R18novel短編

全ては君のため-2

 それからも、驍ヘ桜との約束を守り、性交渉を強引にしようとはしなかった。それは世間体というものが一番にあり、最低でも桜が二十歳を迎えるまでは、驍ヘ何もしないのではないかという気が段々としてきたほどだ。
 これを喜んでいたのは最初の方だけで、あの驍フオナニーを見せられた時からは、少し不満が生まれていた。
 オナニーを知らなかった桜が、オナニーを覚えたのもそれからである。
 ペニスを擦ることが気持ちがいいとは思えなかったのだが、色んなことを調べていくうちに、何度か驍フオナニーを見てしまった。
 どうやら、桜の飲み物に睡眠薬で軽いものが入れられている日があり、そんな日の飲み物を飲まずにいた日に限って、そのオナニーが見られたからだ。
 余りに気持ちよさそうに喘ぐ、驍フ姿を浮かべ、オナニーの仕方を調べたほどだ。エッチなことを思いながらするのがいいと、書かれていたので、一生懸命思い浮かべたのが、驍フオナニー姿であった。
 それを思いながら、ペニスを擦り、さらには調べて出てきた、乳首を弄ることも覚えた。一年後には、アナルに指を入れてアナニーをすることも覚え、自然と男同士のセックスに理解が深まった。
 それでも驍ヘセックスを連想させるようなことは、一切してこなかった。
 そんなある日の別荘地でのことだ。
 その日は、驍ェ先に別荘地へ行っており、桜は学校が終わってから駆けつけることになっていた。
 しかし別荘に速めに着いて部屋を尋ねると、驍ヘ散歩に出かけていた。
 待っているのも暇だったので、桜も驍追いかけて散歩に出た。
 自然の中で、緑がある。夏だというのに、熱さよりも涼しさを感じるような山奥である。人には出会わないし、出会ったらそれは身内というような環境である。
 歩き始めて十分ほどだっただろうか。
 人の声が聞こえた。
「あぁっも、もうっ……いきそう、いっちゃう……っあっあんっ」
 明らかにセックスをしているときに声だった。
 人目がないからなのか、開放感からなのか。誰かが青姦をしている。桜は見ないように去ろうとしたのだが、次の言葉に思わず振り返ってしまった。
「あ゛ひっあっらめっ……驍ウんっ……あっすごいっあっあっあっ」
 今、驍ニ言った? そう聞こえて桜は思わず覗きをしてしまう。
 相手は河原の大きな岩の所に居た。
 前のめりで岩に押しつけられているのは、地元の別荘地の管理に来ている夫婦の息子のバイト学生だった。そしてその学生のアナルにペニスを突っ込んで腰を振っているのが、驍セった。
 二人は川の音の流れる音が大きくて、桜がかなり近づいたのにも気付いていない様子で、夢中でセックスを楽しんでいた。
「あぁ……中ぐりぐりするからぁっ……あっああっそこっ、そこぐりぐりらめっ、あひっあんあんあんあんっ!」
 学生が恥じらいもなく、嬌声を上げて喘いでいる。
 驍ヘそんな学生の腰を掴んで、乱暴に腰を打ち付けている。凶悪な黒々とした驍フペニスが、学生を抉るようにして犯している。
 学生は気持ちよさそうに声を荒らげ、自らも腰を振っている。
「あぁあっ! あんっいくっあっあっもっと…もっと振ってっ…ああぁーっ!」
 驍ェ何度も打ち付けていると、学生が躰を震わせて絶頂を迎えた。
 それに合わせたように、驍ェペニスを抜いて学生の尻の上で射精をした。
 学生はその場に崩れたが、驍フペニスをすぐに口に咥えて、口で扱き始めた。
「んっ、んっんっんっ……んぅっふぁっ……おちんぽ……すきっんふ……ちょーらい……精液っちょうらい……くちに……んふんっんっんっ」
 学生が精液のお強請りをしている。
「綺麗に舐め取れよ」
驍ヘそれに答えるように、学生の頭を掴んで、口をオナホールのようにして腰を振った。
「んんーっ…! んっふぁっ、んっんんっ」
 学生はされるがままで、オナホールとして口を貸した。
 そして驍ェ呻いて、学生の口で射精をした。
「んんっ! んっふっ……ん、はぁっああんっ」
 学生はそれをゴクゴクと飲み込み、満足げに口を拭っている。
「あん…ん、はぁはぁ……もっと、中に頂戴……このおちんぽ、最高〜」
 学生がそう言い、驍ノ尻を向けて、また岩に躰を預けている。
 何度もそういうことをしてきたのであろう。学生は慣れていたし、驍煌オれたように溜息を吐いている。
「絶倫って、お前のことだよな」
「いいじゃん、あんたの可愛い子の代わりにやらせてやってんだから。で、まだやらせてくれないわけ?」
「…………」
 驍ェ答えないでいると学生が察したように溜息を吐いた。
「やらせて貰ってたら、ここには来ないかあ。ま、いいから。バシッと突っ込んで精液吐き出して、すっきりしてから帰りなよ」
「……今日で最後だからなっ」
 驍ヘそう言って、学生のアナルにペニスを再度突っ込んだ。
「あぁっあっひっあぁんっんっあっいいっ、あぁん……あっさいごは……っなかっなかで……だしてぇえっ」
 学生は驍フペニスをしっかりとアナルで銜え込んで、中で精液を出すようにと要求している。驍ヘそれに合わせて腰を使い、乱暴に強引に振っている。余りにも激しい痴態に、桜はすっかり目を離せなくなっていた。
「ひぁあっあんっあっそこっあっあんっはっあぁっ」
 ヌルヌルと出入りするペニスが、酷く艶めかしくて、羨ましかった。
 あんなに必死な驍ェ腰を振って、乱暴に腰を打ち付けている姿が格好良かった。ああ、あそこにいるのが自分だった、どんなに最高のなのか。
 そう思うと、桜はその場でズボンを脱ぎ、草の中で自分のアナルを弄った。
「あぁあっあひっあっあ゛っあ゛っあっあっ」
 学生の声が響いている中で、桜も驍フ動きに合わせて、アナルを指で抉った。
 これは驍フペニスで抉られている、そう思って弄っていると、自然とペニスが起った。
「んっ、ふぅ、ん、んっんっんっ」
 桜の息を詰めた声だったが、少し漏れた。息が上がってきて、いつもより興奮している。
「あぁっあぁんっあっひっそこっあっああんっくるっくる……っんぁあ――――――あぁっ!」
 学生が達して、驍煌w生の中に射精をした。
「……ふっんんっ……!」
 それと同時に、アナニーをしていた桜も達していた。
 桜は、驍ニ学生が川の水で汚れを落としている隙に、その場から逃げ出して屋敷に帰った。
 驍ヘいつものように、すっきりとした顔で桜が既に着いていたことに気付いて、部屋を尋ねてくれた。
 桜は驍ェ気付いていないのにホッとしたのと同時に、どうして驍ヘ自分を襲ってはくれないのだろうかと考えるようになった。
 襲ってくれたら、そのままなし崩しで、セックスができるのに――――――。
 そう思わずにはいらない。
 とにかく、桜は驍ニセックスがしたかった。