ブラックホール

 大伴洋介の兄、洋一は、高校時代からのヒーローだった。
 剣道の大会で全国優勝をして一躍有名人になり、その道では知らない人がいないほどの人気者だった。
 大学でも在学中には全ての大会で優勝するほどで、そのままのエリートは警察官になった。しかしエリートだったのですぐに配属されると警部補、そして順調に警部になり、警視までになった。
 三十になってやっと結婚をした。
 結婚した新婦は、警察官僚の娘で完全に将来は警視総監までの道が開けた瞬間だった。
 その兄には問題があった。
 弟の洋介はそれを一番知っている人間だった。
 両親の期待は常に兄にあり、その兄の失敗は洋介が片付けることになっていた。
 例えば、洋一は下半身がとにかくだらしなかった。
 女を作るのはいいが、半年で女が音を上げて逃げていく。そう性欲が異様に強いのだ。
 それがコントロールできずに、常に女をとっかえひっかえであるが、女から苦情がこないのは性の不一致であり、それを受け止められない女性に問題があるという事件が一応あってそれが洋一の唯一の公にされている事件で、その時は洋一の擁護のために女性がかなり叩かれて、女の嫉妬からの批判が悲惨だったのだ。
 それがあるので誰も洋一を悪くは言わないが察してはいたらしい。
 洋一に比べ、大人しい洋介は洋一を全くもってどうにも思ってなかった。
 というのも、悔しいだの憎いだの思うことは馬鹿げたことだと幼い頃から察していた。だから勉強は普通にでき、問題も起こさず、目立つことのない洋介はいないも同然に扱われたがそれは洋介の望んだ待遇だった。
 大学になって兄が警視になったのを機に結婚をした時は、少々混乱した。
 兄の洋一には、男の恋人がいた。
 もちろん、世間では秘密だったが、洋一の面倒をたまに見てくれという親の代わりに掃除などをしに通っていた洋一の家で、その恋人と知り合った。
 名前は立木真白(ましろ)といった。大学時代の親友だったが、身体の関係になり、洋一のマンションで飼われている存在だった。
 もちろん親はそれを認識していたが、その真白のお陰で洋一の性欲は制御されていたので見て見ぬ振りをした。これで洋一がまともになるなら男でもよかったのだ。
 しかし洋一は結婚をした。真白はお役御免になった。
 真白はとても大人しい人で、暴力を振るわれると大人しくなる人でもあった。両親がDVで問題のある家庭で育ち、その関係で父親にも母親にも性的な暴力を受けていたらしい。
 そして家出をしたが、両親の育児放棄が問題となり、真白は警察官の叔父の家に引き取られた。
 その後普通に大学に入ることができ、洋一と知り合った。
 その洋一は真白がそうした被害に遭っていることを知った上で犯したのだという。
 真白の身体を何度も犯しては開発して、真白は快楽を覚え、兄の部屋で飼われることになった。
 警察官の叔父は、それを知っても兄にお金を貰って真白を助けなかった。
 所詮、DVをする兄弟がいるような人である。
 しかし、真白が解放されることになると、洋一は窮地に陥ったことになる。
 両親はそこで、その真白を兄が飼うのではなく、洋介に押しつけたのだ。
 真白をマンションに置いて、好きかってしないように洋介が一緒に住んで見張るのだ。
 その話をされた時、洋介は全く嫌がりもしなかった。
 寧ろ、初めて自分から喜んで受け入れた。
 そして、それを受けることで兄、洋一の面倒ごとから解放されるに至った。
 もう洋一のことに関しては、実家の出る幕ではなく、嫁の家の方が大きいのでそちらが対処していく話になっていた。
 その真白は兄に捨てられたことに意外や意外、ショックを受けていた。
「洋一さん、もうここに来ないの?」
 そう言って泣いたほどだ。
「僕の何処がいけなかった?」
 自分に責任があるのだと思ったらしいがそれは違う。
「ううん、君にはないよ。兄さんは結婚をしたんだ。警察官僚になるために必要なことなんだ。それになるためには、君と一緒にはいられない」
「……僕は出世の邪魔になる?」
「そうだね、だから俺がこれから面倒を見るよ」
 そう洋介が言うと、真白は首を傾げた。
「君を解放する訳にはいかないんだ。あの叔父さんって人が何を喋るのか分からない。一定のお金を振り込むなら何も言わないって言うのが叔父さんからの要求だから、払うんだけど、君が何処かに行ってしまうと、あの叔父さんが何をするのか分からないから、君は人質なんだ。もし叔父さんが裏切っても叔父さんが預かった君を使って金儲けをしたっていう事実は消えない。兄が終わる時は叔父さんも終わる時だ。さすがにそれはごめんだって言っていたから、君は自由にはなれない。これまでと同じようにここで暮らして、ここを家とするんだ」
 洋介がそう言うと、真白は頷いてから言った。
「洋介さんがここに住むの? 僕を監視するために?」
「そうだよ」
「そう……分かった」
 真白はあっさりと自分の立場を理解した。 
 DVを受けていた頃からすれば、ここは天国だっただろう。
 ご飯はあるし、暴力はほぼない。よい子にしていれば、住む場所も自宅でできる仕事も与えられた。
 外に出ることはできたし、買い物にも行けた。
 割とある自由が、今度はここに住むだけという簡単なものになり、セックスが項目から消えた。
 それに関して、真白が泣いたのはセックスのことではなく、純粋に洋一に救われたと信じていたからだ。
 真白は叔父に身体を使った仕事をするようにと言われて、それで得た金を叔父に渡すように言われていたが、それを洋一が飼ったお陰で身を売ることはなくなったのだ。
 真白と洋一の間にどんな感情があったのかは分からないが、洋一はあっさりと真白を捨てた。それに関しての後始末を洋介に残してだ。
 真白は納得しながらも泣いた。つまり少しの感情が洋一に対してあったということだ。
 それが洋介には悔しかった。
 その時二度目の洋一に対して嫉妬をした。
 そう洋介は、真白に惚れていた。
 初めて見た時から、真白の容姿、金髪碧眼の小さな身体をした天使が舞い降りたのだと思ったのだ。
 でもそれが天使ではないことは知っている。
 自分と同じ人で、手を伸ばせば届くことも知っていた。
 一年前くらいに洋一と真白のセックスを見たことがある。偶然、訪ねた時に玄関で盛っているのを見せつけられたのだ。


「ひっあ゛あああぁっ……」
 玄関を開けたとたん、急に甘い嬌声が聞こえた。
 何事かと思い入ると、玄関先の廊下で兄、洋一が真白を押し倒し犯していた。
「ひああっ……あぅっ、らめっ……あっあああぁんっ!」
 真白が甘い声を上げていたので、急いで玄関に入ってドアを閉めた。洋一はそれで気付いたはずなのに、真白を犯すことをやめなかった。ちらりと洋介を見て無視をした。
「あっああぁっいくっ、出るっ、出ちゃうっやっあっあああーっ……」
「イけよ、派手にな……」
 洋一が真白のアナルに深々とペニスを突き入れている。その腰つきは乱暴であったが、真白のアナルはしっかりと開いていて、余裕で洋一のペニスを飲み込んでいる。
「あっあっあっあんっあんっあぁあっやっあああっ」
 真白は犯されていても綺麗だった。
 寧ろ、犯されるために存在しているかのような、そんな歪さが見えた。
「あああぁっ……らめぇっ、あんっ出てるっ、あっあひっあ゛あぁあっ」
「射精してんのか、珍しいな……でもまだまだだぞ、ここからが本番」
 洋一はそう言うと、真白を立たせて真白に自分でペニスをアナルに挿入れさせると、顔を上げるように言った。
 真白はそう言われて顔を上げた。
「はああっ、え、い、いやっそんなっらめぇっ……ひあああっ」
「洋介に見て貰え……淫乱でどうしようのない身体を」
「あっあああっ……なんでっだめっああっらめっおちんぽ大きいのっ……あっんんっ」
 洋一に下から突き上げられて、真白は身体をくねらせた。明らかに感じている反応で、涎を垂らしながら下から何度も突き上げられている。
 そのたびに真白の腰が揺らめき、いやらしく腰を振るのだ。
「あああっ……らめっ、んっ、あっ、ふぁっ、んんっあぅっ……」
「もっと、腰を振れ、そうだ、いつも通りにやれ、そして見て貰うんだ」
「やっ……ああぁっあっひっあぁんっ」
「自分で腰を振ってペニスを咥えてイけっ」
「あああっ……もっやらぁっ……あっまたっいっちゃうっ……あっあぁんっイってるからっ、らめっっあっあぁああーっ……」
 真白は自分で腰を振りながら達して、射精をすると更に洋一が下から突き上げて、そのつい上げで達している。
 何て淫らな身体なのだと、洋介はここで真白に対して感情を持った。
 こんなにいやらしい身体をして、どうしようもないほどよがって、洋一に甘える姿は目を離せない。
「あっあっあんっあぁあっああんっ……きもちいっ……ちくびペロペロっ気持ちいっ……あっまたいっちゃうっ……ひああぁんっ」
 洋一はまた真白を押し倒して、更に腰を強く振る。真白はそれに嬌声を上げてしっかりと洋一にしがみついた。
「あああんっ、あっああっ、おちんぽっ、そこ突いたらっ……いっちゃうっ……ひっああぁんっ」
 真白はそれでまた達して射精をしている。それでも洋一の腰は止まらない。絶倫で性欲も強く、さらにはそのどれもが常軌を逸しているから、とてもじゃないがまともなセックスではない。
「ひあああっ……やっあっ、あああっ……はああっ……あっぁあ、はぁはぁ……っ」
「いつもより、締まりがいいが、見られるのは気持ちが良いのか……」
「あぁあんっ! やっ、やらっちがっあっあんっあああーっあひぃっ、あっやっ、あっあああぁっ……」
「乳首も勝手に勃起させて、どうしようもないな」
「やああっ、らめっ……あっあっあぁあんっあっ、あっひあっ乳首クリクリしちゃらめっ……らめっちくびっあっあぁんっ」
 洋一が真白の乳首を引っ張って捏ね回しながら、真白を突き上げて真白はそれで絶頂した。
「あっあっあぁんっあぁあっいくっいくっでちゃうっ……あっあぁあんっ」
 それでも絶頂している真白の乳首を洋一は弄り倒している。
「ひああっ、らめなのっちくびっ……あっあっらめぇっひああーっ」
 真白の乳首からは白い液体がピューッと噴き出した。
 男でも体質などによって出ることもあるのは聞いたことあるが、こんなに吹き出るほどだとあり得ないことだろう。それでも真白はそうだった。
「ああぁっ……ひあっ……あっ、乳首おかしくなっちゃったからぁっ……あっあぁんっ」
 乳首を捻るたびに乳が出て、それを洋一が舐めていく。
「あああっひあっらめっ……あっああぁ~っ! あひっあんっあっあっあっあんっ」
 真白は顔を洋一に洋介の方を向けられて、押しつけられている。
「ああんっいいっ、きもちいっ、いいっ……あっい゛っあひぃっ」
 真白はそのまま洋介を見ながら、洋一に突き上げられて泣きながら嬌声を上げた。
「あああぁーっ……! あひっ、あ゛っひああっ……あっあんっあんっ」
「ほら、いやらしい顔をしっかり見て貰え……中出しされるメスの顔をな」
「ひあっあっあんっあんっらめっ……あっあっああっあひっらめっ、中出しはぁっ……あっあっあんっ」
「お前はメスで、中出しされて絶頂する淫乱だからいいんだよ……くっ」
 洋一が真白の中で達した。射精が長く続くと同時に真白も絶頂した。
「あひっあへっ、い゛っいくっあっああああぁーっ!」
 洋一の射精が長いから、真白のアナルから精液が溢れでている。
「んっ……あああっ……あひっ、あっ、ああっ……」
 洋一がペニスを抜いたので、終わったのかと思うと、真白は立たされて後ろから突かれながら、玄関の洋介の方を向かされて突かれた。
「ああぁんっ、やだぁっひぃんっやだぁっあんっ、ああぁあんっ」
 真白が顔を振るが、洋介は目をそらさないで見た。すると真白は顔を上げたので視線が絡まった。
「ふぁああっ、やらぁっ、みてるっ、みちゃやらぁあっ! おちんぽされてるのっみちゃらめっあああんっいっちゃう、みられて……いちゃうっ」
 真白は真っ赤な顔をして、洋介を見ながら洋一に追い上げられた。
「あぁーっ! イく、イっちゃうっ!! でちゃうよぉぉっ!」
 腕を後ろ手に引っ張られて、洋一に強くペニスを突き入れられて、真白は全身で感じて絶頂をした。
 洋一はすぐに真白の手を離して、廊下に放った。真白がバタリと倒れると洋一のペニスがアナルから抜け、まだ射精をしている精液が倒れた真白に降りかかっている。
 真白は精液塗れになって、アナルから大量の精液を垂れ流しながら気絶をした。
 正直、洋介は洋一のセックスを見たのは初めてで、ここまで激しい物だとは思ってなかった。真白が気絶するほどの性欲の強さと絶倫は、真白が気絶したって終わってはいなかった。
 真白はその後、身体を洗われた後もベッドルームで洋一の相手をさせられていた。
 その時には、もう洋介がいることすら分かってなかっただろう。










 真白は洋一がいなくなってから、段々と体調もよくなり笑うようになった。
 ご飯もよく食べたし、洋介にも笑顔を向けた。
 その笑顔が眩しくて、洋介はだんだんと自分の心に芽生える、真白に対する思いに戸惑うことになった。
 真白を好きだと思うこととは別に、真白を犯したいと思うようになったのだ。
 あの細い体を洋一のように押し倒して、あの小さな尻にペニスをぶち込みたいというはっきりとした欲望が日に日に大きくなるのだ。
 それは夢にまで見てしまうほどで、嫌がっている真白を犯してしまう夢ばかり見た。
「……!」
 洋介が驚いて飛び起きてしまうと、必ずペニスは勃起していて、射精までしている。
 その精液の量は洋一と同じくらいにたっぷりと出ていた。
 射精をしてもここまで出たことはなく、ここ最近真白の夢を見るようになってからは、量も頻度も増えている気がした。
 毎日のように射精をして出しても、風呂場で何度抜いても勃起が収まらない。
 とうとう真白の服を盗んでは、それでペニスを扱くという変態行為に及んでしまっている。たっぷりと精液を抜いてやっと収まる性欲を、洋介は怖いと初めて思った。
 兄の洋一は毎日これと戦い、結果負けていたんだと思うと、やっと兄の苦労を理解したが、それでも結果を出してエリートであり続ける兄は精神力も強いのだろう。
「洋介さん、最近何だか辛そうだけど、大丈夫ですか?」
 真白が出かける洋介にそう聞いてきた。
 初めて真白が洋介に関心を見せたのだ。
「あ、ああ、ちょっとバイトが忙しいから、疲れてるだけだ」
「そうですか、無理はしないでください」
「うん、分かった」
 洋介は何だか気分がよかった。
 その日は早めにバイトが終わり、部屋に戻った。
 真白は早めの風呂に入っていたが、夕食が用意されていた。
 それは初めてのことで、洋介は舞い上がったのと同時に真白への思いが止まらなかった。
 どうしても真白を自分の物にしたい。
 洋介のその衝動が収まりもしないまま、真白が風呂から出てきてキッチンにやってきた。
「あの、いつも用意して貰っていたから……その見よう見まねで作ったので、美味しいとは思うんですけど……どうですか?」
 そう言われて食べたのは、チキンライスだったがちゃんと美味しかった。
「美味しいよ……ありがとう」
 そう言うと真白は少し照れた。
 そんな真白の手を掴んで、洋介は真白を抱き寄せてから言った。
「真白、俺の恋人になってくれ……」
 必死の告白だった。心臓が口から出そうなほどに緊張しての告白だったのだが、真白は少し身じろいでから言った。
「……ごめんなさい、僕は洋一さんが忘れられません……ごめんなさい」
 その言葉は洋介の心を壊すには十分な言葉だった。
 洋介は抱きしめた真白を引き摺って居間まで行き、ラグの上に真白を押し倒した。
「……っ 洋介さんっやめて……」
 真白が暴れて逃げようとするのだが、洋介はそれをやすやすと押さえつけた。
 真白の来ていたバスローブから紐を抜き取り、それで真白の腕を後ろ手に縛り上げた。
「あっ……やめて、洋介さんっああっ」
 痛みを感じて真白が苦痛の表情を浮かべても、洋介は容赦しなかった。
 バスローブが開けて、真白の身体が露わになる。それを見るだけで洋介のペニスが完全に勃起した。
 苦しくてすぐにズボンを脱いでしまうと、その大きなペニスが真白の前に晒された。
「……あっそんな……まさか……ああっそんな……」
 真白はそれを見て恥ずかしがるどころか、驚愕している。そのペニスに何かを感じたのだろうか、目がしっかりとそのペニスを捕らえている。
「だめ……そんなの……ああっだめっ」
 真白は必死に暴れて逃げようとしているが、慌てていて転がっているだけで、尻を洋介に見せてバタバタとしている。
 その尻を洋介は掴んでアナルを広げた。
「……こんなの挿入れて、まだ兄貴を待ってるんだ?」
 真白のアナルにはアナルプラグが入っていた。洋一がそう躾けたからか、真白が洋一が戻ってきてもいいように準備をしていたのかは分からないが、真白はアナルに何かを受け入れるための準備をずっとしていたというのだ。
「何だ、遠慮することなかったんだ……」
 真白がどう思っていようとも、真白はここから逃げることはできない。もし逃げたら真白の好きな洋一の人生が終わる。だから真白は逃げられないのだから、洋介が好きに犯したところで問題は何一つなかったのだ。
 真白は洋一から受けていた行為を、洋介から受けることになるだけなのだ。
「兄貴とは違うかもしれないけど、このところ勃起が収まらないんだよね。真白の中で出さないときっと収まりはしないんだと思う……真白、君を犯させて」
「いや……やだっやめてっもうやだっ……」
 暴れても腕を後ろ手に縛られて俯せにされ、尻を掴まれていては逃げることはできない。
「あっ……ああっ……んっ」
 真白のアナルプラグを抜くと、中にはローションが少し入っていることに気付いた。洋介はそれに怒りを覚えて、真白のアナルにそのまま反り起ったペニスを突き入れた。
「はぁああ……ぁん、だめ……あっあっやぁっらめっあぁんっ」
「ああ、真白……気持ちが良い……だめだ、でるっ!」
 洋介は挿入しただけで、射精をした。それもたっぷりと精液を中出しした。
「あぁああん……だめ、あっあっいっはぁん……んっ、ぁあ、はっあんっ……」
 それまでぽっかりと空いていた部分に、凶悪なペニスが挿入って、いきなり射精をされて真白は混乱した。
「あ゛っひっあっあんあんあんっ」
 ずっと犯されて生活をしてきていた真白は、それだけで心が満たされる気がした。
 ずっとイヤだと思っていたことも、なくなって初めて必要だったのを知った。
「ひあああ~っ……おちんぽいいっあうっ、んっやあっあんっあ゛ああっ……!」
 射精を長くするのも洋一と同じであるが、凶悪な反り具合が十歳も若いと違っている。洋介の勃起具合も何もかも初めて洋一にされた時よりもずっと凶悪だった。
「あっあんっあ゛あっああぁ~っおま○こっああんああっ!」
 射精をしながらも洋介は腰を振った。
「真白……ああっ気持ちよすぎる……ああっ夢でずっと犯していた通りだ……」
「あ゛ああっ……あひっ、いっあっあんっぁうっ、あっあっああっ」
「真白もペニスを待っていたんだね、ごめんな、気がつかなくて、もっと早く知っていれば、もっと沢山おま○こしてあげられたのにね」
「あああ~っ……んっ、おま○こ、おちんぽがっいいっはぁっ……あっあんっいっあうっ」
「こんな物挿入れて、可哀想に。毎日ちゃんと犯してあげるから、ずっと俺のペニスをおま○こに挿入れてていいよ……」
「ひっあっああぁんっもっおま○こでっいくっいっちゃうっ!」
「ああ、何度でもイっていいよ……真白は淫乱だから、まだまだ大丈夫でしょ。ああ、おま○こに中出しもっとしてあげるねっ」
「ふあっ……あっいっああっ……おま○こっだめっ……あんっんんっ……」
「はぁっ、出るっ、おま○こに精液を出すぞ……!」
「らめっあああっ! あ゛っあ゛っうっひぃっあっあんっあああっ……!」
 真白を後ろから犯して、洋介は二回も射精をした。それも長く沢山の精液を吐き出し、それは洋一の量すら超えていた。
「ああああ~っ……あひっ、いっ……あっ、んっ……せいえきでてるっはぁっはぁっ……」
「これから真白は、俺の専用おま○こだからね、兄貴のことなんか忘れさせてやるよ……このペニスで狂って、真白」
「はぁっ……はぁっ……洋介さんのおま○こにされちゃった……あはんっ」
 真白から洋介のペニスが抜けると、真白のアナルからボタボタと精液が溢れて出た。
 それを真白はアナルを収縮させてどんどん吐き出した。中に残すわけにはいかない。何度も何度も犯されているうちに、吐き出された精液はこうやって吐き出さないと、中で大変なことになるのを知っていた。
 けれど、それを吐き出す行為すら、真白には気持ちがよい行為だった。
 真白がアナルから精液を吐き出しているのを見て、洋介の萎えていたペニスがまた勃起した。それはさっきと同じ勃起であり、ガチガチになっている。
 すぐに洋介は真白を仰向けにすると、足を大きく広げて真白を犯した。
「あ゛ひっ、おっ、おま○こっ、そこっだめなとこ、おちんぽでごりごりされてぅっ…あ゛ーっあ゛ああーっ…」
「真白……中がすごい蕩けてて……ああ気持ちが良い……こんなのやめられるわけがない……」
「あ゛ひっ、あ゛っらめっらめっあっあっうぉっ…あ゛んっあんっあああああんっ」
 パンパンと激しく突かれて真白は悶えて嬌声を上げた。
「あひっ、あんっあんっあんっあぁんっおま○こがっあ゛ーっあっ、あああっ」
 洋介は洋一の弟というだけあり、その挿入の仕方が似ていた。けれど、若さが違った。セックス三昧を過ごした洋一はテクニックはあったが、洋介にはない。けれど、乱暴な扱いが洋一よりも強く、よほど真白を犯すことを夢見ていたのだろう。
「んっ、あ゛ぅっ……このおちんぽでっ、おま○こ、おかしくなるっああっあっあ゛っ、うあぁっ」
「いいよ、おかしくなって、兄貴なんか忘れて、ちゃんと真白をずっと飼うから、こうやってずっと犯してあげるから、真白……狂って」
「あ゛ああっ……ひっ、あ゛っ、らめっ……あ゛っうぁあっ、おちんぽっおおきすぎっ…あっああっ……ふあんっああっ!」
 またペニスが大きくなった、真白を犯している洋介のペニスはどんどん太く勃起し、もう洋一のペニスの大きさを超えていた。
「あぁああっ……ふぁっ、あっ…んっ、あ゛ーっおま○こをっおちんぽで突かれたらっ、あ゛っ、あっんああっ……!」
 洋介のペニスが明らかに洋一の物より勝っている事実に、真白はだんだんと嬌声が変わっていく。
「あ゛うっ、んっ、あっあっあーっあん゛っ、そこっおま○こきもちっいいっ、ひぁあっ」
 自ら足を広げて、洋介のペニスを受け入れる体勢を作り、深く深くペニスを誘い込んでいる。
「あっ……あ゛っあ゛あああっ! ひっあひっあへっあ゛っそこっだめっ……おちんぽでっいくっいくっいくぅっらめっあ゛っあ゛あぁっ!!」
「中でまたでるっああっ、真白、君は素晴らしいよ……っ」
「あ゛っ……おま○こ、い、いってぅっひっあ゛っああぁっ…あっらめえぇ中出しっああっ」
 長い射精をしている時が時間が止まる時で、少しだけ休める時間なのだが、洋介はすぐに射精をしながらでも腰を振り続けてくる。これは洋一ですらなかったことだ。
「あひっ……まって、あっあ゛っもっ、死んじゃうっ……ああっあっあっあっ……」
 とてもじゃないが、洋一を知らない人が洋介に抱かれたらきっと狂って壊れてしまうだろう。それくらいに激しいセックスだった。
 真白は意識が飛びそうになるのを何度も耐えて、洋介に付き合った。
「ひあっ……あ゛っああああっ……あああっ……ひっあ゛っ……あ゛ひっいっらめっあああっ」
 自ら吐き出した精液を掻き出すように挿入が繰り返され、真白のアナルは真っ白な液体で汚され、ラグは水浸しのようになっている。
「ひぃっあ゛っあんあんあん、おま○こいいっ! おちんぽっきもちいいっあんあんっ!」
 真白はもう我慢するのをやめた。
 こんなすごいペニスで犯されて、我慢できるものではなかった。
「あ゛ああ~……っい゛いっ、おちんぽきもちいっ、すごいっ、あ゛っひっあぁあんっ」
「……真白、気持ちが良いって?」
「あぁんっ好きっ、好きぃっ……お、おちんぽ好きっあ゛っひっ、おちんぽハメハメされるの好きっ、犯されるのにっおま○こにおちんぽハメハメされて、い、いっちゃうっ、あ゛っああぁっ!」
「ああ、真白君は、もしかして……」
「あ゛っ……おちんぽっ激しすぎっ……あっあっあっあんっいいっあああっっ!」
 真白がすっかり洋介のペニスに狂っているのを見て、洋介は気付いてしまった。
「ひあっあ゛っあっ……いってるっ……おま○こでいってぅのに……あひっあへっあ゛っあっあんっあんっ」
「真白、君は、兄貴を好きなんじゃなくて……兄貴のペニスが好きだった?」
「ひああっう、うん、洋一さんのおち○ぽ好きだった……ああんっあんっああんっ……あひっ、でも洋介さんのおち○ぽっのほう……がっあたま、へんになるっ……あっああぁ~っ」
 洋介は真白の乱れっぷりにやっと納得がいった。
 真白は洋一が好きだと思っているが、洋一のペニスに犯されることが好きだったのだ。だから見られていても何度も絶頂をしたのだ。
 それが分かれば、洋介にも希望があった。
「ひっあっあっああっあっあぁあんっいいっいいのっ!」
 ペニスの大きさや射精の長さ、若さを使えば真白は自分から堕ちてくる。
 実際、さっきはあんなに嫌がっていたのに、今では自分で腰を振っている。
 洋介は真白の乳首を口に咥えて舌で舐めた。
「ああぁんっ、そんなっちくび舐めたらっ……いっちゃうっ、乳首とっ……おちんぽ、おま〇こハメハメで、いっちゃうっ…ひぁっらめっだめっ、あ゛っひぁああっ」
 真白の精液を搾り取ろうとする腰の動きに、とうとう洋介は自分の意志とは違う射精をさせられた。
「あ゛ひぃっ、らめっらめっ、せいえき中出しっ……あひっあ゛っ中はっだめっ……あ゛っあんあんあんあんっ!」
「くっ……さすが、淫乱なだけはある……気を抜いたらもってかれるんだな……」
「あ゛ああっだって、怖いっ……あひっ、い゛っあ゛っおああっ」
 中出しをされながらも、真白はドライオーガズムで達している。
「ひっあ゛っあ゛っああああっ……んはあっ!」
 脳天を突き抜けるような感覚だと聞いたことがあるが、絶頂して痙攣している真白を見ていると洋介はもっと真白を犯したい気分になってくる。
「あああっ……ひっあ゛っあうっ……んっ……はぁっ……あはっおちんぽハメハメで、おま○こでいっちゃった……あはっん」
「真白、もっとだよ、この程度じゃ駄目なんだよね、真白は気を失っても犯されてないと駄目な子だもんね」
 洋介がそう言うと、真白はニコリと笑った。
 それは妖艶な笑みで、洋介を食らい尽くすような魔の笑みだ。
「うあっいいっ……おちんぽきもちぃっ…あ゛ひっもっああっ中、おま〇こ、熱くて大きいのでゴリゴリされてっ……あぁんっもっあたまへんになるっ…あああぁあっ」
「それでいい、真白はそれでいい」
 そう言いながら洋介は飽くことなく真白を犯した。
「うあっあ゛っいいっきもちいっおちんぽでズボズボされるのよすぎて、いくの止まんないっ……あ゛っい゛ぃっあっあ゛っ」
 真白は何度も射精を強いられながらも、ドライで何度も達しては、それでも気を失わないので洋介に何度も犯された。
「あ゛あぁあっいくっいくっい゛っ……!あ゛っんぉっ……あ゛ああっ」
 真白の拘束されていた腕はとっくに解かれていたが、真白は逃げることはしなかった。もう自分で洋介に跨がって自分でペニスをアナルに導いたほどだ。
「あ゛っうあっあ゛ーっだめっ、おちんぽっいいっあ゛っんっひああっ」
 洋介の上で腰を振って淫らに踊る真白を洋介は好きだと思った。
 真白に惚れたのは、あの洋一のレイプまがいの行為を見た時からだった。
 あの犯されている姿が綺麗で、真白が生きている気がしたのだ。
「あ゛ーっ……んっあっい゛っ……あっうぁっあんっあんっあんっあんっ」
 腰を振っている真白の腰を掴んで、洋介は腰を突き上げてやった。
「あああっ……ひっあっそこっおちんぽっぐりぐりらめぇっ……あ゛っうあっあっあ゛っ」
 真白は洋介に突かれて悶絶するように踊りながら、腰を振ってもっと深いところを望んだ。
「あ゛ああああっ…!だめっいくっいくっやらっおま○こいっちゃうっ…!んあっあ゛っあっああっ」
 絶頂した瞬間に、射精をしてやった。
「うあああっ……あ゛っおっんぉっあっあんっあぁあんっ」
 それだけでまた真白は絶頂をする。その姿を眺めて洋介は興奮して勃起するのだ。
 そのままラグの上で、真白は一日中、洋介に犯されて完全に洋介のペニスに陥落した。









 それからは、真白は自分でして欲しいという時にアナルを見せては洋介を誘った。
「あ゛あああっ……あひっあ゛っうっあんあんあんあんあんっ」
 洋一の時はそういうことはしてはいけなかったのだが、洋介はそれでちゃんとしてくれる。欲しいだけペニスをくれるので、真白はすっかり洋介のことが好きになった。
「あ゛ーっ……あっんっあっあひっあんっあんっあぁんっ」
 今日も食事をしている洋介にすり寄って、洋介の食事を邪魔しているのだが、洋介はご飯を食べながらも真白を膝に跨がらせて腰を振らせている。
「ひぁっ……んっあっ、だめ……ちくびっあっ、んっああぁっ」
 ご飯を食べている合間に、真白の乳首をついでに摘まんで舐めてくる。
「あっ、あっ、あひっ、あんっあっあっ、あんっ、あんあっっ、ん゛あっ」
「気持ちいい? いい顔してる、エロいな真白は」
「んっあぁんっ……、ちくび、だめっ、あっいっ……ひぁっあっ、んっあん」
「乳首も美味しいよ? もっと舐めてあげよう」
「やぁっあんっ……ちくび、乳首らめぇなのっ……あっ、あっ、あっあぁんっ……ちくび、らめっ……っんっ、あっ、あひっ、んああっ」
「気持ちよすぎて素直になって」
「ふああぁっ……いいっ、ちくびっあんっ、おま○こもきもちいいっんっあっんっ」
「どこもかしこも気持ちいいね……?」
「あっあ~~んあっひぁっいいっ、乳首いいっ……んっふああっ……あっあんっ、あんっあっ」
「すごい、おま○こがおちんぽを吸ってくる……早くおま○こ突いてほしいんだな? いいぞ、たくさんおま○こを犯すからな」
「ああきてっ……あっああっんあっあっはあっんっあっ、うああぁんっ」
「おま○こ気持ちいい?」
「あ゛ひいいっ、いいっあ゛ひっ、いいっ、おま○こゴリゴリしてるっ……ひっあっ、あんあんあんあんあんっああんっ!!」
「おま〇こ全体でぎゅうぎゅうしてくるな、精液欲しいんだ?」
「あ゛ああっ……あっ、あ゛っ、い゛っ、あ゛っ、、~~っ、、あ゛あああぁっあ゛っい゛っ、あっんっ、、い゛くっ」
「俺のおち○ぽでイキ狂いさせてやるよ」
「あ゛あ゛っあっらめっあ゛っんっ、あっ、あぁっ、いくっ、い゛ぐぅっ……あぁあああん!」
 真白はそのまま達してしまうが、ご飯がやっと終わった洋介は、そのまま真白をテーブルにあげてから犯した。
「あ゛っおちんぽしゅごいっ、ひっ、あっ、やああっあっあんっあっ」
「俺のおちんぽが好きだろ」
「あ゛ああぁっ……すきっおちんぽすきぃっ……おま○こっハメハメされて、おま〇こきもちぃっあぁあんっあんっ」
「おま〇こ気持ちいい? おちんぽ好き? もっと言ってごらん」
「ああっ、すきっ好きっ、おちんぽしゅきぃっ……あ゛っあ゛っ、あっ、きもちいとこっ、ゴリゴリされてっんっあっあああんっ」
 真白が足を自分で広げて、膝を持って開き、しっかりとアナルで洋介のペニスを咥えている。
「可愛いね淫乱真白……もっと強請っていいよ、いくらでもあげるから」
「あっあ゛っ激しぃっ……ん゛ああんっあ゛っあっあひっ……あ゛っあっあんあんあんっ」
 テーブルがギシギシと音を立てて揺れているのにも合わせて、真白は身体を何度も突かれる。射精をしても終わらない快楽地獄は、真白を馬鹿にしていく。
「あ゛あああっ……あぁっあっいいっ、きもちぃっ、おちんぽ、大きくて、おま〇この奥まで届いてるっあああっあぁっあっあっ」
「すっかりメスおま○こになったなぁ、俺のおちんぽが好きだって言ってるな。おま○こに精液中出しにしてほしいって言ってるな」
「あっ、おま○こっ……ん、いいっ、おま○こに出してっあっあんっ、おま○こに、精液出していいっ……俺のおま〇こでイってっあっ、あっあ、ああああっ」
「そんなこと言われたら出すしかないな、中に出すよっ……」
「あああぁっ……あ゛っ、あっ、あんっ、あぁんっ、ん゛あっんああっ」
「すっげ、出るっ」
「ん゛ぉおっ……おま○こでっ、精液出てる……ドクドクしてるっあっあっあ゛あああああっ!!」
 中で射精をして洋介が達すると、真白もドライで達した。


 それから毎日のように洋介は真白を犯した。
 真白も自分から強請って様々な場所で洋一を忘れるかのように記憶を塗りつぶすように、洋介とあらゆる場所でセックスをした。
 酷い時はエレベーターを止めて、その中で真白にセックスを強請られたこともある。
「ん゛あっあっ、あんっあんっ、あんっ……おちんぽっ、すごいっ……あ゛っ、んあああああっ!!」
「真白は本当に可愛いな……見られてるするの好きなんだろ?」
「あぁあんっ……らめぇっおちんぽっ気持ちよすぎてっ、おま○こ馬鹿になっちゃう……ひあっ、あ゛っ、あっ、あぁんっああんっ」
 マンションの管理人がエレベーターの監視カメラを見ていることは分かっているのに、真白はそれを望んで犯して貰う。マンションの管理人もそれが分かっているから、エレベーターが止まっている時は協力してくる。
 もっとも、ここのマンションは最上階だけはエレベーターが別にあり、そこに住んでいるのは洋介と真白だけなのでこういう行為も可能だった。
「あぁんっ……や、おち○ぽ、きもちぃ、はぁっんんっ」
 エレベーターを降りてそのまま部屋まで抱えられたままでペニスを突き入れられた状態で廊下を歩きながら、ずっと突かれるのも真白は好きだ。
「ひゃっあんっいいっ…らめっ、あっ、あっ、あんっ」
 そのまま部屋の前に行って、部屋に入らずに玄関に凭れて後ろから突かれるのも好きだった。いつ宅配便がくるかもしれないのに、それでも平然と半青姦のセックスを真白は好んだ。
「おち○ぽ、いい……あっ、こするの、きもちいい、んっ、はぁ、あー…っ、いくっ、いくっ、でちゃう……あっ、あんっ!」
 玄関先で犯されて真白は満足した顔をして、射精をした後、洋介のペニスの前に座り込んでそれを咥えて喉で精液を受ける。
「んぶっ……んふっんんっ!!」
 真白はすっかり洋介に甘やかされて、セックスの奴隷のようになっていた。頭の中はセックスのことばかりで、平常心がなくなった。
 洋介は真白に甘く、常に犯してくれる。
 洋一が与えてくれなかった幸福を洋介が与えてくれる。
 だから、真白は言うのだ。
「ああ、洋介さん、もっと真白を求めて」
 それが真白の存在する意味だからだ。
「真白、大丈夫だよ、愛しているから」
 洋介はいつもそう答えて真白を安心させる。
 
 洋介はのちに洋一から真白が怖かったのだと言われた。
 真白の際限ない性欲と愛を欲しがる力はセックスに現れていて、洋一はその真白に引き摺られておかしくなっていたのだという。
 結婚をして真白を捨てたのは、そうしないと逃げられないからだ。
 だから、洋介が真白に興味がわくように仕向けたが、洋介の我慢の強さから結局逃げるしかなかったという。
 たしかに真白の求めるものは大きい。
 けれど洋介の真白を求める気持ちがもっと大きかった。
 洋介は真白が人前で犯してくれと言ったら平気で行えるくらいに真白を愛している。真白はそれに気付いてないが、確かめるように愛を深めてきている。
 半青姦はそのもっともたる兆候だ。
 だから洋介は平気で真白を抱く。
「大丈夫だよ、兄さん。真白は俺がずっと大事にしていくから、兄さんはそのままでいいよ。まあ、真白はもう兄さんの事なんて、一ミリも覚えてないだろうけどね」
 洋介ののろけのようでありながら、真白が完全にセックスに狂っているという発言でもあって、洋一は洋介のことを恐ろしい弟だと再度認識した。
 兄の功績に対してまったくの平凡である弟。それが能力を隠した男であることは洋一も知っていたことだった。ただ目立たないために本気を出さないだけの男。
 この世で一番洋一が恐ろしいと思っている洋介であるが、その本人は興味があることにしか能力を発揮していないままきている。
 そんな洋介と真白をぶつければとんでもないことになるのは分かっていたが、それでも割れ鍋に閉じ蓋で上手くやっているようだった。
「真白が待ってるから、帰るね」
 洋介はそう言うと洋一の自宅から家に帰った。
 洋介の興味は今のところ真白にしかない。
 
 玄関では真白が裸エプロンで待っていた。
「ご飯を食べながら、僕も食べて」
 洋介はそれを笑って受けて、真白を抱き抱えてキッチンに行った。
 もちろん、ご飯も頂いて、デザートの真白も犯した。