狂気の白昼夢

1

南田にとって、人生最悪の日が訪れた。
 南田は同じクラスの数人にいじられていた。特に上井(かみい)や新本には、少しなよなよして見えるという、ただそれだけの理由で、女みたいだと言われ、笑いのネタにされてきた。
 世間一般ではこれをいじめというのだが、南田は何とかある一定のところでやめてくださいと言い、それ以上は手を出されたことはなかった。
 いじめの一歩手前とでも言おうか、酷いことはされずに済んだ。
 それでも弄られる南田の周りには当然クラスメイトは近寄らない。一緒にいるだけでホモと蔑まれ、南田に近づくだけで、南田を弄っているやつらに南田よりも酷い暴力を受けてしまうからだ。
 けれど当の南田は暴力を受けたことはなく、親切だった人が殴られているのも知らなかった。だから、南田に関わると酷いことが起きると一年の段階で有名になり、誰も南田に関わらなくなった。
 それは教師も同じで、教師が南田を庇う行動をすると、その教師が色んな犯罪で懲戒免職になるか、別の場所に飛ばされる事件が起こり、教師までもが南田に関わるのを止めたほどだ。
 それ以外は平和で、南田も登校拒否にはならなかった。
 南田も弄られている以外は、平穏で、一人でいることが多かったが、それでもその日以降の日々に比べれば、マシだったはずだった。
 だからその日の出来事は、夢であれば良かった出来事だ。


 お昼休みになると、南田はいつも図書室に行っていた。
 この時間になると、南田をからかってくる輩たちは食堂に行っていて、本当の平和が訪れている。だから南田は昼休みが好きだった。
 図書室で本を選んで新刊をチェックして、それから教室に戻ってくると、教室には数名の同級生と食堂から戻ってきた上井(かみい)たちがいた。
「お、南田じゃん。図書室だったのかよ」
「本読んでばっかかよ」
「そんなんだから、なよなよしてんだよ」
 古島たちの四人組だ。一番南田をいじってくる輩で、最近はやたらと南田に興味津々で、南田の顔を触りまくったり、耳を弄ってきたりと、妙なスキンシップに近いことをしてくる。
「南田くーん、何読んでんだ?」
 そう言いながら古島は本を取り上げた。
「あ……」
「これ、最近流行りの小説じゃん、図書室に入ってたんだ?」
「なんだそれ?」
「映画化したんだけど、ちょっとホモの話。女子が盛り上がってその映画見て感動したとかなんとか」
「あれ、エロシーンもあるらしいよ。男同士でやるんだって」
「ぎゃはは、南田くんエッチじゃん」
 そう言われて南田は顔を真っ赤にする。
 確かにこの本にはそうしたシーンが幾つかあるとは聞いていたが、そこまで濃いわけではなく、流れで入っているだけである。ただweb版だった頃は、セックスシーンもしっかり入っていて、そこが人気だったのにと本になった時に削られたセックスシーンに批判が集まったりもした。
「男同士でやんのか、へえ、そういうことに南田も興味あるんだ」
 上井(かみい)がそう言った瞬間だった。
 困っている南田を全員が見た。その目はそれまでの南田をからかうような目ではなかった。
「あ……の……」
 南田は怖くなり、見たこともない目をした彼らから一刻も早く逃げなければと思い、本を取り替えしもせずにそのまま入り口に向かって走った。
 すると、新本(にいもと)が素早く動いて、入り口で南田を捕まえた。
「やめっ! やあっ! ……や、うっううう!」
 南田が抵抗して逃げようとするのを新本が押さえると、もう一人がやってきて教室のドアを閉めた。そして中から鍵を掛けてしまう。
 そして布沢が教室のカーテンを閉めてしまった。
 それは自然の行動で、誰が命令したわけでもなかった。けれど、そこにいた全員が南田を犯したいという欲望がわいていたことは明らかだった。
 古島は教室の中央あたりの机を端の方へと追いやり、それを上井も手伝い、教室の中央に空間を作った。
 異様な空間に取り残されたクラスメイトは誰も止めなかった。
 それが更に上井たちの行動をエスカレートさせる結果になった。
 新本が南田を押さえつけ、上井が南田の制服を脱がしていく。ブレザーなのでネクタイを外し、ワイシャツのボタンも外してしまった。シャツを着ているので裸ではなかったけれど、ズボンを違った。
 下着まで一気に脱がされて、萎えているペニスが教室にいる人達に見られた。
「お、南田、結構大きいじゃん」
「あ、本当だ。平均よりあるかんじ?」
 そう言われて南田が暴れるのだが、手首をネクタイで縛られて床で押さえつけられた。
「ううううう"っ!」
「はいはい、ちょっと五月蠅いよ南田」
 そう言われて口に下着を突っ込まれ、その上から新本のネクタイで口を縛られた。
「ううぐっうう」
 南田が暴れても、足を古島と布沢が押さえつけ、新本が南田の腕を押さえつけた。完全に動きを封じられて、南田は周りに助けを求めた。
 さすがにここまで酷いのは見過ごさないだろうと、誰か止める人や教師を呼んでくる人くらいいるだろうと思ってみた。しかし、周りにいるクラスメイトは二通りしかなかった。
 耳を塞いで反対を向いて、この出来事を見ないようにしている人。
 面白がって覗き込んでいる人や行為を邪魔しないように、入り口を机で封鎖していく人。
 面白がっている人は動画すら撮り始めていた。
「ううううっ!」
 誰も南田を助けようとする行動はしていなかった。
 ここまで酷いことだとは南田も思いもしてなかったので、瞳から涙が溢れた。泣いても誰も助けてはくれないだろうが、それでも悲しかった。自分は本当に一人で、助ける価値ないことを突きつけられたからだ。
「次の授業、教師たちの緊急職員会議で全学年自習だってな」
「何か、さっき集団万引きやって捕まった奴がいたらしい。その対策だろうな」
「かーわいそうに、南田、運にも見放されたな」
 次の授業まで五分もない。予鈴が鳴っていて、学生たちが自習であることを喜んで、体育館や運動場に出て行く人までいる。その騒ぎで廊下は騒がしい。
 しーんとしているのはこの教室くらいだった。
「おい、何かヌルヌルするもの持ってるか?」
「ん? ああ、女子ならハンドクリーム系持ってんじゃね?」
 そう言ったのは新本で、上井はその辺にあった女子の鞄を漁って、チューブになっているハンドクリームを二、三個確保してきた。
 それを手に出して塗りつけてから南田のペニスを握った。
「ううっ!!」
「お、潤いとかいうやつでいい感じに滑ってるな」
 ニュルニュルとした滑りがペニスに張り付き、それがよく滑ってペニスを扱いている。
「うっううっ……!」
 こんなことで勃起するわけがないのだが、盛り上がってきた新本が南田の乳首を片方を指で弄り始めたのだ。
「うっうううっ!! ううう~! うっうっうっ~!」
 暫くすると観戦していた一人がそれに参加した。
「乳首美味しそうだな……」
 一人が参加すると、更に二人目が参加した。
 南田は両方の乳首をその二人に舌で嬲られ、乳首を勃起させられた。
「お、こっちも起ってきた。乳首、気持ちいいんだな……エロいよ南田」
 上井が喉をゴクリと鳴らして、南田のペニスを強引に勃起させた。
「はい、南田君、勃起した~」
 そう上井が言うと、周りのクラスメイトがそれを携帯電話の写真に撮っている。動画も南田のペニスを舐めるように撮っていく。
「ううっううっううっ!」
 どんなにわめいても、今の統制が取れていない全学年の騒ぎなど、治まるわけもなく、休み時間の五月蠅いままの時間が鐘が鳴っても続いている。
 外から教室に戻ってくる人もいたのだが、別のクラスメイトが追い返すために、教室の入り口に体育館で過ごすようにと書いた紙を貼っていた。
 その間に女子学生が逃げていったが、幾ら待っても教師たちが来る様子がなかった。あの人たちは自分がここにいるのが嫌なだけで、関わり合いになりたくないから逃げただけだったのだ。
 ここには鬼しかいない。人はいないんだと南田は絶望した。
 上井はまたクリームを取り出して大量に付け始めたが、今度は南田の足を大きく開かせて、アナルに指を当てる。
「うっ! ううっ!」
「大丈夫だって、俺、やったことあるから上手いぞ」
 上井がそう言い、南田のアナルに指を一本突き入れた。
「ううっ!!」
 ビクンと跳ね上がる躰を、南田に群がっている男たちが押さえつけ、上井が指で内壁を押し開き、中を擦っていく。
「うっうううっ! うっ!うっ!ううっ!」
「ここら辺りにね、気持ちいいところがあるんだぜ。前立腺っていってな、ここを撫でられると、誰でも射精すんだぜ」
 そう言うと、上井は指を二本に増やし、更に擦り上げていく。
「うっうううっ!うお!うっおおおおっ!」
「見付けた、ここだろ。ほらほらほら!」
「っ!? うんん~っ、ふっん、ん、ぅんんっ」
 南田は自分で信じられないことに、上井が指で撫でてくるところが気持ち良くて、ビクビクと躰を震わせた。そこを擦られると腰が跳ねて、勃起が更に強くなる。
「ほら、イキな!」
「んうっ……、ん、んう、んっんんっ!!」
 南田は上井の手によって、射精をさせられた。
 勢いよくペニスから精液が飛び出て、自分の腹を濡らした。
 それを見ていたクラスメイトがまた動画や携帯電話の写でを撮り、ニヤニヤとしている。もちろん、それ以上の南田の痴態を期待しているのが目を見れば解る。
「じゃ、そろそろ本番といこうか?」
 そう上井が言うと、南田のアナルにペニスを付けた。アナルは既に内壁から出てきたもので濡れていて、更に付けたハンドクリームの滑らかさで、上井のペニスが南田のアナルに入るのを助けている。


2

「……っ!!」
 あまりの衝撃に南田は声も上げられなかった。
 上井はペニスの亀頭を入れ、更に内壁を押し開きながらペニスを奥まで突き入れていく。そして上井のペニスがみっちりと根元まで入り込んでしまった。
「は、入った。ははは、南田、すげーなお前の中、トロトロしてるっふうっ」
「うう"っ……うう"っ」
 南田は中に上井が入っていることに衝撃を受け、さらには圧迫感でどうにかなってしまいそうだった。ただただ苦しくて涙が出る。
「…………ッ!!」
 暫く入れたままだった上井だったが、気持ちよさから腰を動かし始めた。
「……んんううっ!! うっ!!んっ!!うう"ッ!!」
「キッツいけど、慣らしたおかげでいい感じに蕩けてる……すげっこれ、ヤバイ」
「ぅんっ! ふぁんっ、んっ、んぅっ、んんーっ!」
ニュチャニュチャと部屋中に音が響いて、周りで固唾を飲んで見ているクラスメイトが興奮している。普通ならどん引きするところだが、どこか狂っているのだろう。
 動画を撮りながら笑っているやつ、写メをアップで撮るヤツ、マジマジと見ながらオナニーを始めるヤツまで出てきた。
 外は学生の大きな声や笑い声が響いているのに、この教室だけ異様だった。
「そろそろいいだろ、口の拘束解いてやれ。声が聞きたい」
 古島がそう言い、新本が南田の口の拘束を解いた。
「ひ、っぐ、ううっ……やだ、もうむり、壊れる……こわれる……っ」
 口の拘束を解かれた南田は、必死にやめてくれと訴えた。
 しかし誰もやめてくれるわけもなく、上井が前立腺を擦り上げてきて、南田は嬌声が上がった。
「あぁ――っ、あぁっ……! ぃやあっ! おねがいっ、だめ、だめぇえ……ああぁ……あんっ!」
 パンパンと撃ち付けてくる音が激しくなり、南田がやめてくれと叫んでも誰もやめはしなかった。
「うぅ……っや……だ……う……っも……やだ、やだっ……やだっあああん……あっあっあっあっ!」
 南田の喘ぎ声が交ざる言葉に興奮したクラスメイトがまた一人一人とペニスを出して扱き始めた。
 乳首を弄っている人が指で弾いたり、舌で舐めたり歯で噛んだりと、乳首を弄ってくる。そのせいで、南田の快楽が段々と沸いてきて、追い詰められていく。
「やだっ、あぁ……っ、そんな……っ、だめぇ……!やだ、ぁ、あ、ああっ」
「南田のおま○こ……さいっこう……ここをこうやるとっ」
 上井がまた前立腺を激しく擦り上げてくる。それに南田の躰が跳ね上がる。
「やだ、いくの、いや……っ、いやだ……いきたくない、っ、いかせないでぇ……!」
「おらっいけよ。男のおち○ぽでイケよっ」
「ああっ……、いっ……く、いく、からっ……やだぁ、いっちゃううぅ! いやだ……っああっ、ひいぃい……」
「中で出してやるから、中出しでイケよっ!」
「いやだ、やめて、出さないでっ……いやあっ、出さないでぇえ……ああんっあんっあんっああっんっ!」
 南田は中出しだけはやめてくれと言うのだが、上井がやめるわけもない。どんなに暴れても何人もに押さえつけられていては動きようもない。
 どんどん速度が腰を打ち付ける速まって、内壁が擦られて、とうとう上井が中で射精をした。
「くっ!」
「ひ、ひぃっ……あーぁんっあぅうう! あっあっあっ! ひぁっ……あーっあーっ!」
 熱いものが中で打ち付けられて、南田はその衝撃で自分も絶頂をしてしまう。
 嬌声を上げて派手に達してしまい、精液がビシャリと飛び散った。
「……はあ、はあ……はあっ……うっあっ」
 中出しし、射精をしきった上井はさっとペニスを抜く。すると南田のアナルから吐き出された精液がドロリと零れる。
 室内がシーンなり、外からの学生の楽しそうな声が響いてくる。
 しかし誰かが言った。
「俺も、やりたい」
 それを皮切りに、新本が上井を押しのけてズボンを脱ぎ、ペニスを出すとすぐさま南田の中に入り込んだ。
「はぁあう……ん!」
「やべっ中すげえっ……こいつやべぇぞ……!」
 新本はそう言うと、すぐさま高速でピストンを始めた。
「ひ、ひぃっ……あーぁんっあぅうう! あっあっあっ! ひぁっ……あーっあーっ!」
「南田、エロい……やべ」
「すげ……ち○こ入ってる……」
「柔らかそう」
「ん、ん……っは、んん……っあぁんっ……ふぁっ、見ないれぇっ、んっふ、ぁんっ」
 クラスメイトがどんどん近づいてきて、南田を見ている。段々と感じてきている南田はそれを知られたくなかった。
「ん、ん……っは、んん……っやらぁあっ、もっ、らめぇっあん、あんっぁあああぁんっ」
「こいつ、感じてない?」
「うん、感じてる。男に犯されて感じてる変態だ」
「変態だったんだな……こんなことされるの望んでたんだ」
 全員が言葉責めのように南田の様子を口にする。感じているのは確かで、だんだんと快楽がやってきているのに南田も気付いていた。
「ちがぁっ……やあああぁっ! やぁっらめ、ちくびぃっ、あぁんっ、ふぁああっ」
 近づいてきたクラスメイトが乳首をギュッと指で摘まんで弾く。
「ほら、乳首で感じてる……淫乱だ」
「淫乱なんだな、やっぱり。もっとやってやれ」
 そういうと乳首をグリグリと次々に延びてきた手で弄られまくる。南田は最初こそ痛かったところが、感じるようになっていることに気付いて叫ぶ。
「あぁあんっ! あっあひっらめっあんあんっ! ちくびっくりくり、あぁっいいっきもちいっ……あっあぁーっ!」
とうとう南田は本音を口にした。
 どうしても気持ちがいい、乳首が気持ちがいいなんて絶対におかしいのに、昨日まで何も感じなかったはずのところが、性感帯になっていた。
 どんどん延びてく手が、南田の躰中を弄り始めて、南田はそれが気持ち良くて嬌声を上げた。もうどんなことをされても、それが気持ちよさに変わってしまう。
「ふあぁっんっそこっ……あっああっんっいいっ……あっあっああっ!!」
「くそっ!」
 新本は南田の内壁の締め付けで、自分の予想よりも速く達した。
「ほらどけよっ次は俺だ!」
 新本がイッたのを見た古島が新本を退かせて、すぐに南田を犯しに掛かった。
 まるで新本や上井の精液を吐き出すかのように、古島は腰を振り、ペニスで精液をどんどん掻き出し、あっという間に中出しで達した。
「ああああぁんっ! ああぁっ、あんっあんっ、ふぁっ、らめえええぇっ」
「ふっ……出た出た……っ」
「次は俺だ」
「いや俺だ!」
 クラスメイトが南田とセックスをしたくて、取り合いを始めた。その隙に別の人が南田にペニスを突っ込んでいる。
「ひっあああぁっ、やっ、あっあっぁんっ! ふぁっ、ぁっ……」
 南田を抱く勇気がないが、この状況を楽しんでいるクラスメイトは、南田に精液を吹き掛けてそれを動画にしている。
 次々にクラスメイトに中出しをされ、精液まみれになっていく南田。最後の方には南田は壊れてしまった。
「ひぁあんっ!! ふぁっ、おち○ぽいいっ、ちくびも、すごいよぉっあーっ、いくっ! ぁんっ、おち○ぽきそうなのぉっ! 」
 南田は次々にクラスメイトを受け入れていき、嬌声を上げた。それは異様な教室の中だけに響いたのではなく、廊下を歩いている人や隣のクラスまでもが見に来るほどの大きな声だった。
「あああぁんっ、すごいっ……! あっ、ぁんっ、ふあぁっ、俺も、いってるのぉっ! せいえきでてるよぉっ!!」
 そんな卑猥な言葉を聞こえてくるのを、一人くらいの学生だけで止められるわけもない。次々にドアが開いて、廊下側の窓が全部開いた。
「ああぁんっ、いっちゃう、なかでっ、おちんぽ、おま○こで、……イかされちゃうっ……! ひああっいぐっ、おま○こで……あ゛っあ゛ひっうああんっ」
 それでもクラスメイトは夢中で南田を犯していき、それを見た他のクラスの人間が携帯電話の写真で撮ったり動画を撮ったりしている。中にはさすがに酷いことだと思ったのか、職員室に走って行く人もいた。
「あ゛ああぁーっ……あひっ、あ゛っいっあ゛っんっだめっ、あああっあああぁっ……だめ、だめ、ひっ、あっああぁーっ……」
 南田の嬌声はその場にいる男を狂わせる何かがあった。別のクラスの学生がそれに参加をし始め、南田と二十人以上の学生がセックスをしていた。
「あ゛あぁーっ……だめ、はいって、あ゛あぁっ……、こすれてるっ……、おま○こ、いっぱいになってる、あ゛っあんっあああぁっ……!」
 学園中がこの騒ぎに気付きだして、教師が職員室から走ってくるのだが、見物をしている学生が足止めをして、なかなか中心部の教室まで辿り着けない。
 その間も南田の嬌声は響き渡り、次々に学生が南田の中に入った。
「あ゛ああぁーっ……あひっ、あ゛っいっあ゛っんっ、あああっひっああぁっ! ああぁんっ……すごいっ! おま○こっ、犯されてるっ…あぁっあ゛っあっああっ!」
「南田、セックス大好きだろ? おま○こされて嬉しいんだろ?」
「淫乱で変態だもんなっおち○ぽ大好きだもんなっはははっ」
「あひぃっ、あ゛っうっんっ、あんっあんっあんっあんっあ゛あーっ……あひっ、んっあ゛っああっおま○こいいっ、おち○ぽきもちいっ……ふあぁっあ゛っあんっセックスっすきっすきっ……! ああっい゛いっ……きもちいっ、んっあ゛っああっ」
 三十人目を迎えた時には、南田はもう周りの状況すら分かっていなかった。ただただセックスで気持ち良くなり、ペニスが入ってくるごとにオーガズムを迎えていた。
 色んな形のペニスが犯してくるので、慣れないまま翻弄され、嬌声が一向に止まらなかった。
「あ゛あああぁんっ! あひっイっあ゛っあ゛っああああっ! ひあ……あーっあーっひあ゛あっうあっあんあんあんあんあんあんあんっ!」
 やっと最高の絶頂感を迎えて、南田が達すると、教師が南田のところに辿り付いた。
「全員、そこを動くな!」
 教師がそう叫んでも、学生たちが一斉に逃げ出し、その場に参加していなかった学生の野次馬と、動けない精液まみれの南田だけが残った。
 ぐったりとした南田は、教師たちによって助け出されるも、既に遅かった。


 南田は正気に戻ることはなく、普通のようで普通ではないまま、一週間ほど学園を休んだのだが、翌週には平然とクラスに復帰した。
 クラスメイトの大半が、この行為に参加したことで自主退学や退学処分になっていたため、南田がいたクラスは別のクラスに吸収されたのだが、南田はそこでも平然と学園に通った。
 皆は腫れ物のように扱ったので、南田には何の問題もないように見えたが、それは表向きだけだった。
 あの騒ぎを知っている学生が、南田を誰も来ない場所に呼び出しては、南田を犯しているのだ。南田はそれをされるために学園に通っていた。
「あぁああんっ……もっと、もっとっん、はぁんっあっィぁああっ! そこ……っそこ凄いいいいっ!」
 柔道部の部室に呼び出され、柔道部員とセックスをする南田。南田の乱れように性欲が堪っている学生は飛びついてセックスをした。
「はぁっあっあっあっ! おち○ぽ好き……っいいとこしゅきぃいいっ!」
「本当に、壊れてるんだな、セックスできるなら誰でもいいとか」
「ま、いいんじゃね、本人がいいって言うんだし」
「確かに。退学になったヤツは楽しんだんだしいいよな」
「俺らも楽しまなきゃな」
「ひぁっ……あああっ、あんっ、うぁ、あっあっあぁんっ……きもちぃっ……あうっ、ん、はぁっ、あっあっんあ……おち○ぽだいすきっいいっああああんっいくいくっいくう――――――っ!」
 南田にとって最悪な日は、まだまだ続いていた。
 部活だけではなく、授業中も呼び出され、更に休み時間も休む間もなく学生は南田を犯した。
 やがて南田は教師ともセックスをするようになり、学園にはセックスするために通っているほどだったが、卒業をすると南田はその街を引っ越した。
 何処へ引っ越したのかは分からないが、あれだけのことがあった状態では、南田の家族も街にはいられなくなり、一緒に引っ越したようだった。
今はどこで何をしているのかは分からない。
 学園には南田のことは噂として残り、人伝に聞いた人が南田の家を訪ねてはいないことを確認して残念がるのだった。
 いなくなった今でも、南田はこの街のあの学園の学生に求められいる存在として残っている。


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