素直の在り処

1

 やっと卒業してくれる。
 そう思ってホッとしたのは、朝野左京だった。
 自分が教えている、経済学の講義の教授で、若くして教授になったばかりだった。その一年目にして、面倒な学生がいた。
 名前は、西江(にしえ)。現役で入学した青年だ。二学年目にして朝野の講義を取ってきたのだが、どういう訳か異様に朝野に構うのだ。
 講義以外の時間に朝野の自室に訪れ、朝野を口説くのだ。
 三十一歳で教授になり、不安であったが学生が懐いてくれて、何とかやってこられた。それには西江の存在も無視はできない。
 西江が朝野に構うから、学生も気軽に朝野に話しかけてくれるようになり、授業も上手くいっていた。
 だが、その西江のスキンシップは常識の範囲を超えていた。
 平然と抱きつくのはまあ許すとしても、耳に息を吹き掛けたり、舐めてきたりする。服の上から乳首を見付けて指で引っかけていじったりもされた。
 ズボンの上からペニスを触られたりと、とにかく身の危険を感じるようなことが多かったと思う。
 しかし一線を越えることはなく、やっと西江が大学を卒業する。院生になるかと思っていたが、実家の事業を手伝うことが決まっていて、経営に関わっていくのだという。
 そうなれば、西江は朝野のことなど、あっさりと忘れてくれるだろう。
 そうして想い出になってしまえば、こんなことは二度と起きない。
 けれど、それを寂しいと感じている朝野がいた。相手は男子学生だというのに、自分は邪魔だと駄目だと思いながらも、それらを嬉しいと感じていたのだ。
 朝野は自分がゲイであることを西江に知られるわけにはいかなかった。
 だから教授になった瞬間からバー通いは止めたし、出会いの場にもいかなくなった。問題を起こして職を失うわけにはいかなかったのだ。
 そうして安定した生活を送ることができているわけだが、それでも西江にされることで性欲が自分の中にどんどん堪っていくのが分かった。
 持て余す性欲を一人オナニーで消化するしかなく、火を付けられるたびに朝野は処理に困った。
 ディルドやバイブを使って、とうとう自分の乳首でいけるまで開発してしまったほどだ。
 そうしようもなく、熱を持て余すようになってしまって、いつ流されるのかと不安で怖かった。相手は学生、卒業すればこんな十も年上になる男をずっと好きで抱いてくれるとは思えない。
 恋をする前に年齢で既に躓いているのだ。
 だから、朝野は西江に絶対に流されるわけにはいかなかった。
 それもやっと終わってくれる。
 ここから見える講堂で、大学の卒業式が行われている。朝野は用事があるので参加できなかったが、その用事も片付いたので、まだ式が終わっていないのを確認してから自宅に戻った。
 次の新年度用の教材をチェックしながら、論文を書いていると、玄関のチャイムが鳴った。
 インターホンに出ると、宅配便だった。そういえば田舎の家族が野菜を送ってくると言っていたなと思い出し、宅配便業者のためにオートロックを外した。
 暫くすると玄関チャイムが鳴る。
「はーい」
 返事をして出ると、確かに宅配便で実家からの荷物だった。サインをして受け取り、荷物を置くために一旦台所に戻った。荷物を置いてから玄関の鍵を閉めよとして玄関に戻ると、そこには見知った人が立っていた。
 西江だった。
 身長は百九十はあると言っていた長身で、体格も高校まで趣味でボクシングをしていたと言っていたから、細いのに筋肉が付いている体つき。髪の毛は流行りの前髪まで長く多い、その中から覗く瞳は鋭く釣り上がっている。睨み付けるようにして朝野を見ている。
 顔は平均よりいい方で、女性からは酷くモテたのは覚えている。
 だがどうしてここにいるのか。
 今頃、卒業式が終わって、学生たちは盛り上がり、夜の街に二次会と言わんばかりに出かけている頃だった。もちろん、人気のある西江が誘われていないわけがない。
 どうやら宅配便の後について入り込み、玄関の施錠がされていない隙に入り込んだらしい。
「……西江……どうした?」
 西江がこの家に来ることは始めてだった。
 家には確かに来たがったのだが、学生をプライベートに立ち入らせると面倒ごとしか増えないので、積極的に避けてきたが、調べようと思えば、朝野の住所なんて簡単に調べられるだろう。
 だからそれには驚かなかった。でもどうして今ここにいるのかが分からなかった。
 今まで散々チャンスはあっただろうに、どうして今日なのか。
「……教授……卒業しました」
 西江がそう言った。
「あ、ああ、そうだな……それはおめでとう。四月から社会人だな」
 朝野がそう言うと、西江は顔を上げた。
「そうだよ。もう学生と教授でもない。もうそういうのがなくなったってことなんだ」
 西江がそう言うので、朝野は少し嫌な予感がした。
 その境界線があるから、今まで西江を止められた。けれど、そこから解放された時、西江とは対等な関係になってしまうのだ。
「だから、朝野さん、僕はあなたと付き合いたい」
 西江はそう言い出した。
 やはり、そういうことだったのかと朝野は思った。
「そういうことなら、お断りするだけだ。お付き合いはできません」
 朝野はそう答えた。
 だって、朝野の不安はまだ消えてはいない。
 これから朝野以外と出会っていくであろう若い人をここで縛っても、きっと上手くはいかないのだ。それは経験から知っている。共通点がなくなるほど、人は上手く付き合えなくなっていくのだ。
「何でだよ! 僕はこんなにあなたを好きだってアピールしてきた! こんなにこんなに好きなのに! 恋人でもいるのか! いないなら何で! 何で俺を選んでくれないんだ!」
 そう西江が一気に叫んだ。それは悲痛な心が現れたもので、朝野にとっては衝撃だった。だだの熱でここまで真剣に自分を選べと言う人は今までいなかった。
「西江……落ち着きなさい……そういうことではないんだよ。君とは付き合えないというだけなんだ」
 そう朝野は言った。
 学生ではなくなっても、教え子であることに間違いはない。その教え子と恋人になるのは朝野の中ではあり得ないことだったのだ。それに説明はいらないはずだ。断ったのだから。
「もう帰りなさい。ここは君が来るところじゃないよ」
 朝野はそう言ってから、玄関のドアを西江越しに開けた。
 そうした時、西江が朝野の躰に抱きついた。
「……っ! 西江っ」
「くっ……くそー!」
西江は朝野に抱きついた後、そのまま朝野を床に叩きつけるように転がした。転がった朝野にのし掛かるように西江は玄関に鍵を掛け、更にチェーンも掛けた後、靴を脱いで家に上がり込んだ。
「西江……」
 床に転がってから起き上がろうとした朝野に、西江はすぐにズボンを脱いで、半分勃起したペニスを取り出した。
「あんたを見てると、いつも僕はこうなるんだ。毎日あんたの写真で抜いてるくらいにイカれてるんだ」
「やめるんだ……西江」
 朝野はそう言いながらも、西江のペニスから目が離せない。
 西江はペニスを扱きながら、近づいてくる。それを見ながら朝野は床に転がったまま後ろに逃げるのだが、すぐに壁に行きついた。
「これ、咥えてよ……教授。どうしてもおさまらないんだ。あなたに突っ込まないといけないんだから」
「何を言ってるんだ……西江」
「決めたんだ。今からあんたを犯すことにする。そうしないときっと一生あんたを抱けない」
 そう言うと、西江は朝野の顎を掴むと口の先にペニスを擦りつけてきた。ほぼ完全に勃起しているペニスが目の前にある。それに朝野は驚きながらも少しだけ興奮した。 西江のペニスは大きくて、標準サイズは軽く超えていた。学生の噂で学生の中で一番大きなペニスをしていると言っていたのを思い出した。
 予想より大きく、更に勃起しているから想像以上の大きさで黒々として、凶悪な形をしている。反り起った角度も
「馬鹿なことを……な、やめっ……西江っ……うぐうっ!」
 やめろと口にした瞬間に、西江が朝野の口にペニスを一気に突っ込んできた。
「んっぶっ……んむっ、んっん、ん゛っんっ……」
 いきなり入ってきた大きなペニスに朝野は顔をしかめる。しかし男臭さが香ってきて、朝野は顔を真っ赤にしながらもそれを噛みきって逃げるという方法が採れなかった。
「はあっ……ああっ……凄い教授……っ」
「んんっ……! んぶっ、んむっ、ん゛ッん゛ッ~」
 西江は朝野の頭を掴んで腰を振っている。最初こそ朝野も驚きであったが、次第に受け入れるようになった。それは久々に味わうペニスの味で、それを思い出したらゾクゾクとした感覚が蘇ってきたのだ。
 喉の奥まで西江はペニスを突っ込み、激しく腰を振りながら、譫言のように朝野の名前を呼んだ。
「左京さん……ああっ……いい……すごい蕩ける……」
「んん~っ……んぶっ、んっんっんっんッんん~~っ…!」
急に名前を呼ばれて、朝野はドキリとした。そう呼ばれることは最近はめっきり減った上に、教授になってからは苗字以外で呼ばれたことはなかった。
 だからなのか、酷く嬉しくて恥ずかしかった。
 思わず嬉しくて、西江のペニスに舌を這わせてしまう。
「あ……左京さん……はあっん……あ……いくっ」
「っ……んぶっ……んああぁんっ」
 喉の奥に西江の精液がたっぷりと吐き出された。急にたくさん出たので、朝野は受け取り損ねて、口から吹き出してしまった。するとペニスが口から抜けてしまい、まだ吐き出していた精液が朝野の顔にビューッと噴き出し、顔射になる。
「……はあ……はあ……んふっんんっ」
 朝野は口の中に残っている精液をそのまま飲み込んでしまう。そして口に付いたモノも舌で舐め取っていく。
 それを見ていた西江はゴクリと喉を鳴らした。
「……そんなエロいの反則だ……くそっ」
 全くダメージを受けた様子がない朝野の様子に、西江は朝野の口の中にまたペニスを突っ込むと激しく腰を振った。
 またイマラチオになっているのだが、今度は朝野もそれを受け入れた。ペニスに舌を絡め自らも頭を動かしペニスを舐めた。
「くそっ……なんだよその、いやらしい舌の動き……なんだよくそっエロ過ぎるんだよ……左京さん……ああっいいっ」
「んんっ、んっふんっふっ……んぅっ、んんーっ」
 西江はしっかりと朝野の喉の奥まで犯し、口腔に擦りつけるようにして挿入をし続ける。朝野はそれをしっかりと受け、最後は喉の奥で精液を受け止めた。
「くっ――――――!」
「んんーっんっんっんっぅんっ!」
二度目の射精なのに、やはりドロリとたくさん吐き出されてくるので、口から出てきてしまう。涎と一緒に精液が零れて、床にボタボタと落ちていく。


2

「……これで満足したか?」
 西江に口腔を犯された朝野は口を拭きそう言った。
 これ以上は駄目だ、そう思っての言葉で、ここで怯んで逃げてくれたらいいのにと思っていた。
「……そうやって何もない振りするんだな……左京さん。あんた全然分かってない」
 西江は朝野の言葉に全く怯むことはなかった。
 睨み付けるように睨み、どうして分かってくれないのだと思っている。
 朝野はそういう西江の純真さを汚すのが怖かった。一途に好きだと言ってくる可愛い子。人一倍可愛がって、甘やかして、そして見送るのがいいと思っていた。
 けれど、目の前にいるのはただの男で、好きな人と同じ言葉を喋っているのに伝わらないことに苛立ちを見せている。
 駄々っ子のような振る舞いだけれど、それでも一人前の男だった。
「あ……」
 朝野の腕を掴むと西江はまた朝野を床に投げる。
 倒れ込んだところをのし掛かり、朝野のワイシャツを力で引き裂いてしまう。ボタンが全部吹き飛んでしまうほどの力だった。ボタンがはじけ飛んで廊下のあちこちに飛んでいって音を立てている。
 それに朝野が驚いていると、下着までも強引に脱がせ掛け、ワイシャツの袖と一緒に腕の辺りで一塊にしてしまった。
「なっ……」
 そう後ろ手に拘束したのだ。それから朝野を俯せに廊下に押し倒し、スラックスも下着も一気に脱がせてしまった。
 むき出しになった尻を西江は手の平で叩いた。
「いっ! くっ!」
 パンと音が大きくなって、尻に強烈な痛みが走る。
「ひっ!……あっ!……ぐっ!……あっ!」
 十回ほど尻を叩かれた。ボクシングをやっていたような人間が繰り出す暴力だ。普通の人よりも痛みがあった。更に朝野はこういうことはされたことはないので、衝撃で一杯だった。
 それだけ西江を怒らせているのだと、やっと朝野は気付く。あまりの痛さと恐怖に、朝野の瞳から涙がポロリと出た。
「何だよ、これで勃起するとか、変態じゃん左京さん」
 朝野の尻を叩き終わって朝野を見ると、朝野のペニスが勃起しているの気付いた。
「……え……あっ……そんな……」
 それは朝野も驚く現象だ。まさか尻を叩かれているだけで、ペニスが勃起するなんて、今まで経験をしたことはなかった。だから朝野にも自分の躰に何が起きているのか理解できていない。
「へえ、そういうこと? じゃ、もっとやってあげるよ」
 西江はそう言うと、また朝野の尻を平手で叩き始めた。
「やめっ! ……あっあ!……ああっ!……んああっ!」
 朝野の尻は痛みで麻痺してきて、ヒリヒリとしているのに、なぜかペニスが完全に勃起していく。更にゾクゾクとする感覚がわき上がってきて、朝野は頭を振った。
「いやだっ! ああっん! だめっ! んうふっ!」
 否定しながらも十回ほど叩かれたところで、朝野はとうとう尿を漏らした。
「……ああっああー――――――っ」
「漏らしちゃったのか……それくらい気持ち良かったって? 左京さん、エロいんだけど……」
 西江は漏らした朝野に引くどころか興奮をして、朝野のアナルがしっかり見えるように尻を広げ、アナルを露わにすると、そこに舌を這わせた。
「ひっいいっああっ……だめっ……ああっんっあああっ!」
 ベチャベチャと涎を垂らしながら、朝野のアナルを舌で舐めていく西江。興奮しているからなのか西江のペニスが勃起し始める。
 舌がアナルを這う感覚に、朝野は昔のセックスの感覚を思い出していく。
「はぁっ……、あっ……あぁん……、やらぁ……」
 ジュルジュルと音を鳴らしながら、西江は念入りに朝野のアナルを舐め解し、とうとう舌をアナルの中に侵入させた。
「あっひいあああっ……あんっ……あぁんっ!」
 完全に朝野はセックスの感覚を思い出し、アナルを舐める舌に腰を振り始めてしまった。それに気付いた西江は更に舌を使ってアナルを広げていき、指を一本アナルに挿入した。
「あひぃっ! あんっ……あっあっあああぁぅっ」
 グチョリとアナルに入った指が挿入を繰り返し、内壁を押し開いていく。朝野の指より大きくゴツゴツとした指に犯され、朝野は嬌声を上げた。
「あっやっ! あぁーっ……らめぇっ、んっはぁっぁああっ」
 西江は指を二本に増やし、乱暴にアナルをこじ開けていく。そして朝野のいいところを見付けだした。
「らめぇっはあああぁんっ!」
「見付けた、ここがいいんだね左京さん……」
「やらぁっいっちゃっ、れちゃうぅっ! んんーっ、あっ、あんっ、ぁあああんっ……!」
 朝野は西江に指で絶頂へ導かれた。
 精液が吐き出され、床を汚す。
「んっあぅっ……やっあぁっ」
「これだけじゃまだ足りないよね。すぐこのおち○ぽを入れてあげるね」
 西江は興奮してもはや手を付けられないくらいに暴走していた。
 朝野が自分の手で射精をした、それだけで興奮が治まらないのに、絶頂してぐったりとしている朝野のアナルがヒクヒクと物欲しそうに収縮しているのを見て、このまま終わって帰るなんてできるわけもなかった。
「あぁっ、らめっ、んんっ、ひぁんっ……!」
 西江の大きなペニスが朝野を襲う。
 口にした時に既に大きさが分かっていたが、アナルで受け止めるには、西江のペニスは大きすぎた。
「すげっ……ギチギチなのに……中がトロトロしてる……はあっ」
「っはあっはぁっ……ぁ、あぁ……」
 朝野は西江のペニスを受け入れて、内壁をこじ開けられる感覚に、すっかり大人しくなった。もう西江を拒否できない。
 だって、このペニスはずっと欲しかったものだ。
 我慢して我慢して、この瞬間まで受け入れてはいけないものだと思っていたものだった。
 それがもう中に入っている。ならばもう我慢をする必要はない。
 だって今は、朝野はレイプされているのだ。無理矢理されているのだ。それなら世間では朝野が誘惑したのではないと捕らえてくれる。
 そんな言い訳ができてしまった。
「はは、根元までぎっちり入った……左京さんの中、すごくうねっててきもちいい……こんなことなら、速く犯してればよかった……そしたら毎日やりまくって、この中に精液中出しし放題にしてやったのに……」
 西江はそう言う。ずっと西江も我慢をした。学生の間はスキンシップで我慢して、卒業すれば立場が同等になると思っていた。
 その望みが絶たれた今、レイプすることでしか朝野を抱くことしかできない。ならば、思いっきり犯してやって、自分の元に堕ちてきて貰えばいい。
 このペニスで虜にすればいいと、西江は思ったのだ。
「あっ……あぁっあっ……お、おち○ぽっ、ぐりぐりって、やっ、はぁんっ……」
「卑猥な言葉も使えるんだ? 左京さん、ゲイなんだな、しかもネコの方。経験ありなのは仕方ないけど、これからはこのケツマ○コでこのおち○ぽだけ咥えてればいいんだっ!」
「あっやっ! あぁーっ……らめぇっ、んっはぁっぁああっ」
 朝野は西江に乱暴に挿入をされる。ジュクジュクと大きな音を鳴らして、ペニスが高速で出入りする。内壁がこじ開けられてはペニスで擦れて、それがゾクゾクするほど気持ちよくて、脳天を突き抜けるほどの快感が襲ってくる。
「すごい……すぐもってかれそう……左京さん、ヤバイってこれ……気持ち良くて、一回出すね?」 
「やぁっやらぁっ! らめぇっ……あっああぁっあんっあんっ! いっちゃうからぁっ中出ししないれぇっあひいぃっ!」
「ぐっ……!」
「ああああぁんっ! ああぁっ、あんっあんっ、らめえええぇっ!!」
 やめてくれと言ったのに、西江は遠慮なく中出しをした。
「あっ……あぁっあっ……あっ、やらぁっ……んっ、あっふぅっ」
 中で精液が出され、それが奥に当たる感覚に、朝野はそれだけで絶頂してしまう。
「は……一緒にイッたんだ? 淫乱教授じゃん、教え子のペニスで犯されて、射精できるような淫乱だったんだ……」
「うあ……ちが……う……あああ」
「違わないよ。淫乱なんだよ。誰に仕込まれたのか知らないけど、これからは僕のためにおま○こを開いて、このおち○ぽでイッてっ」
 そう西江が言うと西江の萎えていたペニスがグンッと力を持って勃起した。
「ひうっ……おち○ぽ……かたいの……奥、あたって……ひああっ」
 押し込んだままで勃起されてしまったので、さっきまで届いていなかったところで膨れあがったペニスが、内壁を押し開いている。 
 それがあり得ないほど気持ち良くて、朝野の理性はそこで焼き切れた。
「あっぁっあっ、いいっ、きもちいいよぉっ……、あああぁんっ」
 パンパンと腰を強く打ち付けられて、朝野は嬌声を上げる。
「やぁっ……いいっ……あっ、あぁんっ、あんあんあぁんっ!」
「こうなるって分かってたら、はやく犯せばよかったよ……おち○ぽ大好き変態淫乱教授なんて、犯してるだけでゾクゾクする……」
「あっあんっあんっ、おま○こぐりぐりされてぇっ、せいえきれちゃうよぉっ!!」
「ああ、もうでちゃうんだ。おま○こされてでちゃうんだ? すごいな、普通におま○こって認識なんだ? 淫乱過ぎる……これじゃ他の人には手に終えないよな。僕じゃなきゃ」
「あぁーっ、いくっ、おちんぽいくっ! ひぃあああんっ、いってるよぉっ! あっはぁあんっ!」
 ガクンと体勢が崩れて、朝野が全身で絶頂する。
脳天を突き抜ける快楽に、朝野は蕩けた顔をしていた。
 教授になって禁欲生活を続けていたせいもあり、久々にペニスで絶頂する感覚が蘇り、これが凄く好きだったことも思い出した。
 西江はまだペニスを抜かずに、奥まで突っ込んでグリグリと抉りながら、朝野の乳首を指で引っ掻いた。
「あぁあんっ! ちくびぃっ……いやんっちくびっあああっ……んんっ、やあぁっ!」
「すげ、乳首も勃起してる……弄るとおま○こが締まるんだな……」
「あぁああんっ! あひっ、あはぁあんっ、いいっいいよぉっ、ぁんっちくびぃっ」
「あとで吸って噛んであげるからね……左京さん」
 そう言いながら、乳首を指で捏ね回し、引っ張ることを繰り返した。
「あぁあんっ! あっあひっらめっあんあんっ! ちくびっくりくり、あぁっいいっきもちいっ……あはっんっあっあぁーっ!」
「すごい締め付け……もっともっとしてあげるからね……」
 西江は熱に浮かされたようにそう言いながら、朝野の背中にキスをたくさん振らせて、キスマークを何十個も残した。かなり強く吸ったので、そうそう簡単には消えないし、見た人は西江の執着心を見て、引くだろう。
 西江は突き入れたままで奥を浅く突いているのだが、それに朝野は段々と不満を抱いた。もっともっと動いて欲しいと自ら腰を動かし、それでも足りないので叫んだ。
「ひぁっ……おっ……おち○ぽぉっ……おれの、おま○こっ奥までいっぱい突いてっ、んっあああああっ!!」
「お望み通り、犯してあげる……」
 西江は言われた通りに朝野の腰を掴むと根元まで突っ込んでいたペニスを一気に引き抜き、それからまた一気に突っ込む。ギリギリまで引き抜いてはまた突っ込むと繰り返した。
「ひああっらめっ、おま○こっあひっ……おかしくなるっあっい゛っあっあっあんっあんっあんっあぁんっ! あひっああっあ゛っひっああぁんっ!」
 そして段々と挿入を速め、朝野を絶頂へと追い詰めていく。
もう朝野の頭の中にはセックスのことしか残っていなかった。
「教え子のおち○ぽでイクんだねっ……淫乱教授……イッてっ」
「あっあんっあんっ、もうっ、いっちゃうっ、おま○こぐりぐりされてぇっ、せいえきれちゃうよぉっ!! あぁーっ、いくっ、教え子のおち○ぽでいくっ! ひぃあああんっあっはぁあんっ!」
 朝野は絶頂し、その衝撃で西江が精液を中出しすると、その衝撃でまた絶頂をし、今度はオーガズムを迎えた。
「はぁ……あん、ん……ああっんっ……ああんっ」
 やっと西江のペニスが朝野の中から引き抜かれると、それまでに中出しされた整形がピューッと弧を描いて吹き出されて床を塗らした。
 やっと終わったのかと朝野は思ったが、それは始まりに過ぎなかった。
「もっともっと犯して壊してあげる。僕しか必要がないくらいに、犯してあげるからね」
朝野が振り返って西江を見ると、西江は狂気の眼をして朝野を見ていた。
 それは朝野以外を見ることができない狂った瞳で、どんな手段を持ってしても朝野を手に入れる狂人の姿だった。
この時になって朝野は自分がしくじったことを知った。
 レイプさせてやれば、その事実に気付いた時に逃げるかもしれないと期待をしていたのに、この行為は更に西江を狂わすだけであった。


「あああーっ! いくっのっ、もれちゃうぅっ! はぁあんっ、あっあんっああぁー! やぁっ! もうっやあっおち○ぽやぁああぁんっ! あたまおかしくなる……っ!」
「もっとおかしくなって、左京さん、僕のおち○ぽで狂って……はあっ」
「ああああぁんっ! ああぁっ、あんっあんっ、ふぁっ、らめえええぇっ」
 朝野がオーかズムを迎えているのに、西江はまた挿入を繰り返し始めてしまうため、朝野はイキ狂いをする羽目になっていた。
「ひっあああぁっ、やっ、あっあっぁんっ!」
「愛してるよ……左京さん、僕はあんたを飼うことにするよ……っ 大事に飼うからね……もう僕だけの人だよ……愛しているんだ……すごく」
「やらぁあっ、もっ、らめぇっあん、あんっぁあああぁんっ」
 西江はそう言いながら中出しを繰り返し、朝野を攻め立てた。
 それは深夜まで続き、朝野は西江によって完全に支配されることになった。
「はぁっ……はぁっ……もっ、やらぁっ……あちゅぃのぉ……ぁん……」
「大丈夫だよ、左京さん……僕がいるからね……」
「……うん……」
 朝野は遂に根負けしてしまい、西江から与えられるものを全て受け入れることにした。
この熱さを知ってしまったら、もう逃げられない。
 どこまで西江は追ってくる。そう思えたから、逃げるのはやめることにした。
 西江はその返事に喜んで更に朝野を犯し続けた。
 そして、そのまま朝野のマンションに荷物を運び込んで住み着いてしまったのだった。

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