R18novel短編

リアル-1

 内原は、最近寝ることが不安だった。
 はっきりとした現象が起き始めたのは、一ヶ月前のことだろうか。
 寝ている時に見る夢。それが問題だった。
 起きた時は特に何でもないことなのだが、その夢は、とても酷かった。
 夢は覚えていないことの方が多く、気にしたこともなかった。
 けれど、今回の夢は、何があったのか隅々まで覚えているということだ。

 眠りに入ると、すぐに夢だと分かる場面になる。
 周りは黒の箱のような場所。右も左も上も下も真っ黒。何処まで行っても壁はないから、明確には無限空間かもしれない。
 実際、何度か走ったことはあるが、壁などに到達する前に力尽きた。
 とにかく同じところにいるのは嫌で毎回逃げていたが、最近はそれも無駄だと覚えた。
 この空間は、どこまでも繋がっているのだ。
 ハッとすると、遠くから人がやってくる。それも十人はいる。
 全員がマッチョで一糸まとわぬ姿をしている。
 それが内原を追ってくるのだ。
 どんなに逃げても内原はすぐに追いつかれ、彼らに床とも言えない場所に押し倒される。
「いやだっ! もういやだっ!」
 夢なのだから、何をされてもダメージはリアルではない。
 そんなことは分かっているが、精神的なダメージは段々と溜まっていく。
 なぜこんな夢を見ているのかも解らず、寝ている時は寝る位置を変えたりもした。寝ないでいればいいなどと考えたこともあった。
 けれど、いつの間にか寝ている。
 友人の家に避難をしたこともあったが、それでも夢は追ってきた。
 もしかして自分はこんなことを望んでいるのかと、一瞬でも自分を疑ったが、冗談ではなかった。こんなこと許されるはずもなかったし、リスクが高すぎる。
 なんで、こんな顔すら真っ黒で、誰かも分からない男達に、よってたかって犯されなければならないのか。
「も……いやだ……やめてくれ……」
 内原は逃げようとして、後ろに下がると、いつの間にか後ろに人が立っている。
「あ……や……だっ!」
 後ろに立っていた男が内原の躰を捕まえ、立ったままで内原の乳首を片方の手で捏ね始め、片方の手でペニスを扱き始めた。
「あー……っ、あは……あっ……あっ……あう……」
 もう既に覚えた快楽は、乳首を捻り上げられただけで、背筋をゾッとした感覚が走るほどだ。
 他の男達が近寄ってきて、内原の躰に手を伸ばしてくる。
「やだ、や……っいや……ぁううっ、く、あぁっ……!」
 もう片方の乳首を誰かが摘まみ、舌を這わせてくる。両足が上げられて、後ろからアナルに指が入り込んだり、舌が襞を舐めてくる。他の手が太ももや躰を撫で回し、足の先まで舌が這って回っている感覚がする。
「うああぁ……っ!ああっ、ひ……ゃあ……あっ、あっ、あ……っ!」
 全身を舌で舐められ、それが気持ちがよくなってしまい、内原は段々と抵抗する意志を奪っていく。
 扱かれていたペニスを誰かが咥えてきた。腰が抜けそうな感覚が一気に内原を襲い、内原は嬌声を上げた。
「やだっ、あぁ……っ、ちが、そんな……っ、だめぇ……!やだ、ぁ、あ、ああっ」
 乳首を両方舐められ、脇や腕、指先や足先まで男達に舌で舐められているのに、ペニスやアナルにまで舌が這い回っている。
内原の中での理性は、もうこの段階で壊れてしまうようになっていた。
「ふぁあっ! あぁんっ乳首っ、ちくびさわってぇっ、んぅっ、いっぱいこりこりってして、舐めて吸ってぇあああんっ……おちんぽっきもちぃいっ!」
嬌声を上げて卑猥な言葉を口にするのは、楽になるためだ。
 こうやって卑猥な言葉を言っていると、駄目なことをしている自分の羞恥心が何故か消えていくようになった。どうせここには自分をセックスしてくる男しかいない。
 しかもこれは夢だ。
 現実ではない。
 なら、羽目を外したとしても誰も迷惑を被らない。
 自分だって現実では何の被害も受けない。ただの夢なのだ。
それなら、楽しんだ方が利口だという考えにいつも至ってしまうのだ。
「ああああぁんっ! ひぃあぁっ、らめえっええぇ、もうやらぁっちゅうちゅうしないれぇえああんっ!!」
 躰中を舐められ、内原は絶頂を迎えた。
 全身を震わせて絶頂すると、内原は男の一人にアナルにペニスを挿入される。
「ひあぁああっ、ああぁっ、だめえっ、いってぅの、おれっいってぅからぁっ、もっ、おちんぽでっゴリゴリってしちゃだめっあああぁっ」
 そのまま男と一緒に床に寝転がり仰向けにされたままにされる。
 すると、男たちの大きなペニスがすーっと目の前にたくさん現れ、そのペニスで乳首を捏ねられ、脇にペニスを挟んで扱かれ、手や膝なども内側にペニスを挟まれて、全身をペニスで触れる。
 そのうちの一人が、内原の口にペニスを突っ込み、腰を振り始める。
「んっ、ふっぅ、んぅ……ん"っんっんんんっ!!」
 男達のペニスは、内原の口の中では二十回ほど扱くと、すぐに精液を吐き出してくる。
「ぅんっ! ふぁんっ、ぷはっんっ、んぅっ、ん"んんーっ!」
しかし、次から次へと口の中にペニスを突っ込み扱いては射精をしていく。
「んふぅっ、うっ、くふ、う、うう……っ」
 アナルに入ったペニスには、五十回ほど扱くと大量の精液を吐き出して出て行くが、すぐに次のペニスはまた同じことを繰り返す。
「あああっ、やらぁっ、なんでっ、あっ、ひぁんっ」
 ペニスでアナルを突かれると、どうしようもなく気持ちが良かった。すぐさま内原は絶頂をするが、すぐに躰がビクビクと跳ねながら、また勃起をしてしまう。
「あああぁっ、やらっ、おれ、いってぅ、いってぅよおっ、あんっ、そこ、ぐりぐりってぇっ!」
内原のペニスには何個もローターが付けられ、何かで固定される。それが同時に起動して、内原は絶頂をすぐに迎えたあと、放尿をする。
「ひああああっ!? あぁっ、あんっ、ひぃあっ!」
 絶頂しながらも男達のペニスは止まらず動き回り、乱暴に内原の躰を突き上げてくる。
「ああぁんっ、あんっ、んはっ、はふぅっ、いいっ、いいのぉっ、おちんぽぉっ、いいのっもっとぉっおちんぽっちょうだいっ、んあああぁっ!」
 自分で躰を揺すり、男のペニスを咥えた腰を上げ下げして、自らそれを受け入れる。
「やあああぁっ! やぁっらめ、ちくびぃっ、あぁんっ、ふぁああっ」
躰を激しく揺すっているのに、器用に誰かが乳首を吸ってくる。夢だからか、男の口だけが乳首に張り付いているとしか思えない現象である。
「っんは……あぁっ!やっ、だめ、それだめ……っ、やあぁっああぁあっ!」
 ペニスにはローター数個、それが振動しながら、内原は絶頂を迎え、精液を撒き散らすように吐きだし、それでもなお腰を振った。
 ペニスは断続的に精液を吐き出している。
 頭の中は真っ白で、もう条件反射で腰を振っているだけになっている。
「ひああっそこっあひっ……おかしくなるっあっい゛っあっあっあんっあんっあんっあぁんっ!」
アナルに入っているペニスが二本になった。
 広がらないと思っているアナルが広げられて、二本目のペニスを受け入れると、そのペニスが奥まで突き上げてくる。
 もう腰を振るなんて余裕はなく、男達に躰を揺すられて、何度も絶頂を迎える。
 男達も精液を吐き出すと、次のペニスが容赦なく奥を突き上げてきて、内原の躰を貪っている。
「ああああっ! ああんっ、おちんぽっすきっ! いいっいいよぉっああっ……ちくびぃっあああんっ……おっきいおちんぽがぁ、おれのなか、んぁっああんっ!」

「やああああぁ! れちゃうっ、またれちゃうのぉっひぃあっ、あんっ、ぁんっ、あぁっいくぅっいくっあああああっ!!」
内原の絶頂に合わせて男達も一斉に精を吐き出す。
 それが内原の躰中に精液を浴びさせて、内原はそれを受けながら、また絶頂をした。
「ぁっ……はぁん、んっ、んっ……」
 そして目を開ける瞬間、やってくる唯一顔が分かる男が来る。