その中毒性

 その日は飲み会だった。
 一ヶ月に一回はある友人たちの飲み会で、暇なヤツが一堂に会して酒を飲み明かす。一次会二次会と酒の席は進んでいくが、段々と脱落者は増える。
 三次会に行く時には、もう半数以上が帰宅している有様だ。
 その三次会でも粘っているのが伊吹だった。酒はそこまで飲めないのだが、何とか上手くその席に紛れ込んでここまできた。
 というのもそれなりの理由があったのだが、その理由は誰にも知られていない。
 いや、知られるわけにはいかなかった。
 三次会が終わると、とうとう酒豪の一人が脱落した。
 名前は八城という。彼女がいるのに酒の席は絶対にくる酒好きであるが、飲み過ぎるとちょっと面倒になるので皆が彼を自宅に送るのを嫌がる。
 タクシーの運転手と喧嘩しただの、歩いてるとヤクザに喧嘩を売るなど、とにかくトラブルが多いのだ。酒に酔って気分が大きくなるタイプで、普段はとても気が弱いほどだ。
 その八城には彼女がいたのだが、その彼女すら酒を止めないなら別れるといい、本当に振られたばかりだった。
 酔った八城ほど面倒なヤツはいないと、友人たちに言われている。
 だから八城が酔っ払った時には、いつも伊吹が八城を送るように言われ押しつけられるのだ。
「伊吹~、八城を頼むぞ~」
 仲間はそう言って、酔っ払った八城を道に放置してから去って行った。
「え、ちょっと……またですか! もう! せめてタクシー乗り場までは!」
 そう伊吹が叫んでも四次会に行くやつらの耳には届いていない。
 本当に面倒だと叫びながら、八城を抱えてタクシー乗り場を目指すことになった。
 しかし今回の三次会の酒屋が、ビジネス街の中にあり、タクシーが捕まらないどころか、人通りもない。ビジネス街だと酔っ払いが叫んでも周りの会社はもう営業がとっくに終わっているので迷惑がかからないという。
 しかし、タクシーはそのせいで大通りまで出ないと見つからない。
 タクシーも酔っ払いは乗せたくないので、タクシーを呼ぶしかない。
 それでも伊吹は八城を担いで道を歩いた。ビジネス街は人っ子一人出会わない。飲み屋街から完全に離れた場所まで歩いてきたが、なかなかどうして人一人を担ぐのは重くて面倒だ。
 それでも伊吹は八城の腕を肩に掛けて何とかビジネス街の中央辺りまで歩いてきた。
 するとだ、寝ていた八城がふと意識を取り戻す。
 もちろん、ここまで八城も無意識に歩いてきたのだが、このまま寝ていてくれた方が面倒がなかっただけに、ここで起きてしまった八城に伊吹はギクリとする。
「……あー……またいい匂いがする」
 八城がそう言い、肩を組んでいる伊吹を抱き寄せた。
「あ、ちょっと八城さん!」
 そのまま伊吹は八城に抱きしめられて、クルクルと二回ほど回ってビル街の細道の方に入ってしまった。
「あの、タクシー乗り場がもう少しなので……あ、ちょっと」
「ここから良い匂いがする……」
 八城はしっかりと伊吹を抱き、首筋に顔を埋めた。
「あ、だめ……まって……八城さん……んああっ」
 伊吹が暴れるとどんどん細道の奥まで八城に連れ込まれた。そこは行き止まりで、抜け道ではないが、まだビルには誰かがいるのか、近くの室外機が勢いよく回っている。
 ビルの細道は、入り組んでいてさっきの大通りへの道が見えないところまで八城に連れ込まれてしまった。
 その行き止まりには段ボールの山があり、そこはゴミ収集の場所だったようだ。
 八城は伊吹の首筋を舐めては何度もキスをした。
「伊吹……この匂いはセックスしたい時の匂いだ……ああ、やっぱり戻ってきてくれたんだね」
 八城がそう言うのだが、この伊吹という名前は、実は八城の元彼女の名前と一緒なのである。男にも女にも使われる名前なのだが、違うところは彼女の方は名前で、伊吹の方は名字ということだけだろう。
 それでも名前を呼ばれていることには変わりは無い。
「いい加減、だめだって……あっああっ」
 伊吹がやめるように言うのだが、八城は伊吹を段ボールの山の中に押し倒した。
 壁に立てかけていた崩した段ボールが倒れ、それを下敷きにして伊吹が倒れると、そこに八城が飛びかかってきて伊吹の着ている服を剥ぎ取っていく。
「やめっ八城さん……ああっそんな、どうしてこうなるんだっ」
 実はこの時の八城は完全に酒に酔っていて、頭がおかしくなっている。名前が同じ男の匂いで興奮して、その男を犯してしまう。
 これが実は初めてではなかった。
 過去に四度、同じ目に伊吹は合っていた。 
 四度も八城に同じように犯されても、伊吹は八城を送るのを何度も繰り返した。
 だって、伊吹は八城のことが好きだった。言えない気持ちが満たされるから、絶対に誰にも言わなかった。
 その八城は酒に酔っているので、事が終わっても記憶がいつも無い。
 だから、伊吹はこうなるのが分かっていて、八城が酔い潰れるのを待って送っている。
 そうすれば、八城が自分を犯してくれるのを知っているからだ。
 早急に上着を剝がれ、ズボンは脱ぎ捨てられ、尻を上げられたそこに八城のペニスが一気に突き入れられた。
「ひっ……あ……ああんっ」
 一気に突き入れられても、過去の経験から学んで伊吹は飲み会の日はアナルを調整してきていた。
 初めて八城に犯されてから、すっかりアナルセックスに目覚めてしまい、自分で調教して二回目の時には、八城もそれにはまってくれた。
 三回目からは一気に突き入れてから犯してくるようになって、八城がかなり性欲が強く、伊吹を犯したがっていることを知った。
「おま○こが寂しかっただろ。おち○ぽを挿れてやったらすっかり馴染んできやがる」
「あぁんっおちんぽっああんっ」
 酔っていても八城は性欲に忠実だ。下手に潰れて寝た後に起きた時の八城は凶暴化していることが多い。
「トロトロとして、最高のおま○こだな……。すっかり淫らなおま〇こになったな」
「あっんっ…そ、そんな…っんっあっあああんっ」
 奥まで抉られて伊吹はこれを待っていたとしっかりと受け止めた。八城も腰を動かし、乱暴に奥まで突き入れてきた。
「ああああっあ゛っ…あ゛っ、おち○ぽっあああああああっ」
「はっ……たまんね……このおま○こ……最高!」
「あ゛~~っ…ん゛っ、ふぅっ、あっいいっ、おくっ…んあああっ」
「俺のおち○ぽで、身も心も早く本物のメス犬になれ、ほらっ」
「あ゛ひっ、んっああっあっ」
 ガツガツと突き上げてくるペニスに伊吹は嬌声をあげてアナルで受け止める。
 八城のペニスが酷くアナルに馴染んで、気持ちよくてどうしようもない。初めて犯された時から八城のペニスに惚れて、自分でディルドやバイブを使ってみたが、どれも違っていた。
 だから八城と飲み会に出る日は、もうトイレでアナルプラグを挿入れて準備して、八城が潰れそうな時に抜いて準備して待っているくらいになった。
 伊吹は八城に一気に貫かれたら、もう完全にスイッチが入って、どうしようもなく乱れてしまう。
「あ゛あ゙っほぉ、らめっ、おち○ぽっあっあっあ゛~~っ…」
「ああ……ここがたまらないだろ」
「あ゛あああっ…ああっ八城のおち○ぽで、おま○こイクっひっあああっ!!」
「うっ……締め付けヤバイ……」
「ん゛あっ…やめっ、ひぁっ、イっ、止まらなっ…あああっあっあ゛っあああっ」
「はあ、強く締め付けて……おま〇この中のでイクなんてもうメス犬同然だな……っ」
「ん゛あああっやっあ゛っうあっひっ…んんっあああぁあんっ!!」
 八城に攻められて絶頂をすると、伊吹は射精をする。吐き出した精液が腹に飛ぶも、まだまだ勃起も収まらない。
「まだ俺はイッてないんだからな……ほら」
 八城は一瞬だけ伊吹の中を攻めるのをやめていたが、すぐに中を突き始めた。
「あ゛っひっあっあっ、も、やらのっ……おち○ぽやらっおま○こ壊れるっ……やらあああんっ!!」
「さあ、俺のメス犬になると言うんだ」
「やああっ…あ゛っひっん゛っあっあ゛っまたっい゛っ…いぐっ…んっやああああぁっ」
 伊吹の二度目の絶頂はドライオーガズムで達して、快楽が最高潮になる。
 完全にアナルで感じて、ドライで何度もイキ始める。こうなると伊吹の身体がしっかりと八城に馴染んで、セックスが長く続くのだ。
「あ゛あああっ…あぁっ、あへっ…もっ、おま○こっやめっ……おち○ぽやらっあ゛っあ~~っ…」
「どうして駄目だと? メス犬のくせに」
「ああああっ…あひっ、イクの止まらないっああんっ……頭が変になるっ、おま○こっ一気持ちいいっあんっあんっあああっ」
「もう俺のおち○ぽなしでは生きていけないだろう」
「うっうんっああっっ…おれ、俺はっ八城のおち○ぽがないと、いきていけないっ……あ゛っひっらめっらめえっあ゛っあああああっ」
 伊吹は本当にそう思っているからそう答えた。八城は好きだし、身体の相性はよかったし、最高に気持ちが良いセックスができていると思っている。
「ん゛あああっ…ひっ、あっ、お願いっ精液、中出しでっちょうだい……せいえきっんあぁっ」
 伊吹は八城に強請った。
「分かった。くれてやるよ……」
「ひっ……きたっんあ~~~っあ゛あああああっ」
 八城は伊吹の中に精液を射精して中出しし、それを感じて伊吹はまたドライで達する。
 ビクビクと痙攣する伊吹を八城は段ボールに押し倒して俯せにすると、腰を高く上げてまたペニスを挿入した。
「ん゛っああっ…はひっ…い゛っ、あああんっおくっ当たってるっ」
「俺のおち○ぽが奥に当たっているのが分かるか……?」
「あ゛ああっ…らめっ、ん゛っ、ひっ……あっあんっああああぁんっ」
「ここを突かれ続けてメス犬になるんだ……」
「ああああっ…やめっ、おぉっそこっ、おま○こ奥っだめっあっああんっだめっ当たってぅっ! 硬いおち○ぽで突かないでぇっ! あひっい゛っんあああっ」
八城はガンガンと突き上げて伊吹を三度ドライでイかせる。それでも八城は腰を動かし続けて伊吹を犯し続ける。
「ん゛あ゛っらめっイっ! あ゛っひっん゛っあああぁっ」
いくら伊吹が同意しているとはいえ、傍目にはレイプだろう。
周りには伊吹の服が散乱しているし、やっているのは道ばたの奥で、段ボールの上でセックスしているのを見れば、そう見えてもおかしくはない。
「うあああっ…らめぇっ、またっおま○こでいくっ…おぉっんっひっあっああっ」
しかし、これだけの大声を上げているにもかかわらず、周りにはそれは聞こえていない。
幾つもの会社の残業組の使うエアコンが作動していて、室外機が何十とある場所であり、その室外機の音でほぼ声が掻き消されている。その反対側が高速道路の道が走っていて、車の騒音も大きかった。
「はああっんっあああっ……らめぇっ怖いっ、メスおま○こになるのっ…やぁっあ゛っあ゛っ」
「俺のおち○ぽをもっと好きになれ……もっともっと」
「やあぁっおち○ぽっすきっになったらぁっ…おち○ぽのことしか考えられなくなっちゃうっ、そんなのっやらっ……あっんっ」
「くっ……なればいい、いつでも何処でも犯してやるからなっ」
「あ゛ひっ、やっあ゛っあ゛っはあんっ」
「はぁっ、いくっ、中に出すっ……!」
「んひぃ、っああああっ精液がきたっああん中出しされてる……熱い……んふ、ああんっイクっいくっああぁぁぁんっ!!」




八城が中で射精をすると、伊吹が達するのだが、八城のペニスは一向に萎えないままで勃起している。
「はぁっ……はぁっ……くそ、萎えねえ……」
勃起したままで動けるわけはなく、抜ききるまで伊吹の中からペニスは抜けない。
「ああぁんっ…やっ、あっあんっあんあんあんあんっ」
また八城が挿入を開始し、伊吹はまた快楽の波に飲み込まれた。
段ボールの上だから地面で直接犯されるよりはマシで、背中は痛くなかったし、怪我もしないで済んでいる。
「ひっおぉっんっあっあ゛っ」
この段ボールはきっと精液塗れになって明日は見るも無惨であろうが、知ったことではない。とにかく今はこの快楽に飲み込まれてるのが気持ちがよくて伊吹はそれに熱中した。
「あ゛あああっおぉっ、んっひっらめぇっ……これ以上っあ゛っおくっ精液がっもっとおま○この奥にはいっちゃうっ……ひっあ゛っあああああっんっ」
「このまま孕んでしまえよっメス犬なんだろ!」
「ああっ……あ゛っひっんっあっそんな孕むなんてっあっあ゛っあああんっ」
八城から言われる言葉は全て、元の彼女への言葉だと分かっているが、それでも伊吹は自分に言われていると思い込んで、全てを受け入れた。
彼女にできないことでも伊吹は何でも受け入れた。そうすれば八城は無意識ですら伊吹を無視できない。特に酔って潰れた時などは、もう完全にセックス魔神になっている。
「あ゛あああ~っ……ん゛っひっ、いっ、あっあんっふああっああっらめぇえっ……八城のおち○ぽっ、おま〇こよすぎるっ……ああっ頭っおかしくなるっ、んっ、おま○こが……ああんっ気持ちよすぎてだめっあっあああっ」
脳天を突き抜ける快楽というものを伊吹は八城に教えられた。それがくるともうセックスがやめられない。もっと犯して欲しいと自分で腰を振って八城を煽り、更に強く犯されることを願うのだ。
「やああっ……ひっあ゛っあっおま〇こっ……おま〇こへんっ……んっ八城のおち○ぽ硬いっ…硬いのっ中が、おち○ぽがこすれてぅっおま○こゴリゴリされてっ……んっああああぁんっ」
「くっ……おま○こがトロトロだな、さすがメス犬のおま○こだ……」
「ひぁっあ゛っおま○こ気持ちいいっおぉんっ、あっあっあ゛っひっぁあああっ」
まさに四つん這いになって後ろから犯されていれば犬そのものだ。男のくせにメスのように扱われて絶頂をするなら、メス犬という言い方は合っていた。
「んっあああっ……メス犬になっちゃうっ、おま〇こっ奥まで犯されて、メス犬にされちゃううっ…ん゛っひいっ」
「はぁっ……俺のメス犬になるんだろ?」
「ん゛んっなるっ…メスになる……っ、メス犬にしてっ、ずっといやらしい穴にっおっきいのおち○ぽハメてぇっ……あ゛っああああああっ」
「そうだそれでいい、素直に身体を開けよ……」
「あ゛ひっん゛っあああっ、いいっイっ…あ゛っいいっ、奥っ、逞しいおち○ぽのがあたってぅっ、ゴリゴリらめえぇっ、あっんっはああぁんっ」
ゴツゴツと奥を擦りあげられて、伊吹はもう完全に壊れた。いつも八城のペニスに完全に理性を壊される。
「俺のものになるなら、もっと腰を振れ」
「ああああっん゛っあっあっひっイクっ…あ゛ああああっいっちゃうっ」
「奥に種付けして孕ませてやる……っ」
「ひあああんっ精液注がれ続けたら孕んじゃうからっらめぇっあ゛っひっあぁああっ」
孕むという言葉に、伊吹は異様に興奮する。本当に孕むわけではないけれど、それくらいに強い精液をアナルに注ぎ込む行為を、孕ませると言う意味で使っているから、それくらいに八城が興奮していることが窺い知れるのだ。
「絶頂しながら種付けしたら孕むだろうな。この淫らで男を誘う身体ならな。ほら、孕め、孕めっ」
「ひっイっあ゛っん゛っあ゛ああっ……ひっあ゛っんっああっ」
「淫らなおま〇こに、俺の子種を全部注いでやるから、俺の味を覚えろっくっ!」
「あ゛っひっいっんんっあひっあへっあんっせいえき、きたっんっ」
八城に奥深くまでペニスを突き入れられて、伊吹は達して、最後は小便を漏らした。
それは段ボールに染みこまずに流れ、地面に滴っていく。絶頂した時に漏らすのは、三回目に犯された時に覚えたことだ。
放尿は開放感が生まれてしまい、伊吹は更に大胆になる。
「あ゛~~~っ……ん゛ひっ、出てっ…あ゛っ、あ゛っ……」
「んっ……はーっ……はーっ……孕め……っ」
「あぁっ……すごいっ…いっぱい……溢れちゃうっ……んあああぁ……」
八城のペニスがやっと抜けると、ゴポリと精液がアナルから溢れ出てしまう。
「あっあっあひっあへぇっ…あっあんっあんっん゛~~…」
「伊吹、トロ顔になっててエロい」
そう言うと八城は伊吹を抱え上げて、向き合ったままで伊吹を壁に押しつけ、立ったままでペニスを挿入した。
「んっあぁんっ…それ、だめっ、あっいっ…ひぁっあ゛っんっふ…」
それは伊吹が好きな体位だ。伊吹は身体が小さいので大きな身体の八城は軽々と伊吹を持ち上げ、そのまま身体を揺さぶって挿入を開始する。
「ん゛ひっ……あっ、あっ、待って、ん゛っああ~~~っ、っあ゛ぉっ…ん゛っあっ、おま○こに、入ってああああっ!」
「ぎゅうぎゅう絡みついてきて、いいな……」
「ひあっあ゛っんっ……だめえぇっ…あ゛っんぁっああぁっ」
そのまま何度も突き上げられて、伊吹は壁に押しつけられて乱暴に挿入をされる。
「あぁああ~~っ……あひっ、おま○こらめっあへぇっ…ん゛っんあっあっあっ…あっあ~……」
「駄目じゃないだろ……? ほら、気持ちいいことしかしない」
「ん゛ぁああっ…あっあっあんっあんっあんっあんっあ゛ああ~~っ……ん゛ひっ、いっい゛っ…んぉあっ、あっあ゛っ…あっなかっ、だめっだめっ、こんなのっ…あぁあんっ」
「さっきの精液が溢れてきて、滑りがよくなってるな……ならもっと擦りあげたら?」
「ひああっ…ん゛っひっいっ…あへぇ、んっああぁん゛あっ…あ゛ああっ、らめっ、い゛っいくっ、い゛っ……!」
「んっ……ああ、搾り取られる……」
絶頂した伊吹の身体に釣られて、八城も射精をさせられる。それらを全て搾り取るように内壁がペニスを締め上げてきて、射精感が長く続く。吐き出せるだけ吐き出してから、ペニスを抜くと、ぽっかり空いた伊吹のアナルから精液が溢れでていく。
それらを掻き出すために、八城は伊吹のアナルに指を突っ込んできた。
「あ゛っあひっあへぇえっ、いくっい゛ぐっ、指マんでっ、おま〇こイっちゃうっ、ひぁっあ゛っいっちゃうっ……! ん゛っあっあ゛ああああぁ~っ!」
「いいよ、イって、イクの見せて」
「イっい゛っ……ふあっあっあっい゛ってぅっ、らめっだめええっ、今はっぐりぐりっ…ひぃあああっ」
前立腺ばかりを擦りあげてやると、伊吹はあっという間に射精をしながら達するも、精液が断続的に吹き出して止まらなくなっている。
「ん゛ぉっあ゛っ……もっむり、い゛ってぅっ……イクの終わらないっ……ひぁあっおま〇こらめえっ…あっあ゛っあっ」
そうした伊吹の足を抱え上げて、片方の肩に乗せると横から立ったままで伊吹を犯した。
「あァああんっ…もっ許してぇっ…おかしくなっちゃうっ…、おま〇こ、馬鹿になっちゃうっ、ひぁっあっあ゛ぅんっ」
「マジたまんね……いつまでも中出しできそう」
「あああっ……おち○ぽっあああぁっ……だめ、おち○ぽは……んっひっあ゛ああっ……だめっ、おま○こにおち○ぽ挿ってっ、んひっ、い゛っ……あっ、ああっ」
「これで終わりだから、しっかりイクの見せて、俺は一回だけど、伊吹は何回だろうね?」
地獄が始まった。
いくら伊吹が絶頂をしても、八城は射精をしない。何度も体勢を変えて突き上げてきて、伊吹はそれにただ絶頂して嬌声を上げるだけになった。
「あ゛っ、おち○ぽ……あっあ゛っ、ん゛っぁああっあ゛ひっ……んっあっあ゛っ」
「はぁっ……イッてるね……やっぱきつすぎ」
「んあっ…ひっ、あへっ…おっ、おま○こにおち○ぽきもちいいっ……る、あんああっ」
内壁は八城の精液が欲しいのでぎゅうぎゅう締め付けているが、それらを耐えて八城は伊吹を絶頂させる。
「お前のおま○こがずっと俺のおち○ぽ吸ってくる……いいよ、たくさん中犯してやるからな」
「あっ、ん゛っあ゛あっあひっあへっぇっ…んっあ゛っあ゛っ、おち○ぽ、らめっああんっあっうああぁんっ」
「気持ちいい? 完全にメス犬おま○こじゃん」
「あ゛ひいいっ、当たってぅ、おま○このだめなとこっ、あ゛ひっらめ、おち○ぽゴリゴリしてぅっん゛ひっあっあんあんあんあんあんっ」
伊吹はまた絶頂する。身体は常に空イキで達してガクガクと震えている。快楽がずっと続いていてイキ地獄を味わっているのだ。
それでも八城はやめてくれず、伊吹は悲鳴のような嬌声を上げ続けた。
「おま〇こ全体でぎゅうぎゅうしてくるから、当てたくなくてもいいところがおち〇ぽに当たっちゃうじゃん」
「ん゛あっあ゛っらめっらめええっい゛っ、あ゛っ、いいっあああんっおち○ぽっあ゛あああぁっ」
最後はまた段ボールの上で仰向けにされて伊吹は犯された。
空が真っ黒で、少し雨が降っている。さらさらした雨だから気がつかなかったが、熱い身体を少しだけ冷やしてくれている。
すっかり身体は雨で濡れているが、夏の夜なら気持ちがいいほどである。
「あ゛ひっい゛っあっんっい゛くっい゛っ、おっおち○ぽいいっああっ」
「おち○ぽならいくらでもあげるよ」
「あ゛~~あ゛うっらめっ、あ゛っ……んっ、あっあぁっおち○ぽでいくっい゛ぐぅっ…あぁあああんっ」
汗なのか雨なのか分からない液体が体中を覆っている。
二人は絡まりながらキスをして、まだ射精をしていない八城は腰を振り続ける。
「あ゛ひぃっ……ん゛っあっあ゛っ……おち〇ぽしゅごいっ、ひっ、あっやああっあっあっあんっあっ」
「十回以上絶頂してんのな、本当に俺のおち〇ぽが好きだな」
「ん゛ああぁっ……すきっ、おち〇ぽすきぃっ、中っ、ハメハメされて、とまんなくなっちゃうっ、あ゛っいい、ひっあっ、おま〇こきもちぃっ、あぁあんっ」
「おま〇こ気持ちいい? 俺のおち〇ぽ好き? もっと言って」
「ひああっすきっ好きっ、八城のおち〇ぽしゅきぃっ……あ゛へぇっ、んっあ゛っおま○このきもちいとこっ、ゴリゴリされてぅ、んっあっあっおま○こ気持ちよくてっんはあっんおち○ぽでおま○こがイクっいっちゃうのっ……んああっん」
「くそっ……これで終わりだっ」
「ひあっあ゛っ激しぃっ、ん゛あっあ゛っあっあひっ、おち○ぽ、いいっ、あ゛っあっあんあんあんっ……あっ、なかっ…ん、いいっ、精液中に出してっ、あっあっあんっ、中に、精液出していいっ……俺のおま〇こでイってっ……おち○ぽから精液出して、中出ししてっあ、あっあっあああああっ」
「中に出すよ。俺の精子受け止めて」
「ああぁんっ…ひあっあ゛っおっ…しゅごいっ、おま○この奥にゴリゴリ当たってぅっ…イっあっあ゛っ、またっイってぅっ…、いっちゃうっ、ひあっらめえっ、こんなにしたらっ、精液中出しされたら、俺ほんとにっ……おま○こされたら孕んじゃう、ん゛っああっ」
そう言われて八城はやっと伊吹の中で射精をした。二十分以上も伊吹だけを絶頂させ続け、自分は射精を我慢して我慢しての一発だったので、長い射精となった。
「んっ……あーすっげ、出る、孕んでっ……あっ、くっ……」
「ん゛あっ……なかっ、でっ、おち○ぽドクドクしてぅっ……あっ、あっ精液っきたっあ゛あああああっ…」
ピューピューッと何度も断続的に精液を中で出しまくられて、伊吹はそれだけでまた絶頂して空イキをした。
「ん゛ああっ……あっ、い゛っ…出てぅっ…なかっ、精液がっあっあああぁぁ――――――っ」

これで終わりだと言ったが、それで終わりではなかった。
「あ゛あぁあっいくっいくっい゛っ……!あ゛っあ゛っんっ……あ゛ああっあ゛っあ゛っうあっあ゛ーっだめっ、おちんぽっいいっあ゛っんっひああっ」
八城の性欲はこんなものではないのか。伊吹すら予想してなかった八城の性欲が強くなっていて、なかなか射精をしないままで勃起状態を長く続けられるようになっていた。
「あ゛ーっ……んっあっい゛っ……あっうぁっあんっあんっあんっあんっあああっ……ひっあっそこっおちんぽっぐりぐりらめぇっ……あ゛っうあっあっあ゛ーっ……」
その八城のペニスに翻弄されて伊吹は散々犯されてしまった。
気持ちがいいので、正直嬉しかったが、最後はもう体力が付いてこなかった。
「あ゛ああああっ! だめっいくっいくっやらっおま○こいっちゃうっ!あ゛っんあっあ゛っあ゛っあっああっ」
倒れ込んでもまだ八城は止まらなくて、気絶してしまった伊吹を黙々と犯した。
「うあああっ……あ゛っあっんぉっあっあんっあぁあんっ……あ゛あああっ……あひっあ゛っうあっあんあんあんあんあんっあ゛ーっ……ああっんっあっあひっあんっあんっあぁんっ」
伊吹は気絶しても夢の中で八城に犯され続ける夢を見たほどだ。

それから散々二時間ほどセックスに興じていたが、両方の体力が切れてその場で寝てしまった。
伊吹はその後、周囲の明るさに目を覚まして、ハッとして起き上がった。
時計を見ると午前五時。周りを見ると段ボールの上で息絶えたように二人で倒れていた。
すぐに伊吹は八城の安全を確認して、八城の服を整えた。ペニスを出しっぱなしで倒れているのを見られたら、たまったもんではない。
すぐに八城を別の場所に移動させてから、散乱した段ボールを片付けた。
幸い精液とかは雨のお陰で洗い流され、近くの下水の水路に消えていた。
その場をあまり確認しないで逃げるようにビルの細道から表通りに出た。大通りまで行かなくても悲惨な格好をしている二人に気付いたタクシーの方が止まってくれた。
「どうしたんだい? 体中ボロボロじゃないか」
タクシーの運転手に言われて、伊吹は笑って言う。
「酒飲んで、ゴミ箱みたいなところで二人で寝ちゃてて。あ、すみません、汚してしまうかも……」
「大丈夫だよ、拭けばいいことだから。それで、何処まで?」
「○○までお願いします。近くまで行ったら道案内します」
そう言ってタクシーですぐさまその場を後にした。
伊吹は自分の自宅に八城を連れ込み、汚れた体中を拭いてやった。八城はぐっすりと寝ていて起きそうもない。というか、実際今までこういうことをしても起きたことは一度としてない。
案の定、お昼頃まで八城は寝込み、やっと起きだした時は部屋を見回してから唸った。

「俺、また?」
「うん、でもちょっと今回は運ぶのにしくじったんで、服は駄目になったから、さっき近くで買ってきたんだけど、入るかなぁ」
伊吹はそう言いながら、用意した服を渡した。
「わ、俺、裸じゃん」
「仕方ないじゃん、雨降ってて、水たまりに填まった上にゴミ箱に突っ込んだんだし」
「マジで? うわー」
「というわけで、先に風呂に入ってね。髪も臭いだろうし」
「分かった……」
さすがに飲み過ぎで伊吹に迷惑をかけるのが五回目ともなると、八城は大人しくそれに従う。
「あのさ」
風呂場に入る前に八城が言う。
「俺、毎回何かやってない? お前に酷いこと」
そう八城が言うので伊吹はキョトンとして答える。
「そりゃ、毎回、俺にゲロ吐いて、元カノの名前を呼びながらまたゲロを吐いたりはしてるけど?」
そう伊吹が答えたら、八城が大きく溜息を吐いて謝った。
「ごめん、本当にごめん」
「いいよ、毎回預かってるのは俺だから」
そう言いながら伊吹はテレビに目をやった。
それで八城は大人しく風呂に入っていく。
「ふう……危ない」
最近、酒に酔って覚えていない八城が、意味深なことを問うようになってきた。さすがに起きているか、記憶が曖昧だが酔っている時のことを思い出せるようになったのか。
酒に強くなってきて、耐性がついたのか。
そろそろ潮時だと思っていたので、伊吹も次からはやめようかなと考え始めていた。
それでも八城が可愛い。好きでどうしようもない。
だからきっとやめられやしないのだ、八城とのセックスは。
次もまたその次も八城の世話を買って出て、八城が襲ってくるのを待つのだ。


八城はそのまま大人しく帰った。
伊吹は優しくご飯まで食べさせてくれて、夕飯まで持たせてくれた。
どうしてそこまでしてくれるのかと聞くと、彼女とのことが可哀想だからと言われる。 何か一本線を引かれているような態度でいられると、本当のことを問えない。
「あれ、夢じゃないよな」
しっかりと覚えている。間違いと思うほど鮮明に。
伊吹を無理矢理犯していること。
夢のように最初こそ感じていたが、最近はリアルだと分かるようになった。例えば夢で怪我した場所を本当に怪我をしていたり、ペニスあたりにキスマークを残されたのを覚えていたので見てみると、本当にあったりと、夢とリアルが重なり合っているのだ。
だから、きっと酒に酔った勢いで伊吹を犯しているのは本当だと思うようになった。
けれど、そうされていたとして伊吹は全くそういう態度を見せず、八城には優しくしてくれる。そのせいで毎回、酔っ払うと期待をするようになった。
夢で抱く伊吹の淫乱さに八城は悩殺されていた。
思い出してオナニーをする日だってあるほど、あの姿が鮮明に思い出せる。
今日だって、ちゃんと覚えている。伊吹とセックスをした。散々犯してしまった。
あの雨の中、二人で盛り上がった。
でも伊吹はそれをなかったことにしてしまう。きっと都合が悪いのだ。八城に犯されているなんて知られることは。
だから、八城は酔っ払うしか方法がなかった。
前後不覚になるほど酔って、伊吹に面倒を見て貰わないと、伊吹とはセックスはできない。
もし知っていると告げたら上手く付き合えるのかもしれないが、伊吹に事情があってそれっきりになるかもしれない。そう考えたら告白はできなかった。
八城はそう思いながら、懐の携帯をいじった。
酔っていたけれど、今回は意識を保っていた。
途中から本当に酒が回ってしまって、覚えてない部分もあるが、襲ったのは自分の意志だ。
携帯を操作してファイルを弄る。
録音ファイルだ。暗いので音声だけしか無理だったので、そのまま音声だけ録音した。
録音をイヤホンをしてから再生する。
「あ゛あ゛゙っほぉ、らめっ、おち○ぽっあ゛っあっあ゛~~っ…」
「ああ……ここがたまらないだろ」
「あ゛あああっ…ああっ八城のおち○ぽで、おま○こイクっひっあ゛っあ゛ああっ!!」
「うっ……締め付けヤバイ……」
「ん゛あぁっ…やめっ、ひぁっ、イっ、止まらなっ…あああっあっあ゛っあああっ」
「はあ、強く締め付けて……おま〇この中のでイクなんてもうメス犬同然だな……っ」
「ん゛あああっやっあ゛っうあっひっ…んんっあああぁあんっ!!」
一時間ほどのファイルが二つ。録音するために録音用にカードを用意したほどだ。
その全てがちょっと離れたところで行われているセックスの様子だ。
しかしそれをすぐに止め、八城は急いで家に帰ってからそれを使ってオナニーをした。
いつもなら一回で済むオナニーを馬鹿みたいにしても、性欲は収まらなかった。
伊吹の声が、嬌声が、全てが八城を煽ってくる。
そして八城は覚悟を決めた。
伊吹が隠そうとするなら、それに付き合おう。でも記憶を保ったままで酔った振りをして伊吹を犯そうと。そうすることでしかきっと伊吹とはセックスができないのだ。
そう思ったのだ。

双方の思惑が絡み合い、二人はその関係を先に進めることがなかなかできなかった。
告白をすれば全て解決をするのだが、浅ましい自分の行為を正当化するためにかなりの遠回りをする羽目になる二人だった。