを速めていく。
「あっあっあっあんっあんっあぁあっやっあああっ」
 様々な体位にされ、順也は男達を受け入れた。
 もう元彼氏のことなど忘れてしまい、この時間を楽しんだ。
男達のペニスを咥えて精液を飲み、好きな時に絶頂して射精をした。男達は順也がいつ絶頂を迎えようが、笑って受け入れて、好きにさせてくれた。
 絶頂まで管理されていた元彼氏の時よりも、快楽が自由で、順也はその時点で満たされてしまっていた。
「いっちゃっ……あっあっいっちゃうっ……おち○ぽで、んっはぁっいいっ、ごりごりおち○ぽで犯されてっ……あっあんっいいっ……いっちゃう……あっあんっあぁああっ!」
「もっとイっていいぞ。ほら、乳首も好きだよな順也」
「ああぁっ……いいっ……あっいい、乳首おかしくなっちゃったからぁっ……ちくびっあっあぁんっ」
 激しく突かれながら、乳首を両側から別々の男に舐められて好きにされるのが、順也の好みになっていた。
「あぁっ……アナルがおま○こにされちゃったっ……ぁあんっもうっ……おち○ぽないといきていけなっい……ぁあっあっあっああっおち○ぽ……いいっあはっ」
「これからは、皆で可愛がってやるからな、順也」
「うれしいっあぁっぁっ、おち○ぽハメられてるのっ、おち○ぽいっぱいずぼずぼされて、どんどんっ変になっちゃうっあっあっあんっ」
「お前の中、最高じゃん! 元カレがよりを戻したがるわけだっ」
「こいつ名器じゃん、小町さん、さっすがだ」
 よがり狂う順也を最後は小町が犯した。
「あああぁんっ! らめっあっあぁあっ、やああっいくっいくっ……あああぁーっ……!」
「ほらほら、イけっイきまくれっ! 淫乱順也っ」
「あっああぁっいくっ、出るっ、出ちゃうっやっあっあああーっ!」
全員の目の前で順也は達して、気持ちよさから放尿をした。
 それを見ている男達が笑っている。
 いつの間にか始まっていた撮影、増えている男達。十人近くはいただろう。その全ての男が順也とセックスをした。


 散々たる状態の乱交であったが、順也は朝になると店の前で小町に解放された。
タクシーに乗せられ、家で下ろされたが、その時に順也に小町が名刺を渡した。
「躰が寂しくなったら、電話しな。もうお前は普通じゃないんだから、元カレなんかじゃ満足できねえぞ」
 小町がそう言って去って行った。
 順也はぼやけた頭で、確かにそうかもしれないと思った。
 うかうかと知らない男に着いていった時点で、こうなることは予想できたはずだった。迂闊すぎて相手を憎む前に自分の愚かさに目が行く。
 しかも躰が疲れているが満足していることも、小町たちを警察に突き出す気にさせない。
「寂しくなったら、か」
 名刺を眺め、一瞬側にあるゴミ収集に捨ててやろうとしたが、順也はそれをポケットにしまった。
寂しさにつけ込まれたのだが、寂しさは埋まった。
 けれど、あの男達のペニスが良すぎた。
 またアレを味わいたい。
 そう思っただけで喉が鳴った。


 その後、元彼氏は順也の前に何故か現れなくなった。
 メールも電話も、アプリのメッセージも一切なくなり、一週間が過ぎると、順也は名刺に書いている小町の携帯に連絡をいれていた。
「あの……寂しいので……またあの時のように滅茶苦茶に犯して下さい」
 そう順也は口にしていた。
 その言葉に小町は少し笑った後。
「二十人くらいのヤツが、お前を抱きたいと待ってる。今から地図を送るから、タクシーで来い」
 そう言われて、順也は嬉しくなった。
待ってる人が、抱いてくれる人がたくさんいる。
 いつまでも待って振られたことが、遙か彼方になり、元彼氏の面影も今や思い出せないほどになった。