R18novel短編

恋の特効薬-1

 その研究室では、様々な薬を作っている。
 匂いの元になるものや、健康食品のサプリメントと多岐にわたっている。その中で、サプリメントを作る部門に、堂林と伝川(つたがわ)は配属されていた。
 ビタミンなどを錠剤にしているサプリメントには、当社オリジナルの味にしたりしている。
 そんな中で堂林と伝川は、その味についてそれらしさを求められる研究をしていた。
「サプリメントって味がない方がそれっぽいよなあ」
 伝川の言葉に堂林も頷く。
「なんというか、味があるとお菓子になってしまう気がするが……」
「いっそグミみたいなのでいいんじゃないか」
 伝川の提案に、堂林はそのグミという形で、サプリメントを作ってみることにした。
 お菓子のように食べやすいというコンセプトを立てて作りあげたものは、まさにグミだった。
 伝川が好きなグレープ味にしてやったが、ちゃんとビタミン類の様々な種類が入っているものだ。
「へえ、見た目はグミだな」
「だろ? そういうコンセプトだからな」
「食べていいか?」
「ますは試食会に出す前に、試してみるしかない。そもそも不味かったら、商品にならないからな」
 そう二人で話し合って、まずは伝川が食べてみる。
 摘まんで口に入れ、モグモグと噛む。少し柔らかい気がしたが、それでも食べやすい。味もグレープの味だけが広がって、甘くて美味しい。
「美味しいっ!」
 伝川はそう言ってもう一個頬張った。
 それに釣られて堂林も一口食べる。
「お、本当だ。グミだけど固すぎなくて、ちょうどいい」
「だな。でも、美味しすぎて、これ一日一個じゃ……」
「確かに、二、三個ならあっという間に食べてしまうかもな」
 一日一個〜三個が目安のサプリメントである。お菓子のように美味しいとなると、食べ過ぎてしまう人も出てくるかもしれない。
「食べやすさを追求しすぎて、食べたくなる味を作ってしまったか」
 堂林がそう言いながら、もう一個食べる。
「企画としては面白いが……食べ過ぎるという問題が課題だな……ん?」
 意見を出しながら、堂林がもう一個食べてしまった、その隣で、伝川が、躰を押さえて震えている。
「どうし……た?」
 そう言ったところ、伝川が顔を上げた。
「堂林……なんか、躰が……熱くて……なんかムズムズして……あっ」
 伝川が躰を震わせて、上目遣いに眺めてくる。その瞳は潤んでいて、息も上がっている。
「……どうした……伝川……」
 そう言っている堂林も、なんだか息が上がってきている自分に気付いた。
「なんだ……これは……」
 躰が熱く、ムズムズと何かおかしな形になってきたと思った時だった。
 急に研究内のアラームが鳴った。
 ウィーウィーっと大きなサイレンがなり、廊下の隔壁が降りてきている。
「え……なんだ……」
 躰も熱いし、ムズムズするし、それなのに研究所室内では、各階の隔壁がおり、さらには廊下も室内の鍵もロックがかかってしまう。
「なんだ? 何が」
 そう慌てていると、アナウンスが流れる。
『研究所内に、研究室04号室より、MM66薬品が気化し散布されてしまいました。研究所内すべてを隔壁で封鎖いたしました。空気清浄がされるまで救護隊は入室できません。各研究室内の作業員は、そのまま待機。研究室内から出ないで下さい。……繰り返します……』
 どうやら何かの薬品を撒いてしまい、それが気化して空気中に漂ってしまった。04号室から人が出てしまい、廊下にまでその薬品が出てしまったため、研究所内にいる人間を助けるために廊下の隔壁を下ろし、研究室から出ないようにロックが掛けられたということらしい。
「……これ……その薬品のせい?」
 躰が熱くてどうしようもなくなってきた伝川がそう言った。
「わ、分からない……そもそも他の研究室で何をしてるのかも……」
 堂林がそう言って、伝川を見ると、伝川が服を脱ぎだしたのである。
「ああ、我慢できないっ」
 躰が熱くて、服を脱いでしまう。それは上着やズボンだけでなく、下着まで全て脱いで全裸になったのだ。
「つ、伝川……なにして」
「だって熱いんだもん、それになんだか、エッチな気分……あっん」
 伝川はそう言って全裸になった自分の躰をクネクネと動かし、体中を弄っている。
 すると堂林は気付いた。
 伝川のペニスがすっかりと起っていることに。
「ああぁ……ふぁっ、あん……気持ちいいっ……んんっ」
 伝川はそう言いながら、躰をさすっていたが、自分のペニスが勃起していることに気付いて、手を伸ばして自分のペニスを掴んだ
「はぁっ……ヤ、だ、ちんぽ、なんでっ……あっあっオナニーっしちゃうっあっあっ止まんないっ……きもちっいいっあっん!」
 伝川はペニスを掴んだとたん、それを扱き始め、オナニーを始めた。勃起したペニスからは、本当に気持ちがいいのか、先走りがもう出始めている。それが手に平に伝わり、ニチュニチュッと大きな音を立てている。
「あぁんっ……ちくび、もっやだぁっ……起ってる……摘まんで……あっ、あっ……いいっ……ちくびっ……あっあっあっいいっんっあっ!」
 伝川は立ったまま、堂林に見せつけるように、ペニスを扱き、乳首を摘まみ上げながらオナニーを見せつけてくる。
 そのエロさと言ったら異常だった。
 堂林は言葉を失って、止めることもできなかった。
「ひゃっあぁんっ! あひっあんっあぁっああっあっあっ」
 こんな異常な事態は、絶対に先の薬品のせいであるはずだ。だから異常な行動を取っている伝川を止めてやらなければ、ならないのだが。そのエロさに目を奪われて止めることができないのだ。
エロくて美しい伝川の痴態が、堂林を同じ異常に導いていく。
「あっあんっ、んっやっ、やらっあんっ……っみてるっああっみられてるっあっん」
 堂林がゴクリと喉を鳴らした。
 それは伝川の痴態が、想像以上に堂林の性欲を刺激しているからだ。
「あっあっ、やだぁっいっちゃうっ……でちゃうっはぁっ、あうぅんっんっふあぁっ……みられて……いっちゃっう……あっあっ堂林にっみられてっ……あっあっああんっだめっだめなのに……ああっん」
 伝川も堂林に見られていることに恥ずかしさを感じてはいるが、痴態を止める行動はしない。一層激しくオナニーを見せつけ、そして絶頂を迎えた。
「あひっあんっあんあんあぁんっんっあぁーっ!」
 射精した精液が、床に飛び散り、白い液体が堂林の足下まで飛んできた。二メートルは間が空いていたのだが、それほど勢いよく飛んだということだ。
 達した伝川はその場に崩れるように座り込んだ。
 伝川のペニスは痙攣するようにヒクヒクと震えているが、まだ半勃起をしている。
 これで終わったと堂林は思ったのだが、寧ろ始まりにすぎなかった。

 伝川がぐったりしていたのは、ほんの一分ほど。すっと視線を上げた先に、堂林の股間が見える。その股間は勃起しており、ズボンがパンパンに膨れあがっていた。
「堂林……おちんぽ起ってる……んふっちょうだい……っ」
伝川は素早く、堂林の股間に飛びつき、もの凄い手際の良さで、堂林のベルトをさっと外し、ズボンのボタンも外してファスナーを下ろし、下着もはぎ取るようにしてずらせた
「何をする! 伝川!」
 堂林がそう言って怯んだ時には、足にはズボンと下着が中途半端に脱がされたことにより、軽い拘束された状態になっていた。
「や……めるんだ、伝川っああっ!」
 伝川を止めようとしても、もう既に伝川は勃起している堂林の凶悪で大きなペニスを両手で握って、まさに口に含もうとしている。
「おちんぽ、舐めさせてっ! ああっ……美味しそう……んん、むふっ」
「う……ああっ!」
 急に口内にペニスを咥え込まれ、その感触の良さに堂林はビクリと躰を震わせた。
「んっ、むぅっ、んっ、ぅんっ、んっ」
 伝川は夢中になって堂林のペニスを咥えて、舐めて扱いている。ジュルジュルとたくさんの涎を付け、まるでキャンディーでも舐めているかのように美味しそうに微笑んでいる。
「はぁんっ……ん、ふぁあ……」
 腰が抜けそうな感覚が襲ってきて、堂林は抵抗ができなかった。伝川のフェラチオは酷く上手く、男同士だからいいところが分かっているとばかりに、裏筋を舐めたり、亀頭や尿道まで舐めてくる。
「んっ、んっ……んふっ、すごい、むふっおっきぃ……、んんっおいしっんふ」
 後ろにテーブルがあり、そこに押しつけられた堂林は逃げることができないまま、フェラチオによって追い上げられていく。
「……っ!」
 もう射精がしたくなり、堂林は伝川の口の中に射精をして絶頂を迎えた。
「んんっ!? んっ、ぅんっ……」
「……ッ、ハァッ」
 伝川はそれを口で受け止め、吐き出された精液を美味しそうにゴクゴクと飲んでいる。口の端に残っている精液まで舌で舐め取って、それもゴクリと喉をならして飲み込んでしまう。
「うふっ美味しい……堂林の精液、美味しい……んふっ」
「はぁっはぁっ……あ、ぁぅ……、はぁっ、この……淫乱が……」
 堂林がそう言うと、伝川はニヤリとして言った。